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和書 1094378 (71)



東電OL殺人事件
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

猟奇殺人、多重人格など犯罪心理学的な事に興味があり、新潮45シリーズ等読みあさってきたが、これ程読みにくい、最初から最後まで入り込めず集中力さえ削がれるノンフィクションに出会ったのは初めてです。
とにかく、著者の主観の多さと、無理矢理小説らしくしたいのか、リアリティの無い表現がこれでもか、というほど散りばめられて、内容の割に頁数だけ増えた一冊です。

もしかすると、○○頁位で仕上げると決められて書いたのかと疑ってしまう程。




東電OL症候群
販売元: 新潮社

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前編の殺人事件の著書では、文中に多々出てくる、詩や歌詞や他書の引用文などが多く、それが本編とずれてる気がしました。作者はあくまでも被告人を無罪とした冤罪主観が強く、とても偏った内容だなと思いました。冤罪は多くありますが、やはり被告人が犯人では?という着眼点での推理や内容も入れるべきだと思いました。




東部ニューギニア戦線―棄てられた部隊
販売元: 図書出版社

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洞爺丸はなぜ沈んだか (文春文庫 (248‐4))
販売元: 文芸春秋

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昭和29年9月、5隻の青函連絡船が沈み、千四百名余が亡くなった洞爺丸事件。
これは洞爺丸台風の接近から、転覆事件のてんまつ、関係者のその後までを克明に
綴ったノンフィクションである。

基本的に記述が時系列に沿っており、文章も平易で非常に読みやすい。
読んでいても臨場感があふれ、小説でもないのに一気に読ませる。
それでも重要な点の解説を漏らさず、一級のノンフィクション文学になっていた。

洞爺丸については体験者ではない周辺の関係者の著作もあるが、全体を見渡し、
かつ偏った独断に陥っていない点で、本作がもっとも秀逸と感じる。
すでに半世紀以上が経ったが、依然、国内最大の海難事件である洞爺丸事件の
全容を知ることもできる。貴重な歴史的作品といっても良いのではないだろうか。




遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (人間発掘)
販売元: 文藝春秋

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敗戦から今年は、六十年にあと一年と云う。ゆうに一世代の月日が流れたが、無着成恭の「やまびこ学校」が放った問題は、今も解決されること無く佇み、置かれて居る様に見える。敗戦直後、空腹と何の設備さえない粗末な校舎で、皇国教育のもとに置かれてきた子供達が、無着成恭先生の影響の下に、社会に目を開き、貧しさの原因、因習的な村の現状など、日常の中にある問題を取り上げ、それらの調査やら詩や作文を収めた学級誌ー「きかんしゃ」を作り上げる。その子供たちの戦後40年の歳月を追い、還暦に達しようと云う子供たちの人生を、戦後日本が辿った時間と重ね合わせ綴る、本当に感動的ドキュメンタリーである。

佐野氏がこの本に、相当の精力を注ぎ込まれた事がハッキリと分る力作であった。「旅する巨人」と同様、佐野氏の最も優れた作品であろう。




遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 本書は戦後民主主義教育の金字塔と歌われた『山びこ学校』の関係者を、四十年後に追ったノンフィクションである。

 ただし回顧録的な内容を示すものでなく、広く『山びこ学校』という教育運動を全体的に捉えようとした試みの集積といってよい。大雑把な整理が許されるのならば、本書で示された試み全体は、山形県に位置する一中学校の一クラスで行われた特異な教育運動とその後を検証してみることで、戦後日本がいかなる変化を遂げてきたのかを探るものだといえる。

 これほど壮大な試みをやりきった筆者の野太い姿勢は、極めて大きな危機感から発されている。受験戦争に翻弄され、その精神を疲労させていく小中学生たちの顔を駅前でかいま見ていた著者は、自分の息子が持ってきた卒業文集に、どれもこれも同じ文体、同じ発想の鋳型で貫かれ、まるで、学校という加工工場からベルトコンベアーで運ばれた文章のブロイラーを」見る(429頁)。
 『山びこ学校』に記された赤裸々な作文と比較するにつけ、著者に見えてくるのは「文章のもつ力は、なぜこれほどまでそこなわれてきたのか」(430頁)という現代の教育現場の問題、ひいては現代日本の問題であった。

 本書は、戦後教育の姿が変容していく様子を捉えるものであり、また戦後日本農業の変遷を追うものであり、マスメディアの戦後史とも言えるようなものであり、「学ぶこと=生きること」の意味が変遷していく姿を追うものであり、・・・。数多くの参考文献・多くの人たちへのインタヴューはこれら複雑に入り組んだ巨大な問題をなんとか読み解こうとした姿勢によって成されたものだ。骨太な姿勢は本書の中どこかしこに溢れている。




遠いリング
販売元: 講談社

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刻(とき)のしずく―続・林住期ノート
販売元: 世界文化社

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朱鷺の遺言
販売元: 中央公論社

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チョコエッグ第1弾003であり、特別天然記念物であり、現在野生の日本には生息しないもの。

といっても、オレが物心ついたときには既に保護センターに飼育されているものしかいなかったのだった。イロイロ考えてしまうことは多いのだが、これほど大きくて美しい鳥があそこまで数を減らしてしまうまで、何の対策もとられなかったというのはなぜなのだろう。そりゃ、みんなそれが自分の仕事だなんて考えなかったからなんだろう。どの程度まで普通に、過去の日本の世界にこの鳥は存在していたのか。アメリカのリョコウバトもあれほど大量にいたのに絶滅してしまったわけで、大部分の人にとって動物たちが絶滅しようが何だろうがどうでもいいことなのだろうか。だから、それが自分の仕事だなんて誰も考えなかっただけの話なんだろう。オレだって、それが自分の仕事だとは思わないだろうし、まさか動物の絶滅がそれほど近くに当たり前のように存在している出来事だなんて、考えるはずもないのだろう。

だからこそ、こんな人がいたと知るだけでもこの本を読む価値はあるのだ。朱鷺の美しい姿を見れば生存させていきたいと願うのは全く自然なことだが、実際にこれだけのことをするのは並大抵のことではないのだから。




床山と横綱―支度部屋での大相撲五十年
販売元: 新潮社

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