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和書 3327241 (222)



からだに寄りそう―がんと暮らす日々
販売元: 春秋社

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 膵臓がんの母を在宅で看取った手記『モルヒネはシャーベットで』の著者が綴った、自らの闘病記。33歳と53歳時の甲状腺がんや糖尿病、難聴を患い、独自の身体観に至っている。健やかとは病を持たないことではなく、「がんだけれど健康」と病と健康は両立しうるという。最初のがんでうつになり、それを機に死生学や医療倫理学の研究者になった。がん患者の相談ボランティアやホスピス運動にも参加。二度めのがんでは、子育てや親の看取りを終え、知識も得て、入院を楽しむ余裕さえ生まれた。
 専門医ならぬ“専門患者”の病との共存を目指す、病の体との親密な物語だ。




からっ風村の健康戦争―保健婦・西本多美江の体当たり半生記
販売元: 情報センター出版局

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からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち
販売元: 日本図書刊行会

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からゆきさん (朝日文庫 も 1-1)
販売元: 朝日新聞社出版局

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からゆきさん おキクの生涯
販売元: 明石書店

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タイトルに引かれて購入。読み始めたらあまりに面白くて一気に読み終えた。
内容は被差別部落に生まれた1人の女性「おキク」が「からゆきさん」としてマレーシアに渡って、数奇な生涯をおくったその軌跡を詳細にえがいたもの。

読み始めて驚いた。著者が徹底的に現地・現場を確認していることだ。あとがきを読んでなるほどと思った。著者は十数年も前から「からゆきさん」に興味をもち、おキクの生誕地や東南アジア諸国を何度も訪問したという。国会図書館に3人で200日も日参し、資料コピーが天井に届くほどになったというからその徹底ぶりがわかる。

 この本は調査が徹底しているばかりではない。たった1人の生涯をえがいているだけなのだが、読む人に多くのことを考えさせる構成になっている被差別部落のことについて著者は大上段には何も主張していない。しかしおキクの生涯を追っていくことで読む者に明確なメッセージを送っている。戦前の日本という国が女性をどう扱ってきたのかも良くわかり「女性問題」としても奥深いものがある。また国家と個人の関係についても考えさせられるものがあった。
 「からゆきさん」という戦前の問題を取り上げながら、著者は現代の日本および日本人に多くのメッセージを送っているのではないだろうか。若い人を含め、多くの人にぜひとも読んでもらいたい本だ。




からんどりえ
販売元: 文芸社

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かりそめに置いた灯篭
販売元: 文芸社

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「Life is short.」そして「 Life carries on.」だということを改めて感じさせられました。

運動ニューロン障害(ALS:筋萎縮性側索硬化症)を発病した母親と、最後の二年間を共に過ごした娘の手記です。でも決して重くありません。

尊敬し愛して止まない母親への想いを、幼い頃からの数多くのエピソードを綴りながら愛情溢れんばかりに語ります。

生き方、死に方、女性の生き方、母娘の関係、介護、などの言葉が気になる方にはお奨めです。




かれこれ四十年、達人・森下次郎の「うつ」とのつき合い方―諦めないで、のんびり、ゆっくり生きる知恵
販売元: 三修社

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著者程に長引いてないが、うつ病歴20年程の私にも「なるほど」「そうなんだよなー」と感じる体験が随所にある。

「うつ病」と闘うというよりも「うつ病とこの先、どう付き合っていくか?」という観点から記述していると思う。

うつ病は働きたいが、精神的に身体的に不安な要素が多く、働けない、もしくは心身の様子を見ながら働くといった生活になりやすい。
そういう意味ではお金の問題(生活維持の問題)に関わる。

傷病手当金が貰える時期ならまだしも「うつ病」は心身共に自覚症状があってもメンタル・ヘルス的な知識がないと「病は気から」ではないが、「自分はダラけているんだ!」「精神的にタルんでるんだ!」と自分を責めて長く放置した結果、初めて「どうも病は気からではないようだ」 と気付き病院の門を叩き病名が判明する。

長く放置すればするほど治療期間は年単位である。
著者は物書きを生業として何十年と活躍している。
一般人と比べ生活は安定しているからお金の問題もそんな大きな問題ではなかろうと推測する。
環境を変える意味で気分が不安定になる度に引越しをして心をリセットしているようだが、医学的な見地からみればNGである。
だいいち、一般人が精神的に辛くなったからといって何度も引越しなど出来ない。

その部分を除けば、大変貴重な内容で、とても参考になる。「長引くうつ病」患者向きの書籍という気がする。




かわいくて、わがままな弟
販売元: 講談社

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目立ちたがり屋でちゃっかり者で、デュシェンヌ型の筋ジストロフィー患者である金澤正和さんが、周りの人たちの手を大いに煩わせながら、21年の人生をまっとうした記録。

そう書くとドラマチックな難病ものみたいだが、この本は違う。『五体不満足』や『1リットルの涙』とも違う。非常に日常的な目線で書かれている。なにしろ、著者は正和さんの実の姉、絵里子さんである。この本は正和さんが大学時代に書き残したエッセイがもとになっているが、なぜ姉の手による本になったのか、それはぜひ「あとがき」で確かめてほしい。

正和さんと二人三脚で生きた母・喜代(ひさよ)さんを含め「金澤家の愛情物語」といっていい。それは「私を正和の姉に生んでくれた母に感謝します」という巻頭の献辞が、すべてを物語っているだろう。

で、何がすばらしいかといえば、まず正和さんの人物像。「お楽しみパンツ」や「空振りうんち」を思いつくチャーミングなネーミング能力や、「障害者でトクしたよ」とか「よい子は重労働である」といったユニークな視点を持った、特別な人物である。

そして、文章がいい。絵里子さんの文章も、要所で引用される正和さんの文章も、うまい。そのうえ、入念なインタビューを材料にして、構成も練られているから、読みやすくてグイグイ引きこまれていく。そのなかにあって、第九章とエピローグにおける絵里子さんの文章は、その清浄さにおいて出色のエッセイになっている。

介護の問題に言及している点も注目だ。人を介護するには、介護者を介護する人が必要だ・・・・これは喜代さんの持論。正和くんの介護を21年間やり尽くした人の言葉だけにズシッと響く。正和くんが克明に記した38か条の「1日にしてもらうこと」は介護の手引きとして必読だと思う。

正和くんのお別れの会で、宗教学の教授が読んだ弔辞は、すべての筋ジス患者に捧げたい言葉だ。

それにしても、まーくん。私は君に会いたかったよ!





かんからさんしん物語―沖縄戦を生きぬいた子どもたち (シリーズ・ヒューマンドキュメント)
販売元: 理論社

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物語は沖縄であの太平洋戦争を体験した著者が
少年の目を通して沖縄戦を著したものです。
美しい沖縄の自然を、人の心を、
人災の最たるものである戦争が次々に壊していく。
二度とあってはならない哀しい歴史を
子供にもわかるように描かれた物語です。



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