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和書 12610961 (198)



わたしは真悟 (Volume1) (小学館文庫)
販売元: 小学館

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

一生持っていたい・読み続けたいと思う本は
そんなに沢山ない中で、
これは本当に一生手元において読み続けたい本です。
楳図かずおさんの作品の中で一番好きです。
最初に読んだ時の衝撃に加え、
さらに二度三度と読む度に新しく気づくことがあります。
神がかった絵(特に子供たちの顔のアップ)も
とても素晴しく、もう漫画とは思えません。
なんだか本当に浄化された神聖な顔してる・・・。
愛に向かって怒涛のスピードで駆け抜ける
こんな漫画を描くことの出来る人はやっぱり天才だと思います。





わたしは真悟 (Volume2) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 相変わらず、強烈な表現力で強烈な物語を描く、うめず先生のパワーは凄い。青年誌連載時に全く読んでなかったので、全巻まとめて買って読んで見ました。物語は、ある少年(さとる)と少女(まりん)の「純愛」を軸に展開していき、二人のとんでもない儀式の「結婚」によって、二人のデータを入力していた工場の作業ロボットに《意識》が生れてしまう。《意識》を持った作業ロボットは、「真吾」と名乗り、(両親)である二人を慕って行動し始める・・・。

 生命とコンピュ-ター(人口知能)といった現代的なテーマに、作者の誇大妄想的(妄想癖?)ともいえる、恐怖とサスペンスを絡めた驚愕のうめずワールド!。ギョエー!!。引き込まれるように、一気に全巻読んでしまい、読後は重厚な哲学書でも読み終えたような気分です・・・。(ちょっと疲れた)

 しかし、一抹の後味の悪さも残る作品でもある。例えば、作者がかつて少年誌に連載した「漂流教室」のようなすっきりとまとまった物語ではない。前半の二人が東京タワーのアンテナの上から、救助のヘリコプターに飛び移るあたりまでの筋立てや展開は見事だが、後半イギリスに渡った後のまりんの話は、ずいぶんと荒唐無稽で壮大な悪夢のような話になってしまい(それだけに迫力に充ちてはいるが・・・)、ここらへんは、うめず先生のエンターテイメント性が、暴走しすぎた感じだ。その他にも話のつじつまが合わない部分がかなりあるのが気になる。

 おもしろい作品だし意欲作だが、うめず先生の力量からしたらこのくらいは、当たり前だと思う。ホラーに徹した作品を描くこともあるが、話の底にある、やさしいヒューマニズムがこの特異な天才を天才たらしめていることを忘れてはいけない。




わたしは真悟 (Volume3) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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これぞ梅図ワールド!
読んでいてわくわくしてしょうがありません。
また、どこか暖かい作品でした。




わたしは真悟 (Volume4) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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主人公の悟は小学生である。彼の父親が働く工場に一台の工業用ロボットが入った。悟はある時別の小学校の生徒である真鈴と知り合い、互いに惹かれあう。二人は、悟の父親の工場に潜り込み、ロボットをいじるようになった。そして普通の工業用ロボットに何かが芽生え始める。それは次第に膨れ上がり、ロボットを機械とは異なった存在へと変貌させていく。悟と真鈴の絶望的な愛は大人たちの意思で引き裂かれ、そして心を持ったロボットは悟から託された言葉を持って工場を飛び出した。

この作品はロボットが心を持ったとしたらという主題で描かれた作品である。古くは『鉄腕アトム』などで扱われている主題だが、ここでは心を持ったロボットが、自我に目覚め、目的を持ちそして様々な心の動きを自覚する流れが、時に直接的に、時に抽象的に描かれており、単なる心を持った機械が活躍するという話ではない。言ってみれば心の発露から育ち、作られていく流れを描いているのだろう。

また作風も独特で、前半のハイテンションなギャグが後半になるとなりを潜め、暗くどんよりとした雰囲気に変貌する。その格差に戸惑いながらも、物語にどんどん引き込まれていく。心を持つということは人間になることではない。ロボットにはロボットとしての心が存在する。そういうことなのだろうか。

単なるSFでは満足できない人、心の存在に興味がある人はご一読あれ。




わたしは真悟 (Volume5) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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わたしは真悟 (Volume6) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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わたしは真悟 (Volume7) (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 3巻辺りまでは遅遅と進むストーリーに多少イライラしながらも、大作の予感を感じ期待満々で読み進めたものの、巻が進むに連れ「何だこれは!?一体何の話なんだ!」って筋が行き当たりバッタリで、なんか訳解んなくなってきた。初回からずっと続いていた幻想的且つ芸術的扉絵も、この巻ではついにストーリー上の一場面になってしまったし、謎の三人組や秘密兵器の正体、まりんの行方なども結局不明のまま。なんか夢みたいな話だった。
 第1巻の呉智英によるあとがきにある「楳図かずおの最高傑作」って評は全くのウソだね、やっぱ『漂流教室』や『猫目小僧』の方が数段ハラハラさせられた。
 勿論、楳図の絵は芸術的に上手い。それを味わうべき作品なのかもしれない。




わらってクイーンベル (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

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 表題作と「氷雨」「女性志願」。
母親の不幸により、身内をなくした主人公は7歳で全寮制のお堅い学校。
ところが、ある日「お父様の不幸」の手紙が届きます。
身寄りのないはずの主人公を、大きなお屋敷が待ち構えています。
お屋敷には厳格なお祖母様、異母兄弟、従姉妹たち。複雑な環境で色々な人間関係が描かれます。
 有閑倶楽部の美童くんの原型のような男の子が出てきます。
 
 「氷雨」
ずっと憧れていた先生。けれど、先生はどこか遠い目をしている。
優しい言葉をかけられ、嬉しく思うけれど何か違和感があった。

 「女性志願」
背が高くて乱暴で、そばかすがあって太い眉。おまけに弟は女の子顔負けの可愛らしさ。
コンプレックスが後押しして、益々女の子らしく出来ない主人公。
好きになった男の子の周りには、可愛らしく着飾った女の子ばかり。どんどん落ち込む彼女を、最後は素敵な出来事が待っています。




愛を聴かせて (白泉社花丸文庫)
販売元: 白泉社

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愛があればいーのだ (集英社文庫―コミック版 (い40-14))
販売元: 集英社

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かなりボリュームある一冊なので読みごたえあります!!
テレビ局ADの由輝と、高校の同級生だった女優の美津子が再会するが…
って大まかにはそんなストーリーです。
いくえみさんワールド全開。面白い。


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