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和書 12610961 (251)



鉄の旋律―The best 3 stories by Osamu Tezuka (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

友人の裏切りにより両腕を失った主人公は
己の意のままに操ることができる義手を手に入れて、
復讐の狂気へとのめり込んでいく。

その狂気はやがて義手に乗り移り、
主人公の意思に関わらず、彼の復讐心、
狂気そのものとなっていく。
その矛先はやがて、
悲劇的な結末から己を憎む主人公自身にも向かう

人が誰しも持つ憎しみという負の感情
それが自分自身をも破滅に導くことを
端的に表した作品です。

だから善人になりましょうというのではなく、
人は自己破滅的な部分をどこかに内在している存在
なのだということを表現していると考えます。

そういう意味でブッタとは対照的な作品でした。




天まであがれ! (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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土方歳三「何故、退却する必要がある?我々は勝っている」
幕府軍の名無しさん「勝っているのは新撰組だけです!」
通りすがりの名無しさん「幕府はもうだめぽ」
新撰組ものですぞ、局長!
新撰組ものは手塚治虫も望月三起也も和田慎二も描いているが、
私はこの漫画がもっとも新撰組の魅力の表現に成功していると思う。
官軍に寝返れば新撰組のメンバーは明治政府に連なることもありえただろう。
だが、男が一度味方になると決心したのだから、
幕府が時代遅れの悪になり、弱兵の集団に成り下がっても、
最後まで幕府の味方をして戦い続けた新撰組はデラかっちょええよな。
本書は沖田総司が主人公だが、
歳さまの洋装も拝めます。歳さまサイコー、ハァハァハァ…。





天まであがれ! (2) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

出だしから死の影が濃厚にのしかかってくる2巻。
沖田総司に突然降りかかる死病と、粛清による芹沢鴨の急逝がうまい対比で描かれています。

死への恐怖を払拭するかのように、土方歳三の信頼をひたすら受け止めて報い、恋した少女にも想い遂げることなくそっと見守ってゆこうとする総司。その姿が流麗な独白で切々と語られ、読み手の心に強く響きます。

大変美しく印象的な独白が多いのですが、決して飾り立てた熟語を遣っているわけではなく、作者が心の底から主役の総司にシンクロして湧き上がった詞なのでしょう。平易で優しく、情感に包み込まれるような画面に仕上がっていて、漫画ならではの簡潔かつインパクトの強い表現が見事です。

同時に、強くあろうと必死に我が身を奮い立たせる総司が、!それでも度々心弱さに押し潰されそうになって思い悩み、苦しむ様も、細やかに描かれています。
それが最後の最後で我慢しきれなくなって、とうとう土方さんにおもいきり我儘をぶつけてしまうところは、やられた!という感じ。溢れ出すリアルな感情に、自分が取り縋られたような気さえしました。

そんな中で迎える終焉に待っていた救いが、たまりません。

作中誰よりも苦悩を抱えていたはずの総司が、それでも「しあわせだった」と胸の内で呟くと、その詞が魔法をくれたかのように、遂げられなかった恋が報われるのです。

総司やその他多くの想いに触れた人々が、様々な決意を抱いて締めくくられるラストは感動的。




天使のセレナーデ (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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天使のセレナーデ (2) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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時計仕掛けのりんご―The best 5 stories by Osamu Tezuka (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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長野らしい。
信州人としてはかなり、読み方が変わってくる。
四方を山に囲まれた陸の孤島において、交通を遮断し、情報を操作することによる大規模な計画が行われようとしていた。
それに気づいた一人の男がいた。彼はこの町の人達を救えるのか?




トラジマのミーめ (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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睫の長い美女が出るSF漫画を描かれる松本零士氏が、
少女漫画雑誌に書いた作品。
トラネコの「ミーくん」と彼女(または彼)を拾った
飼い主の「あつ子ちゃん一家」の日常物語。
前半は雌猫のミーくんとの別れから、彼女との思い出を語り、
後半は雄猫のミーくんの恋と別れを描いております。
(ミーくんは松本氏の飼い猫がモデルになっており、
「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」
「キャプテンハーロック」においてもミーくんを登場させています)

とにかく話の結末が切ないです。
昭和の後期、まだペット持ち込み可の物件が少なかった時代。
野良猫は餌を探すのに必死になって生き、
飼い猫は引っ越しの際に捨てられてしまう運命を背負いながらも、
強く生きていた頃のお話です。

「ほのぼの」さと「しみじみ」さ、そして後ろ髪引かれる読後感。
昭和の時代に置いてのペットと人間の事情がかいま見える作品です。




ドカベン (プロ野球編14) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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1999年のオールスターは、岩鬼と微笑のホームラン競争で先攻・後攻を決めることになる。ともに連続ホームランでサドンデスに突入するが・・・
そして、試合では、里中のスカイフォークと松井・微笑が対決する。

1999年のシーズンもいよいよ大詰め。優勝の行方は、ダイエー対西武の勝者になる。小次郎対知三郎の兄弟対決となったこの試合は、山田のホームランで西武一点リードの9回裏2死でバッターは岩鬼。




ドカベン (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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全国にその名を広く知られた山田太郎が「ドカベン」に登場したときは、
まだ中学生。鷹丘中に転校してきて、わびすけ、岩鬼らと共に柔道に励む
が、とても中学生とは思えない、人格者、大人物であり、足腰の据わり方も
只者ではない。そこから本来の野球に戻り、更に本領を発揮していくが、
山田太郎にほれ込み、終生のライバルと見込んだ少年達が柔道から転向
してでも、山田太郎に挑戦してくるのだ!山田太郎がいなければ、岩鬼が
柔道をすることも、野球をすることもなかったはずだ。

また、岩鬼、殿馬、里中をはじめとしたチームメイト、そして神奈川県、
甲子園でのライバル、徳川さん、土井垣さんら明訓を率いる監督まで、
キャラクターが際立っている。

各巻の巻末にプロ野球選手らの「ドカベン」への熱い思いが綴られているが、
皆が、魔球などの非現実的なものではなく、自分達の野球の物語として、
すんなり入り込むことができ、自分のプレイのお手本にした、と口を揃え
ている。つまり、これは本物の高校球児の物語だということだ。是非、多くの
人に読んでもらいたい作品である。




ドカベン (10) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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