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和書 1162632 (20)



魚と伝説
販売元: 新潮社

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 1964年に出た単行本の文庫化。なかなか息の長い本のようで感心する。
 著者は生物学者。それが、なにやら思い立って魚にまつわる伝説を集め始めたらしい。アユ、ウナギ、ナマズ、タイ、クジラ、真珠など、多くの話が載せられている。江戸から昭和初期にかけての無数の書物を読み漁り、収集に専念したらしい。
 興味深い話ばかりで、とても楽しく読むことが出来た。
 ただ、生物学者の視点から、それぞれの伝説を読み解こうとする態度はいただけない。興醒めだし、牽強付会も目に付く。
 老学者が趣味で書いた本という雰囲気が強い。




魚座 GuardianAngel星のダイアリー
販売元: 角川書店

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雨月物語 下  講談社学術文庫 488
販売元: 講談社

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原文付きで訳注も付いている講談社学術文庫の古典は、類書の中でも目を見張るものがある。
本書は我が国屈指の怪異小説「雨月物語」の3話を収録している。

邪心=蛇身の構造をしている「蛇性の婬」は雨月の中でも最高傑作である。

人肉を喰らうようになった破戒僧を描く「青頭巾」は上田秋成の小説全般に繋がる心性を持っている。

「貧富論」は石燕の「画図百鬼夜行」に出る金霊の話。

個人的にお勧めな話は、日常と非日常、高尚と俗悪という相反する性質を持った破戒僧を描く、幻想的な悲哀を感じる「青頭巾」である。

簡潔で、蒼古の情趣のある雨月物語は泉鏡花が最も愛読していた書だという。

訳も上手で、分かりやすい講談社学術文庫の雨月物語は、最も良い雨月物語であろう。




雨月物語
販売元: 角川書店

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兎の眼 (フォア文庫 C 55)
販売元: フォア文庫の会

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「嫌いになったんじゃない、生き方が違ってしまっただけ」
とすれ違う夫に対してむなしく語りかけていたのが印象的。
とてもいい本だった。




失われた古代大陸
販売元: 新潮社

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埋み火 下―近松門左衛門  文春文庫 224-2
販売元: 文藝春秋

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歌麿さま参る
販売元: 角川書店

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宇宙からきたかんづめ (フォア文庫 B)
販売元: フォア文庫の会

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宇宙の放浪者
販売元: 角川書店

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