地球が回っているのなら、地面も回っている筈だ。なぜ地面は回っていないんだ! そう思う方もおられると思う。 ところが、地面はちゃんと、1日1回転しているのである。 あまりにも遅過ぎるために、実感として感じるのは無理。 しかし、確かめる方法はある。 何十メートルもある長い糸におもりをぶら下げ、糸のもう一方の端を固定して、振るだけでいい。 すると、振る方向が少しずつずれて行き、丁度、1日に1回転する。 これは、フーコーという人が考え出したので、フーコーの振り子と呼ばれている。 上の写真は、それを再現したものである。ただし、フーコー自身が作ったものはもっと大きい。 本当は、振り子の振る方向は全く変わっていなくて、地面の方が回っているのだが、 人間も地面と一緒に回っているので、振る方向の方がずれて行くように見えるだけなのだ。 言われてみればどうってことない方法ですが、何もないところから思い付いたのは凄いですねえ (^_^)