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和書 3327221 (40)



1930年代の東アジア経済―東アジア資本主義形成史〈2〉 (東アジア資本主義形成史 (2))
販売元: 日本評論社

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1930年代中国政治史研究―中国共産党の危機と再生 (大阪外国語大学言語社会研究叢書)
販売元: 勁草書房

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1930年代朝鮮における農業と農村社会 (朝鮮近代史研究双書)
販売元: 未来社

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1931年ドイツ金融恐慌
販売元: 御茶の水書房

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1940年代の世界政治 (龍谷大学社会科学研究所叢書)
販売元: ミネルヴァ書房

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1940年代の東アジア:文献解題
販売元: アジア経済研究所

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1940年代ヨーロッパの政治と冷戦
販売元: ミネルヴァ書房

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1940年体制―「さらば戦時経済」
販売元: 東洋経済新報社

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これまで日本社会の特徴とされてきた「終身雇用」「年功序列賃金」「間接金融主体」などの経済社会体制は、戦後に新たに構築されたものではなく、実は殆どが戦時中の国家総動員体制の産物である!── という問題提起が印象に残るが、逆に、問題提起とその検証だけで満足してしまっている感がある。例えば、「戦前はわが国経済も英米型(直接金融主体・流動的な労働市場etc)だった」ことを以って「英米型の経済体制に回帰すべし」と大見得を切っているが、百歩譲って戦後体制はわが国本来の姿ではないとしても、では戦前の体制はわが国本来の姿だったのだろうか? 残念ながら、本書ではこうした自説に対する批判的検討は皆無である上に、対案も「現状を打破すべき」と怒鳴るだけで具体性ゼロ(汗)。とはいえ、「1940年体制」というキャッチコピーは現在でも斬新に響く。本書の存在価値はこのネーミングのみにあると言っても過言ではない。




1940年体制―さらば戦時経済
販売元: 東洋経済新報社

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 野口先生の本は、いつも私が漠然と考えていることを明確に説明してくれる。
 私は常々、高度成長期に日本経済の長所と言われていた諸点、例えば終身雇用制(社員の忠誠心、社員教育投資の容易な回収、ノウハウの流出防止等)、長期的経営(株主の短期的利益に捕らわれず、長期的な計画で投資が可能)、系列取引(長期的関係による高品質・低価格取引)などが、なぜ現在で通用しなくなったか、不思議に思っていた。今は、むしろ逆に労働市場の流動化や株主によるガバナンスの強化等、かつてと逆のことが主張されている。
 また、日本経済の二重性(農業、サービス・流通等の非効率性と自動車、家電等の高効率性分野の並存)がなぜいつまでも解消されないかも不思議だった。
 本書は、日本経済の特質と言われたものが、実は総力戦遂行のために1940年代に作られた戦時経済体制の産物であり、それ以前はむしろ英米型の株主優先の会社、非終身雇用、直接金融中心などであったこと、また、戦後に目的が「戦争」から「高度成長」に代わっても1940年代に作られた戦時制度がうまく機能し続けたと説明している。高度成長の傍らで政府が低生産部門を保護することにより、格差拡大を防ぎつつ、成長の利益を社会全体で享受できたと論じている。現在は、環境の変化が生じたが、従来の制度が、企業のリスク回避行動を生み、新たな成長部門への転換を遅らせるとともに、低生産部門の淘汰を妨げ、全体として日本経済を沈滞化させる構造的原因となっていると指摘している。今、問題となっている、各種の業法規制、政策金融機関や特殊法人も1940年体制の産物で、それ以前の日本にはなかったという分析は興味深い。
 高度成長の成功と失われた10年と言われる経済の低迷の原因を分析し、将来取るべき道を考える上で、とても役に立つ本だと思う。




1945-1995若者の顔 (別冊太陽 日本のこころ 90)
販売元: 平凡社

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