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和書 12610961 (268)



マーズ (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

僕と同世代の男の子、そして女の子に絶大な支持を受けたアニメ、
「六神合体ゴッドマーズ」。僕はアホなガキだったので、
ドラマ部分は退屈でボーッと観ていて、ロボットが出てくると
脳が目覚めてワーワー騒いで観たものです。
またドラマになるとボーッ。合体するとワーッ。
僕にとって「ゴッドマーズ」は「ボー」と「ワー」のアニメでした。

その原作が、この「マーズ」です。シンプルなタイトルです。
「六神合体 ゴッド」とタイトルをつけ足したくなる気持ちがよく分かりますね。
そして、内容が、マンガとアニメでは全然違います。
見分け方があるので覚えておいてください。

■六神が仲間なのが「ゴッドマーズ」。
■六神が襲ってくるのが「マーズ」。

次に襲ってくる神体はどんなデザインなのか。それがワクワク心を
常に揺さぶり続けます。そして、横山先生のデザインが素晴らしすぎます。
プリプリしていて、かわいくて、強そうで、シンプルで、美しいのです。 そして、その神体達が、実に淡々と事務作業のように壊されていきます。
「三国志」でも、関羽が死のうが劉備が死のうが盛り上げない、しかし
面白い、という抜群の腕をお持ちの横山先生です。
「次はどうなるの」の期待は、持続し続けます。

少年漫画はこうあるべき、という教科書のような傑作です。
「ゴッドマーズ」の後、「マーズ」が原作に忠実にアニメ化されたそうですが、
友人に訊いたところ、「あまり忠実ではなかった」そうで、
私はまだ観ていません。




マーズ (2) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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マーズ (3) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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最初はバビル2世と同じ原作者であるという理由だけで手に取ったのですが、たちまち独特の作品世界に引きずり込まれて
しまいました。

絶妙な設定により、戦いを避ける事も敗北も許されない主人公マーズが戦いの連続の末に見たものは何か?
(あの結末を予想できる人は、そうそういない筈です。)

是非、あなた自身の目で確認してみて下さい。




メタモルフォシス伝 (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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超名門高に不思議な転校生が来て、受験一色の生徒に変化(メタモルフォシス)をもたらすという話で、山岸涼子としては異色の作品。ありがちなストーリーに見えるかもしれないが、そこは山岸涼子で、受験生の心理を巧みに描き、他の「転校生」ものとは一線を画している。なにより、話が面白いし、こんなこともあったなと、自分が高校時代に戻ったような気持ちにさせる作品です。私の山岸涼子のフェイヴァリット作品の一つ。




モザイク・ラセン (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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 望都さまのオリジナルSFというものの高みを目指して・・・と考えるならば、この作品は、習作的な過渡期の要素が強いと思います。ですから、「銀の三角」に見られるような華麗壮麗な異世界、時空と生命が音楽と渾然一体になって響き渡るような、ぴんと張り詰めた美しさがありません。「らせん」という遺伝子操作をイメージする装置が異世界への出入り口と重なって、悪意のごとく噴出するイメージを人物化、戯画化して物語が展開されます。それぞれの人物像の肉付けも弱いです。
 また、バレーやダンサーの世界を描いた一連の作品の描線に近いものがありますが、どちらかと言うと初期の作品群を思わせるやわらかめ骨太な感じの絵柄で、ストーリー展開と共に、繊細さを好む人には苦手な雰囲気かもしれません。
 ストーリーの完成度としても、後の作品に比べるとややひねりが少なく、他の作品、続編等につながる計算された整合性のようなものが無くて、思いつきで広がっていった感が強いので、星4つにしておきました。




柳生秘帖・風の抄 (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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 ’92年に単行本として発売された作品の文庫版。初出はヤングチャンピオン。恐らく谷口ジロー唯一の時代劇作品である。

