和書 3327241 (197)
おばあちゃんと呼ばれたい―もう一つの素敵な人生があった
販売元: 海竜社
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おばあちゃんのユタ日報 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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ルポライター上坂冬子の『おばあちゃんのユタ日報』は日米開戦の谷間におけるその歴史的役割を、その記事ならび社長の寺沢国子の記憶から掘り起こす。このユタ日報が歴史的に興味深いのには次の2点があげられる。1)西海岸では禁止されていた日本語による新聞が、ユタ日報の場合は戦時中でもその発行が政府の検閲・監視から免れていたということ。国子たち一世世代によって編集される内容には、生まれ故郷である日本への愛着が色濃く反映し、これは戦時中に収容された一世たちの心の支えとなっていた側面がある。2)日系史におけるこの時期の重要性の一つに、一世世代から二世世代へのリーダーシップの転換期が挙げられる。ユタ日報の発行部数とその支持は一世たちのこの時期の声を取り上げるものとなっていること。
このようにユタ日報は日米の相克期に、その後ほとんど語られることのない一世の心情やジレンマを紙面に読み取ることができる。これはユタ新報の目標が一世世代への情報源と啓蒙活動にあり、日系社会への心を支えていくことにあったからであった。排日法案の不安な影が差込み、その後の日米開戦後に新聞の発行数が徐々に高まっていくことは皮肉であったが、至極当然なことでもあった。ここに、国子の日本寄りの情報操作にユタ日報の戦時下の役割の理由が見えてくる。
亡き夫の意思を継いだ国子は1991年の95歳で亡くなり、そのユタ日報もまたその役割を終えた。戦後は戦争花嫁など新たに日本から移住してくる日本人たちのためにユタ日報を続け、その死の直前まで在住日本人のために!活字を拾っていたという。ひたすら読者である一世たちのために新聞を作り続けた国子の姿に、海を越えた昭和史の一部を見る思いがする。著者である上坂は本書の歴史的細部からその全体像にいたって、非常にうまくまとめあげているのも評価できる。
おばあちゃんのユタ日報
販売元: 文芸春秋
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おばあちゃんのランドセル
販売元: 新風舎
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おばあちゃんの恋文
販売元: 三交社
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おばあちゃんの恋文―74歳から始まる恋もある。215通の愛の往復書簡
販売元: 主婦と生活社
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この本の主人公は、70代の料理研究家の女性と50代の男性。
住む場所も年齢も仕事もまったく異なる二人が、
ファンレターを通じて、とまどいながらも
少しずつ愛をはぐくみ、最後には愛を成就させ
結婚するというお話です。
これは実話なので、二人の往復書簡と著者のコメントで
読み進む本です。
以前テレビのドキュメンタリーで二人のことを知り、興味を持っていた
のですが、実際にこの本を読んで、久々に号泣しました。
ふたりの手紙が本当に美しいのです。
季節の描写を散りばめながら、お互い、相手を思いやる深い気持ちで
綴られた手紙は、第三者の私も読んでいて心が癒されます。
若い二人ではないですから、手紙の中で綴られる
愛の表現も抑え目で、ダイレクトなものではありません。
でも、日本語にはこんなにも美しい言葉があったのかと、二人の綴る
細やかな表現に胸を打たれます。
年の差があることもあり、躊躇しながら少しずつ進む恋。
恋をするのに年齢はまったく関係ないということを実感させられます。
(お二人は結婚されてから7年たった今もお元気で福山にお住まいです。
遅く始まった恋が少しでも長く続かれますよう祈っています)
おばあちゃんの満州っ子日記
販売元: 信濃毎日新聞社
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おばあちゃんはここぞね―岡上菊栄の軌跡
販売元: 鳥影社
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おばあちゃんは女子大生―75歳の挑戦
販売元: 飛鳥出版室(制作)
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おばあちゃん泣いて笑ってシャッターをきる―戦争とダムにうばわれた70年の人生 (ポプラ社いきいきノンフィクション)
販売元: ポプラ社
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