和書 13535771 (393)
OGTー2111 ブラームス交響曲第1番 ハ短調作品68 (ONGAKU NO TOMO MINIATURE SCORES)
販売元: 音楽之友社
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ブラームスという人はおそろしく前衛的な感性の持ち主である。それは彼の諸作品をお聞きいただければわかることであるが、伝統的な形式を踏襲しつつもその枠の中で極めて前衛的な振る舞いを行っている。それはこの曲の第四楽章の中間部、オーケストラ全体が激しくぶつかり合うところでのアクセントの激しい入れ替わりにも見て取れる。いわゆるポリリズムの先駈けというべきものであり、本来ならば、単なる四拍子ではなく、パート別にはげしく拍子記号をいれかえてしかるべきものである。かれはそのような、ある枠から逸脱しそうな「なにか」を必死に押さえようとしている。そうした自己矛盾との闘いの結果があらゆる作品に表現されており、それが世紀をこえて愛されている所以であろう。耳で確認するのは勿論であるが譜面で確認するならば、なお実感できる。是非ご覧ください。
OGTー2112 ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73 (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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OGTー2113 ブラームス 交響曲第3番 ヘ長調 作品90 (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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OGTー2114 ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 作品98 (Ongaku no tomo miniature scores)
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OGTー2122 チャイコフスキー 交響曲第6番≪悲愴≫ロ短調 作品74 (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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交響曲などのオーケストラの演奏を聴く際に、ミニチュア・スコアを片手に音楽を聴きますと、各パートの動きや曲の構成がはっきりと理解できますので、曲を深く理解するためによくスコア・リーディングをお勧めしています。
指揮者や交響楽団による解釈や演奏の違いもただ音楽を聴くだけでなく、楽譜を丹念に追うことで解釈の違いや音楽観までも捉えられるようになります。
この音楽之友社のスコアは、千葉潤氏による丁寧な解説がありますし、版の形も以前のものよりも大きいA5判となっていますので、「悲愴」のような大きな編成の交響曲を知るにはよい配慮だと思います。
「悲愴」は人生の哀しみと希望を音楽の中に主題として持ちこんだ交響曲です。暗い情感を持った第1楽章と第4楽章はこの交響曲の山場でもあります。一方、第2楽章の5拍子という変拍子は,2拍子+3拍子が合わさったもので,少し不安定な感じすることで人生の危うさや振幅の揺れを感じさせるものだと理解しています。第3楽章は、スケルツォと行進曲の反復なのですが、この勇ましさの後に、第4楽章が控えているわけでその落差は激しいものがあります。
「悲しみ」は人類共通の感情です。フォン・メック夫人への思慕、アントニーナ・イヴァノヴナ・ミリュコーヴァとの不幸な結婚と破綻など、実に人間くさい生き様をした大作曲家の畢竟の交響曲ですから、スコアに書かれている音楽からそのような感情を描き出せるか、で好みは別れそうです。チェイコフスキーが「悲愴」の初演指揮の数日後に急死したことと合わせていつもこの曲に込められた思いを聴き取るようにしています。
OGTー2140 ドヴォルジャーク 交響曲第9番 ホ短調作品95 新世界より (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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OGTー2143 ヨハンシュトラウス 喜歌劇《こうもり》序曲 (Ongaku no tomo miniature scores)
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OGTー221 ムソルグスキー 展覧会の絵 (Ongaku no tomo miniature scores)
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原曲はピアノ曲。ストコフスキーやアシュケナージもオーケストラ用に編曲しているが、このラヴェル版ほど広くオーケストラで演奏されている版はない。プロムナードの冒頭をトランペットに演奏させているところ、古城のアルトサックスソロ(なお、アシュケナージ版だとイングリッシュホルンを使用している)、こびとでのチェレスタの使用など、作曲法・管弦楽法を学んでいる人にとっては有用な実例として大いに学ぶべき点の多い1冊。
OGTー222 ラヴェル ボレロ (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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音楽の授業でも取り上げられるほど有名な曲ですね。
まず、ほかのミニチュア楽譜と比べて一回り大きなサイズになっています。楽器が増えていくにしたがって五線譜の段数が増え、上下が詰められていきます。最後は30段を越え、印刷が擦れていないのが不思議なくらい、小さな音符が並んでいます。
楽器の略称を並べて段数を減らす行為を極力抑え、クライマックスに向けて曲のスケールが大きくなっていく様子を、ミニチュア本に詰め込もうとした編集者の努力に脱帽です。
譜面を見たら、こんなにたくさんの音が鳴っていたのかと、驚くこと間違い無しです。
OGTー223 ラベル 亡き王女のためのパバーヌ (Ongaku no tomo miniature scores)
販売元: 音楽之友社
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