 明治31年冬、場所は江戸の無血開城を実現した男、勝海舟宅。ここには、かつての敵側である政府高官が旧幕時代の秘事などにくることも多い。彼は何故幕府が無血開城を行ったのかという問いに、それを決断したのは家康から柳生家初代宗矩に託され柳生家に代々伝えられてきた「柳生秘帖」と呼ばれる文書を読んだからだと言う。そしてこの文書は過去においても江戸幕府の運命を左右した文書であるとも言う。
 時はさかのぼって江戸時代初期、物語はここから始まる。物語はこの「柳生秘帖」を手に入れて倒幕を目論むミカド(後水尾上皇)一派と柳生一族の壮絶な闘いである。
 何故倒幕に「柳生秘帖」が必要なのか、何故勝海舟は「柳生秘帖」を読んだことにより無血開城を行ったのか、「柳生秘帖」とはどのような文書なのか。これらは物語の最後に主人公である柳生十兵衛と勝海舟によって明かされる。

 この作品は時代劇であると同時に謎解きの要素も持っている。スケールの大きいフィクションである。私にとって時代劇を描くマンガ家といえば「平田弘史」が圧倒的存在だが、谷口ジローの手による時代劇も違った味があってなかなかよいものである。でも描きなれていないせいか、絵がチョット硬い気がしないでもない。





夢の夢 (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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ひとりの詩人の詩をモチーフに、現在とメソポタミア文明(ギルガメッシュサーガ)が複雑に絡み合う幻想物語です。
読んでいるうちに、どっちが夢でどっちが現実なのか、判らなくなってきます。メソポタミアが現実なのか、現在が本当なのか。まさに夢の夢、というタイトルに相応しい物語です。難しく考えずに、雰囲気を楽しんで読んで下さい。




夢ゆり育て (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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主に海外を舞台に描かれた作品集です。この作者の作品の中でも、とりわけ幻想的なものが多く収録されています。

表題作「夢ゆり育て」や、この短編集中私が一番好きな作品「マルガリテース」などは、繊細で詩的。哀しみに満ちているのに、とても美しいのです。

敢えてストーリーの説明はしません・・・というか、できません。
何故ならば、絵・モノローグ・セリフなどが一つとなった紙面からあふれる叙情は、言葉だけでは表現できないものだからです。
それが彼女が夭折の天才作家と言われる所以だと思います。

また、「小さなジョスリン」は萩尾望都の初期作品を思わせます。哀しくも優しいお話です。
彼女が生きていれば、どんなお話を作ってくれたでしょう・・・?
「ポーの一族」を超える名作が生まれていたかもしれません。

初出年(70年代)からみて、もう古典とも言えます。しかし、一度読むと心に残って、何度も読み返してしまうようなそんな作品たちです。




妖怪学園ザビエル (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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 「妖怪学園ザビエル」シリーズの連作短編を全話と、他2編を収録して文庫化。

 死んだ姉の復讐を遂げるべく、聖ザビエル学院に転校してきた主人公。復讐の相手である教師を罠にかけ、妖怪の力によってついに・・・と、シリアスなスタートを切るが、後はお決まりのシモネタとくだらなすぎるギャグの嵐。最初こそ勢いがあるものの、レギュラーキャラクターも定着せず、最終話の前話でいきなり話が大きくなり、期待と嫌な予感が走るが、最終話であっさりオチがつき、終了となる。
 どうやら最初はシリーズ化する予定ではなかったのではないか、と思われるが、それゆえメチャクチャが出来、またさっと終了させられたようで、これはこれでよい感じ。
 色々妖怪が出てくるが、カッパ君がかわいい。魔夜峰央ファンは、買って損はない。




妖怪始末人トラウマ!! (1) (秋田文庫)
販売元: 秋田書店

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作者が妖怪とか鬼太郎とか好きなんだろうなあ、
というのが伝わってくるような妖怪退治漫画。
かなりオーソドックスな造りで所々鬼太郎そのまんまだろ、
とつっこみたくなるような漫画になっていますが、
妖怪退治モノが好きな人はまあ楽しめるかも。


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