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和書 1162668 (392)



きれいな絵なんかなかった―こどもの日々、戦争の日々 (ポプラ・ウイング・ブックス)
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

なにぶん、5歳の時の思い出話である。
わが身を振り返ってみても、近所のガキどもと缶ケリをした程度のことしか思い出せない。
しかし、三島由紀夫『仮面の告白』では無いが、作家は生れた時から作家なのだろう。
ポキポキした短い訳文は最初は説明的すぎるように感じるが、
それが慎重に正確さを確認しながら大きな物語を前に進めている力技であるのだと
気が付くには時間はかからない。それを感じ取れれば、5歳の視線に一気に引き込まれる。
思い出話であるから、ヒマワリの種を食べるときの感触や、修道女の裸を見た驚きなど、
ナチスやユダヤとは関係の無い話も語られ、しかもそれが、
ナチスから逃げる危機一髪の行為と同等の価値観のように語られる。
その、どこまでもフラットな視線こそが5歳の作家しか持ち得ない特権性なのであろう。
この手法によって、陰惨なシーンよりも、「でも、どこからも音はきこえてこなかった。
人もいなかった。ユダヤも。ナチスも。だれも。」といった静謐なシーンにこそ怖さが演出される。
特に秀逸なのは、一緒に逃げ回った「ばあや」の描き方だ。
当初はユダヤ人に雇われていながらユダヤ人を嫌う敵役のように描かれているが、
幼い主人公姉弟を気丈にかくまいながら逃亡するうちに、読者は彼女に好意を持ち始める。
しかし、ばあやが変わったわけではない。著者が、ばあやをきちんと見てきた結果なのだ。
つまり、この5歳児の物語は、成長物語でもある。
人を見る目を養うということが、成長するということなのだ。
そして読み終えたとき、読者は自分と世界と歴史の「成長」物語を前に進める気持ちを持つのだ。




きを つけてね (こうつう あんぜん えほん)
販売元: アリス館

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きんいろの こびとと ぎんいろの こびと (ひさかたメルヘン (49))
販売元: ひさかたチャイルド

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きんいろのうま
販売元: 国土社

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きんいろのはね
販売元: 文芸社

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前作「しあわせのはね」はモノクロだったけれど、こちらはカラーです。しかもはねいぬの羽は金色です。

郵便配達のおじいさんがめぐり合った羽の生えた子犬。おじいさんとおばあさんに大切にされ、はねいぬは郵便を配達する仕事のお手伝いをします。その途中で目にした病気のお父さんと子供。はねいぬはその背中にふたりを乗せて病院へと運びます。

羽をむしられてボロボロになったはねいぬが、力いっぱい鐘を鳴らすラストシーンは目に焼きつくようです。なんてステキな絵本なのでしょう。本棚の片隅にそっと置いておき、ときどき眺めることで心が洗われていく、そんな一冊です。大切な人へのプレゼントにもお勧めです。




きんいろの木 (わくわくライブラリー)
販売元: 講談社

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きんえん山―童話絵本
販売元: ぱすてる書房

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きんぎょのおまつり
販売元: フレーベル館

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夏祭りの前に買って、まいにちまいにちせがまれて読んでいるうちに1歳の息子もおぼえてしまい、「アイヨ!」「ヨウヨウ、シロクン」など、金魚のアカさんのせりふのパートを得意になって担当しています。 真冬になった今も「どーん、どん、どんからかった」と太鼓をたたくまねをしながら踊っています。

縁日の屋台の絵柄と懐かしい風合いの色がマッチしていて、親子ともに楽しめる本です。ほかに「きんぎょのおつかい」や「きんぎょのかいすいよく」などのシリーズも出ているようです。




きんさんぎんさん百年の物語―日本一長生きのふたごおばあちゃん! (ドキュメンタル童話シリーズ)
販売元: ハート出版

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きんたろう 世界名作ファンタジー〈58〉
販売元: ポプラ社

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