戻る

前ページ   次ページ

和書 1094378 (5)



きのうの祖国―東欧崩壊 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






きらめく生命(いのち)の海よ
販売元: 潮出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






こころと技術革新 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






こころと技術革新
販売元: 学研

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






こころの時代に―私の精神分析入門 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






こころの王国
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

一気に読み終えた。主人公である女性秘書の語りで物語が進むところがなんとも心地よい。まるで女性秘書にカメラが内在されているかのようで、師弟と恋人、男と女のやりとり、知るはずのない大正モダンの町並みが彼女の語りでとたんに生き生きと動き出していく。約80年も前に生きた菊池寛や古いものを腐らせず、現代に通じる新しいメッセージとして描いているところが新鮮で上手い!(装丁にもいえるかも)
著者の名前からハードな読物を想像して一瞬、気後れしてしまったが、読んで正解!余韻を残す読後感もいい。最近のお買い得な1冊。




このまま滅ぶな、日本
販売元: ダイヤモンド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

櫻井よしこ、あやまてり。

最近、一年半ほどの執筆をまとめ、加筆したのが本書だ。ほかの問題では異論がないが、イラク問題に異議ありである。2003年9月に執筆した、「今、必要な自衛隊派遣の準備」で、バクダッドの国連事務所が攻撃を受けた今こそ自衛隊派遣の準備をすべきだと述べる。櫻井氏の理由は二点ある。一点目は、イスラム原理主義が民主主義そのものを神の敵に位置付けているのであるから、日本は民主主義擁護の立場に立つべきというものだ。二点目は、現状は日米同盟を最優先させることが日本の国益に適うというものだ。

一点目の疑問:民主主義のためなら侵略行為も許容してしまうのだろうか。

二点目の疑問:櫻井氏が指摘してきた道路公団民営化問題や教育問題で、一番の問題点は利己的な利益優先で、理想の喪失だと言ってきた筈だ。官僚、政治家や国民が私利私欲を捨てて日本の国益のために尽くしなさいと論じてきたのではないだろう。国益には理想も含まれると定義しているなら、それは詭弁というものだ。外交は所詮各国の利権のせめぎ合いだとしても、イラク戦争は歴然としたアメリカの侵略行為であり、そこに日本の理想など存在しない。

物事の本質は、私欲だろうと国益だろうと、理念を打ち捨てても豊かになりさえすればそれで良いという戦後日本の体質に問題があり、それに辟易しているからこそ今日の日本の凋落があるのではないのか。何らかの利益になれば良いのなら、官僚が懐を肥やすのも、政治家が既得権に固執するのも、国民が私欲に走るのも認めるべきだ。櫻井氏は、国益に適えばそれですべて良しだったのかという疑念が渦巻いてしまう。

「大儀なき戦争に加担すべきでない」が私の意見だ。
アメリカとの関係が悪化しようとも、歴史的な高所から見て、100年後、200年後の日本人が誇りをもって振り返れる政治決定をすべきだと思う。櫻井よしこ氏は、一番信頼するジャーナリストだったのだが、考えが改まってしまった。




この国の品質
販売元: ビジネス社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 小泉政権が始まるまでも劣化していなかったわけではないが、それ以降はより激しくなり、自分ダケ本意の社会に急速に変貌を遂げている。
 佐野はそれを「読む」力の衰退が原因と説く。   ネット普及で、いきなり情報発信地にさらされることとも。
 確かに日常生活で触れる情報は、10年前に比べて桁違いだが、その真偽を見抜く目を持つ努力を多くの人が怠ったままであったがために、深く考えることを止め、自分に都合のよい情報のみを取り入れ、情緒だけを頼りに物事を決め付ける世論が多数を占める、幼稚な社会になってきた。
 メディアもまた良質な情報を流す努力を怠り、そのような大衆に迎合し、ミスリードし続ける。
 本書には、怒りを蓄積し立ち上がろうすると気持ちを、奮い立たせるエッセイもあるが、あまりにもあからさまな社会の劣化を見せ付けられ、うんざりして気持ちが萎えてしまうものも含まれる。
 しかし、それを私憤でなく公憤に転化させてこそ、佐野の意思を読むことになろう。

 長文のルポのような読み応えには欠ける本書だが、取材源のニオイをかぎ分ける佐野の嗅覚の片鱗が見られるエッセイにも、新発見があった。

 東電OL殺人事件の冤罪被害者、ゴビンダさんの再審請求の行方についても、佐野の文章を待ちたいと思う。




この国を、なぜ、愛せないのか~論戦2006
販売元: ダイヤモンド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

櫻井氏の深い見識と固い信念と、裏打ち情報を求める姿勢には関心します。日本の歴史・文明に彼女なりの誇りを持っていることが、彼女をここまで動かしているのでしょう。

櫻井氏が指摘する、日本の外交戦略の拙さは一考に値します。ロシア、北朝鮮、韓国、中国をはじめとする対アジアと対米外交への提言は、日本人として考えるべき問題だと思いました。意識して考えないと難しいとは思いますが・・世界の中で日本という国をどういう位置付けにしたいのか、日本の外交術を判断する基準を自分の中に持ちたいものです。

ただ、櫻井氏の女系天皇に対する頑な否定には疑問符が付きます。それほどまでに男系天皇制を維持すべきものなのでしょうか?櫻井氏は否定するようですが、伝統は時に作り変えられていくものではないでしょうか。天皇制だけは変わらない、これだけは聖域だという保証などないのでは。

そして、この本が刊行された後、かの「富田メモ」が発見されます。昭和天皇は靖国神社に参拝したくなかったと。靖国神社参拝を強く推奨し、なおかつ天皇を民族意識の拠り所と考える櫻井氏の今後の論陣に注目したいと思います。

さて『論戦2007』を入手しなくては・・・




この社会の歪みについて―自閉する青年、疲弊する大人
販売元: ユビキタスタジオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

野田正彰さんという方を知りませんでした。余り難しい議論も得意ではありません。でも社会はヒステリックになっているような気がするし、正直自分も毎日どうしてこんなに疲れて不安なんだろうと感じています。なんとなく手にした本ですが、私にも分かるような平明な文章でありながら、深く引き込まれる内容でした。通勤の途上で夢中になり、つい乗り過ごしてしまいそうなったほどです。何度でも読み返してみたい本です。出会ってよかった!


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