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和書 1094378 (81)



バブルと寝た女たち
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

バブルなんて懐かしい時代もあったものである。
とはいっても今も東京の六本木あたりにいると同じ層の人は
色々と見受けられるような気もする。
ある意味一時代を論じながらも全ての時代に通ずる
男女の悲哀を説いた本なのかも知れない。




バンコクの妻と娘 (文春文庫 (269‐2))
販売元: 文芸春秋

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若くしてなくなられた著者の作品のなかでは、私はこれが一番のお気に入りです。何がお気に入りかというと、出張と執筆の多い仕事をこなしながら、東京に置いてきた娘ユンのことを親として温かくかつ厳しく見守っていることです。ユンは結局、東京のリセでは道をみつけられなくて著者のいるバンコクに合流しますが、そうなる過程で、著者と東京リセの校長との手紙によるやりとりが白眉。校長もユンをよくみており、この子どもの今後を、将来を推し量る思い溢れる手紙に、読者として思わず涙しました。それが★5つにした理由でもあります。最初は、私自身が独身で近隣諸国で仕事をしていた時でした。著者をお見かけしたこともあります。東南アジア諸国の生活事情も良くわかっていただけに多少のひいきもあったかなと思います。ただ、子どもの親となった今、日本で再読してまた涙しました。著者の筆力にもよるのでしょうが、それだけではない他国間にわたる仕事をしているもの同士(著者とリセの校長や教員)の真剣な向かい合いに強く心を打たれます。この著者の娘さんや奥さんのことをいろいろと言われる方もおられますが、私には著者が両者に示した愛溢れる姿に感動を覚えます。著者やこのリセの校長のような姿勢が、日本の教育陣に少しでもあれば、ここまで日本の教育もおかしくなることは無かったのでしょうか。そんな思いを込めて、連作の中では一番のおすすめでしょう。




バーボン・ストリート
販売元: 新潮社

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こういった文章というのは書き手の人としての魅力が大きく反映されるものだと思う。沢木さんがとりとめもなく話すのを、講演会という形でだが一度だけ聞いたことがある。沢木さんは旅に出ると必ずおもしろい目に遭うというようなことを話されていた。たぶんそれは同じ時間同じ場所にいても必ずしも味わえる体験ではないだろう。沢木さんという一人の興味深い?魅力的な人間の存在が手繰り寄せる経験である。日々起こることに対する感受性が高い人でもありそうだ。
女性であっても「死んじまってうれしいぜ」にはひどくロマンを感じる。
男性ってあんまり恋愛にロマンを感じないのでしょうかね?と思わないでもないけれど、そういう違いをこれっぽっちの反感もなく読めるのはとてもうれしい。人間同じ一生生きるなら、物事に敏感に、こんな風に生きてみるのも素敵だなぁ。





パリへ行った妻と娘
販売元: 文芸春秋

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 ベトナム人妻の連れ子であった娘が、パリの男性と婚約し、妻は無断でパリにマンションを買ってしまう。

 ベトナムの旧宗主国であったフランスには、内戦で多くのベトナム難民が生活し、そこには妻の元夫や元恋人たちも生活している。

 国を亡くした妻や娘、そしてパリに集う難民たち。インドシナをよく知る著者だからこそ、彼の視点にたったパリには多くの物語があり、読み物としておもしろい。

 今この本を読む読者は、彼がもうすぐ短い人生に幕を閉じることを知っている。そんなことを脳裏にかすめながら読むと、なおさら考え深くなった本だ。




パリへ行った妻と娘 (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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 ベトナム人妻の連れ子であった娘が、パリの男性と婚約し、妻は無断でパリにマンションを買ってしまう。

 ベトナムの旧宗主国であったフランスには、内戦で多くのベトナム難民が生活し、そこには妻の元夫や元恋人たちも生活している。

 国を亡くした妻や娘、そしてパリに集う難民たち。インドシナをよく知る著者だからこそ、彼の視点にたったパリには多くの物語があり、読み物としておもしろい。

 今この本を読む読者は、彼がもうすぐ短い人生に幕を閉じることを知っている。そんなことを脳裏にかすめながら読むと、なおさら考え深くなった本だ。




パンツの面目ふんどしの沽券
販売元: 筑摩書房

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パンツやふんどしの歴史や地域での扱われ方の違いから、文化や感じ方の違いが見えてくる!
友達同士で、お風呂のタオルの使い方や歯磨き粉の使い方など…
話してみたことはありませんか?私は、同じ日本人同士でも意外と違っていて面白かった
と記憶しています。そんな何気なくて、でも普段は見られない下着事情を覗き見ることが出来ます。
しかも自分が常識だと思っていたことに、たいして歴史がなかったり、よく調べてみると
違った理由や利用方法があるのに、自分の行為だけを当然!!と思っていたことに気付かされます。
自分と違った何かに出会ったとき。とっさに否定してしまうことがあるけれど、
じっくり見つめて、しっかり聞いてみると文化や気候、歴史の違いを楽しむことができるんだ!
私にとって、好奇心という言葉をまた一つ豊かにしてくれた一冊でした。




陽はまた昇る―映像メディアの世紀 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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私の父は、日本ビクターです。小学6年の頃でしたでしょうか?
いち早くビデオが我が家にやってきました。
その時父は「ソニーとの戦いだ。」と言いました。
なぜ、ビデオの機械が2種類あるのか、父に聞いた記憶があります。
忘れましたが。
そして、「ソニーに勝った」と。

プロジェクトエックス でその内幕を知りました。父は、もちろん映画「陽はまた昇る」を観に行きました。

そして「癌で死んじゃったんだよね。」と、ぽつり。

ビクターの救世主は、天国に居ます。




光の教会―安藤忠雄の現場
販売元: 建築資料研究社

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世界的な建築家、安藤忠雄さんの仕事ぶり、人となりが強く伝わってくる物語でした。大阪府茨木市にある茨木春日丘教会が完成してゆく工程を追いかけています。まずもって、この教会は破格の低予算での注文でした。ところが、安藤氏は、興味が湧いたようで、注文を受けてしまいます。この儲からない工事の引き受け手を見つけることからスタートしました。安藤氏は盟友の建設会社社長に依頼します。安藤氏は、施主を選ぶそうです。教会側は、安藤氏でなくてもよかったようですが、安藤氏がこの教会建築に何かを感じたようです。当時、バブル全盛で、現場の職人が集まりません。建築資材も高騰、その中でとことんまで芸術性にこだわりぬく安藤氏とその天才振りを信じて採算の合わない工事でも誠実に進めてゆく建設会社社長。光の教会を発想したと思われる様々なエピソードや登場人物のバックグラウンドも書き加えられており、建築現場の臨場感とものづくりへにこだわりぬく人たちの熱情が感じられました。そして、この光の教会は、安藤建築事務所や教会の人たち、建設工事に携わった人たちによって何年にも渡って手を加えられてゆきます。安藤建築に終わりはなく、その建築物を使う人たちが使い続けることによってさらに輝きをましてゆくのです。建築の醍醐味を味わえる良書だと思います。




光ほのかなれども―二葉保育園と徳永恕 (1980年)
販売元: 朝日新聞社

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引き裂かれた人生 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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