和書 10667111 (108)
INNOCENT (富士美コミックス)
販売元: 富士美出版
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巻末コメントによると、作者5冊目の単行本。10篇中、通常の恋愛物が7本、百合が1本、SFが1本、ファンタジーが1本。中出しは7/10とかなりの高率。表紙の二人が百合で、裏表紙の女の子はファンタジーのヒロイン。カバー折り返しの目次にP115-130の「sympathy」が載っていないのはご愛敬(^^;
Innocent Age 1 (1) (セラフィンコミックス)
販売元: ヒット出版社
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★3の下(シリーズ全2巻の総合評価も★3の下)。
全10話+番外編で描かれた表題作の長編『Innocent Age』の1話〜5話と短編2話の構成な著者の2冊目。
同名タイトルの第3巻も発売されてますが、そちらはこのシリーズとは一切無関係な全然別物の短編集のため、実際は全2巻ですのでご注意くださいませ。
自主独立をモットーとする大山国際高等学校の風紀統制委員会にまつわる学園エロドラマというカタチでスタートするものの、正直、お話は行き当たりばったりで、漫画としての面白みはほとんどありません。
格闘武術研究部vs二つの風紀委員会というアイデアを活かしきれなかった構成が残念です。
キャラの掘り下げ不足と、陵辱でも純愛でもえっちに突入しちゃうとほとんど反応同じなエロシーンと、長編としてのプロットを組んでるとはとても思えない進行のせいで、登場時には魅力的に映るキャラたちをほとんど活かすことができずに2巻で完結するため、物語派の方にはとてもお薦めできません。
後に発表される『黄金色舞台』でもそうですが、長編になるとまったく力を発揮できなくなるタイプの作家様なので、はっきり言ってよほどのファンの方以外にはお薦めしにくいです。短編集の方が断然優れ物ですので、そちらを全部揃えちゃってて、且つベタ惚れ状態の方ならチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
キャラのノリが軽すぎて、感動とかは不足してますが、エロの内容だけは著者のアベレージなコス感覚とフェティシズムに満ち溢れていますので、一応見所にはなっています。
ほか、『かわいい君は暗室のマドンナ』『5番目の魔法書』という短編2編も収録されていますが、著者の短編としてはほとんど最低ランクの出来です。
Innocent Age 2 (2) (セラフィンコミックス)
販売元: ヒット出版社
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★2の上(シリーズ全2巻の総合評価は★3の下)。
全10話+番外編で描かれた表題作の長編『Innocent Age』の完結編にあたる、6話〜10話+番外編と短編2話の構成な著者の3冊目。
同名タイトルの第3巻も発売されてますが、そちらはこのシリーズとは一切無関係な全然別物の短編集のため、実際は全2巻ですのでご注意くださいませ。
まあ今回も1話ごとにとりあえず事件とかありますが、キャラの掘り下げを基本的にきっちりやっていないため、心情描写はその場かぎりの薄味で、ドラマティックがまったく足りません。
さらに売りであるはずのフェティシズムも1巻より薄くなってしまってるので評価は落とさざるを得ませんでした。
1巻が気に入った方でも一応注意してくださいませ。
ドラマがエロを活かしエロがドラマを盛り上げるような展開が長編エロ漫画では理想ですが、ドラマにキャラの掘り下げがついていかないためエロシーンの魅力までが激減してしまうという欠点が浮き彫りになってしまいました。
ラストは漫画チックなさわやかさで幕を閉じますが、この構成で感動しろというにはいささか無理がありすぎます。
ほか、『世界で一番幸福な日々』『サラサラでフリフリ』という短編2編も収録されていますが、1巻に収録されたものよりはちょいマシ程度の出来です。
IROIRO (DOコミックス)
販売元: 東京三世社
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ISANE (富士美コミックス)
販売元: 富士美出版
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ISANE BREAK AWAY (富士美コミックス)
販売元: 富士美出版
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I’m coming (別冊エースファイブコミックス)
販売元: 松文館
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I’m ピーチ (MDコミックス)
販売元: メディアックス
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I・DOLL (セラフィンコミックス)
販売元: ヒット出版社
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★4の下。
全6話で描かれた表題作『I・DOLL』の丸ごと長編な著者の記念すべき20冊目。
ほか、後日談オマケ漫画3頁(うち2頁はカバー内)。
ネクラ青年の『泰朗』はゴミ捨て場に死体のごとく横たわっていた少女型ロボットを拾う。
少女は名を『マリ』と名乗り、泰朗に即えっちをねだる。
路上でいきなりマリを譲れとせがんできたオタク青年によれば、彼女はわずか50体しか造られなかった貧乳型のファーストヴァージョンで、コレクター筋ではとんでもないプレミアだとか。
さて、マリという少女ロボットに対する泰朗の心情をメインテーマに据えて描かれるかに思えた作品の方向性は、その後別キャラたちとロボットの奏でる別物語を見せる形式で進むことになります。
はたして、冒頭2頁のプロローグで描かれた謎の女性こそが、この物語の真の主役だったりするのですが、多分に描き出し前の構想とは方向性が大きく変わってしまったように観えてしまい、ドラマとしての完成度はお世辞にも高レベルとは言えないものになってしまいました。
アイデアが優れていて、一人一人のキャラに魅力があって、その場そその場での個々の想いは充分描かれていて、著者らしさに満ち溢れてはいるものの、長編としての展開構成の著しい半端さが、本来ならそこにあって然るべき感動を平凡なものにしてしまったのが残念至極。
テーマの大中小はきっちり優先順位をつけてプロットをおこして欲しいものです。
思いついたアイデアを切り捨てきれない作家としての欲望が詰め込みすぎの消化不良を引き起こしたような作品。
最終6話で事態を傍観するマリの薄気味悪い笑顔を最大限に活かすための順序立てさえ出来ていれば、希有の名作になっていたであろう、そんな一冊。
描かれなかった事情を脳内で穴埋め変換できる方へなら、是非一読していただきたい夢物語。
I舞ME (TOEN COMICS)
販売元: 桃園書房
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