雑学

コンコルドはタイヤ事故だけ特に多い

2000年の夏、パリでコンコルドが離陸直後に墜落したが、その原因が、
離陸滑走中にタイヤが爆発して燃料タンクを直撃し破壊したことだという話は、よく知られている。
あのときは、コンチネンタル航空機が滑走路に部品を落として行ってそれを踏んだのが主な原因のようだが、
コンコルドが他の機種に比べてやたらにタイヤを酷使していることも原因の一つかもしれないのだ。

過去にあったトラブルの発生箇所を比べると、コンコルドだけがやたらにタイヤ関係に片寄っている。

片寄るのにはちゃんと理由がある。
コンコルドだけ翼が特殊な形をしているが、あれは音速を超えたときに都合がいいように決めた形だ。
あの形だと、もの凄いスピードが出るまで浮けないので、もの凄いスピードで滑走路を走ることになる。
(コンコルドの離陸速度は、確か、ジャンボジェットよりも100km/h以上速い)

それで、タイヤがすぐに焼けてしまうらしいのだ。

あの事故の後、
タイヤが爆発しにくいように、また燃料タンクが簡単には壊われないように、改良したとのことだ。

しかしまあ、あれほどのものなのに、弱点は意外なところにあるんですねえ (^_^)


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