雑学
ビル建設後の屋上のクレーンの降し方
ビルを建設するとき、
クレーンで鉄骨を吊り上げて上に拡張しては、そのクレーン自身をさらに上に上げて行く、
ということを繰り返して建設するが、建設が終わると屋上にクレーンが残る。
そのクレーンは、どうやって降ろしているのだろう?
だいたい、以下のようなやり方で降ろしているらしい。
(1)屋上のクレーンで、ひと周り小さいクレーンの部品を吊り上げて組み立てる。つまり、
親クレーンで、子クレーン(ひと周り小さいクレーン)の部品を吊り上げて組み立てる。
(2)親クレーンを分解して、その部品を子クレーンで吊るして降ろす。
(3)子クレーンで、孫クレーン(ひと周り小さいクレーン)の部品を吊り上げて組み立てる。
(4)子クレーンを分解して、その部品を孫クレーンで吊るして降ろす。
(5)孫クレーンを分解して、その部品はエレベータで降ろす。
何んとまどろっこしいやり方!
屋上のクレーンをエレベータで降ろせるくらい細かく分解すればよさそうだが、
そうしないのは、分解の手間や降ろす回数がもの凄く増えて、かえって手間がかかるからか?
いずれにしても、実際に採られている方法は、上に書いたまどろっこしい方法である。
しかしまあ、まさかとは思ってましたが、
ほんとにそんなまどろっこしいやり方だったんですねえ (^_^)