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和書 1094378 (13)



兄啄木に背きて―光子流転
販売元: 集英社

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アブノーマル・ラバーズ
販売元: 角川書店

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アブノーマル・ラバーズ (角川文庫)
販売元: 角川書店

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アブノーマル・ラバーズ。略してアブラバ。恐らく心理学的には「異常性愛者」と呼ばれる範疇に属する人々の性生活を、当人達へのインタヴューを中心に構成したルポである。格別、目新しいことが書いてあるわけではない。M男に社会的に成功した人間が多いのは定説である。M男の「私を嬲ってください」という懇願に、同席した編集者が応じ、徐々に編集者がS的傾向をあらわにするところなどがちょっと面白い程度。最後の、佐川一政は、インタヴューそのものというよりも、彼の人肉喰いに対する淡々とした語り口が、その行為の猟奇性に比して妙にアンバランスで面白いと思わせる。鋭い社会心理的洞察は皆無だが、まあ、ルポというのはもともとインタヴューされる側に語らせるものだから、こんなもんでしょ。




阿片王 満州の夜と霧
販売元: 新潮社

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著者の「甘粕正彦乱心の曠野」があまりに素晴らしく、著者の主張と取材の豊富さに共鳴し感動したので、この本を買ったが失望した。ほかの書評にもあるが、肝心の里見より女性関係ばかりにページを割いているいる感じだ。岸信介などんjついてはもっと記述がほしい。また西木正明の「其の逝く処を知らず」も参考文献には出ているが、どれほど参照したか不明だ。私はそちらがおもしろかったし、先日NHKで舗装した「日本軍とアヘン」のほうが分かり易かった。とはいえこの本も作者ならではの部分的な面白さと事実の積み重ねによる具体性は貴重であろう。




阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫 さ 46-8)
販売元: 新潮社

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内容については、著者の思い込みや妄想の部分も感じさせない訳ではないが、
基本的に取材も丹念で信憑性が伺える。

しかし文章がくどい。

ある登場する女性のことを「男装の麗人」と表しているのだが、この表現が何度も
繰り返し登場したり、別の女性に対しても同じ「男装の麗人」と表現する。

派生的なエピソードが出てくると「これについては後で詳しく述べたい」と
何度も同じいい回しで文章を締める。

こういった文章力というか、ボキャブラリーのなさが読み手に負担をかける本である。




阿部定事件―愛と性の果てに (新風舎文庫)
販売元: 新風舎

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今まで猟奇事件として映画、ドラマで何度も取り上げられて来た「阿部定事件」
その裁判のための訊問でのやり取りをまとめたものである。
この本を読むと、阿部定という女性はよく言われるような特別な性癖や考えをもっていたわけではなく、なんとなく生きてきて最後にこのような事件を起こした女性のように思われる。
訊問の中での彼女の淡々とした語り口がドラマ以上のリアリティを持って迫ってくる。

読後に「今の世の中で発生する事件のほうがよほど・・・」と思わせる本である。




アホかもしれない日本人
販売元: 廣済堂出版

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公務員、医療機関、教育関係者らの不祥事が相次いで発覚し、どこか狂っていると思わざるを得ないいまの日本。
この現状に8人の論客がメスを入れる。評論家の金美齢氏は日本の親たちが子供から「困難」を取り除こうとしていることに警鐘を鳴らす。
物やサービスが満ちあふれた日本で育つ子供たちは、どうしても過保護になってしまう。子供の前に越えるべきハードルを置くのが親の愛である。
「人間は走ってハードルを跳び越えることで足腰が強くなる。そういう強さを培わずして、どうして目標に到達するのか。」
子供に困難を乗り越える力を与えるのは、親の義務である。




甘粕正彦乱心の曠野
販売元: 新潮社

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満州の現場を知っている人がいまどれほど残っていることだろう。生き証人を探すにしても最後のタイミングに差し掛かっている。その意味で、このタイミングで広く証言を探しつくりあげた大作だ。
しかしながら、この著者の信条なのか性質なのか、証言に対して憶測を加えたり、まったく事実と関係ない情報あるいは嘘の情報(断りを入れているものの)を織り交ぜて読者に自分の憶測を織り込もうとする手法には不誠実さを感じざるを得ない。
これは東電OLにもみられたもので、せっかくの著作への信頼性を自ら毀損している。




馬に魅せられた女たち (Ariadne document)
販売元: アリアドネ企画

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馬に魅せられ、そのまま馬社会へと入って行った女性達のインタビュー構成で出来た本。競馬が無事執り行われるまでの、彼女達の裏方としての丁寧な仕事ぶりが垣間見れる。吉永みち子さんの文章はとても軽快に綴られていて、笑いもありつつ辛いこともある、けれど馬が好きだからの一言で続けられてしまう馬の魅力が女性達の仕事への意欲を掻き立てている。




アルゼンチンまでもぐりたい
販売元: 文藝春秋

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ピアニストという職業ならではというだけではなく、文章の端々から
感じ取れる文才やチャーミングな人柄といった中村紘子さんの多彩な
魅力があふれているエッセイ。
読んでいると何となく「人生って楽しい!」という気分にさせてくれ
ます。
あとがきは女優の檀ふみさん。こちらもなかなか楽しませてくれます。


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