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和書 255530011 (256)



そこに山があるから―アルプスの先駆者たち (1968年)
販売元: 経済往来社

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そして5年後 (1978年) (集英社漫画文庫)
販売元: 集英社

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そして、一輪の花のほかは… (1983年)
販売元: 篠崎書林

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そしてわが歌―もう一つの《リリー・マルレーン》をたずねて (1976年)
販売元: 阪急コミュニケーションズ

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そっと、おやすみスヌーピー (1982年) (Snoopy books)
販売元: 角川書店

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そっとおしえて―キキのゆめ・ララのゆめ (1977年)
販売元: サンリオ

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そなた・こなた・へんろちょう―私の音楽マネジャー30年 (1971年)
販売元: 音楽之友社

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そなた・こなた・へんろちょう〈続〉 (1978年)
販売元: 音楽之友社

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そのときその人―金神徹三写真集 (1983年)
販売元: 日本カメラ社

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その後のニジンスキー (1977年)
販売元: 現代思潮社

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著者はニジンスキーの奥さんのロモラ・ニジンスキー。発病からニジンスキーの死までを綴った回想録。
さて、問題作ではあると思います。ロモラはかなり癖のある女性ですし、バレエ史家からはまともに相手にされていないような印象もあります。娘のキラは「父は自分を支配する男(ディアギレフ)から逃げて女に行ったら、その女がまた強くて支配的な人間だった」とか語っていました。本書のロモラは大変に献身的な姿を見せていますが、実は大してニジンスキーを看病していなかったとか、女性の恋人に夢中でダンナなんて見向きもしなくなっていたとか(これは真実)、誹謗中傷の多い女性ではあります。冷たい母親だったようですし。
しかし本書を読む限り、夫の子供のような純真さを語る筆はなかなかに感動的なんですよね。困ったことに。それが売らんかなのでまかせという印象もあまりない。全体としてよく書けていると思いますし、バレエファンならば読む価値はあります。大戦間の中欧から東欧、第二次大戦直後のイギリスの描写など味わい深い。長年化石のようだったニジンスキーがロシア兵たちに親しくされて自然に振舞い出す描写は有名です。
ニジンスキーに関しては「もう少し女運があれば良かったのに…」とは誰もが思うところですが、二人の結婚の下りなどを読むと、彼も悪いんですね。普通の男性ならあんな流れで結婚はしない(面識も浅く言葉もろくに通じない外国人女性と)。「性格は運命」でしょうが、舞台から離れて世俗人になると全く機能不全だったヴァスラフ・ニジンスキーは「芸術家」なるもののひとつの典型イメージになりました。


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