例えば、午前7時まではどしゃ降り、午前7時以降は快晴になることが予想される場合、 午前6時から正午までの間の降水確率は何%だろう? つまり、最初の1時間だけどしゃ降りで残りの5時間が快晴の場合、降水確率は何%か? 100%である。 なんで??? 6時間のうち5時間も快晴になることがわかってるのに! これは、降水確率というのは、 6時間の雨量の合計を問題にしているだけで、 いつ降るかや、降る時間の長さは関係ないからである。 それでは、20%とか30%とかいうのは、何の違いを表しているのかというと、 1ミリ以上になる可能性の度合いの違いを表しているだけなのだ。 例えば、30%というのは、30%という予想を 100 回があったとして、 1ミリ以上になる場合が 30 回、ならない場合が 70 回くらいあることを 表しているのである。 私は、つい最近まで、傘のない人が災難に合う度合いだとばかり思ってましたが、 いつ降るかや、降る時間の長さは関係ないとなると、ちょっと違ってましたね。(^_^)