和書 3327241 (334)
なんとかなるさぁ―ウチナーママの細腕繁盛記
販売元: 碧天舎
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なんとかなるよ統合失調症―がんばりすぎない闘病記
販売元: 解放出版社
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僕は統合失調症を患って3年目です。
最初の一年は病識が全く無くて、そのままほおっておいたのですが、
幻聴があまりにも酷く、これは確実に可笑しいと思って、精神科に通院しました。
今も直ってません。
だからこそ、この本にかなり共感できたし、統合失調症患者の全ての症状を具体的に説明しています。また、精神薬の副作用の辛さについても書かれてます。副作用は本当に辛いです。
僕はまだ、統合失調症で、施設でリハビリを兼ねて療養中なんですが、この本に書かれてた通り、僕が社会に出たら、この病気だという事をスパイのように隠して生きて行けなければならないと思うと、凄く辛いですね。
社会ではまだまだ偏見が多いのでそこが不安です。
21世紀になった事だし早く理解してもらいたいです。
とてもいい本です。著者も統合失調症患者なので、辛さが痛い程良くわかりました。
それにしても、この本に書かれてたんですが、統合失調症患者の芸能人が何故いないのか不思議だと思いました。
とても、読みやすいので誰でも読めます。
少しでも統合失調症と言う病に偏見があったり、どういう症状か知りたかったらお勧めします。
僕は感動して涙を流しました。
この病気の症状が辛くなったら必ず読むようにしてます。
辛い思いしてるのはこの著者も同じだと言う感じで読んでます。
なんとかなるわよ―お姫さま、そして女将へ 立花文子自伝
販売元: 海鳥社
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旧柳川藩主・立花家の一人娘として生まれ、戦後はやむを得ない事情から料亭の女将になってしまったという立花文子(たちばな・あやこ)氏が御年94歳(!)の時に書かれた回想録です。「まさかこんな本を書くとは思ってなかった」と言うことで記憶をたどりながら書かれた部分が多いようですが、明治・大正の大名華族の生活ぶりは鮮明に書かれており、興味深いお話が多いです。戦後、料亭「御花」を経営されたときの苦労談は意外にも余り書かれてないように感じましたが、戦前、結婚された後は「公務員の妻」として転勤+畑仕事(!)に追われていたという話は意外でした。戦前に華族として生活を送られた方も今や鬼籍には入られた方が多く、こういう本も今後は余り出てこないのではと思います。
白黒ですが、立花家の写真は勿論、文子氏の母の実家である田安家の写真も多く所収されており、史料としても興味深い本だと思います。
残念なのは立花家の地元出版社から出た本であるにもかかわらず、「えっ?」と驚くような誤植が何点かあった点です。立花家に詳しくない人には誤解を招くような誤植だったので星一つ減点しました。
なんと丸い月が出たよ窓―獄中ルポ
販売元: 晩聲社
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なんばしよっとか
販売元: 倫書房
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なんぶのもんじゃい!
販売元: アチーブメント出版
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南部さんのライブには時々行っており、「なんぶのもんじゃい!」は
その時にご本人から直接耳にしたので、買ってみました。元々昼間に
も仕事をされていると聞いていたので、仕事の両立の方法?それとも
自伝かな?と思いましたが、想像を超えていました!私も趣味でバン
ドをやっていますが、どうしても仕事優先になってしまい、練習が出
来ないときの方が多いです(そういう人の方が多いかと思いますが..)。
しかし、両方とも完璧にこなしてしまう方がここにいました!まず
エネルギーが違います(年齢関係ないですね~)。どうやっていった
のかは読めば納得できますし、とても楽しめますよ。元気になりたい
人、音楽の夢をあきらめ切れない人、もちろんそれ以外の人にもおす
すめです!
なんぼのもんやネン 大阪のパチンコ屋
販売元: フイルコーポレーション
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にあんちゃん 十歳の少女の日記
販売元: 西日本新聞社
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にあんちゃん、とは2番目のお兄さんのことです。
安本末子 小学三年生の冬の日の日記から始まります。
(「にあんちゃん」の本は普通の、みせで、普通に買えます )
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一月二十二日 木よう日 はれ
きょうがお父さんがなくなった日から四十九日目です。にんげんはしんでも、四十九日間は家の中にたましいがおると、福田のおばさんが、そうしきのときにいわれたので、いままで、まい朝まいばん、ごはんをあげていましたが、きょうの朝は、とくべつに、いろいろとおそなえをしました。
そうして、ながいあいだおがんでいたので、学校へ行くのがすこしおくれましたが、いそいだらまにあいました。
学校からかえってくると、兄さんが、
「お父さんは、あしたから、もうこの家にはいないのだから、いまからおそなえは、きゅう(旧)の一日と十五日しかしない。」といわれました。私は、それを聞くと、とてもかなしくなった。
私は、お父さんのおいはいの前にすわると、なんだか、お父さんが私を見ているような気がしてうれしいのです。だけど、一日と十五日しかおそなえをしないなら、ときどきしかあえません。それがかなしいのです。
ゆうがたおがんだとき、私はお父さんに、
「さようなら、おとうさん、さようなら。」といいました。
なみだが、ほおをこぼれた。
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この妹も素晴らしいし、兄二人も姉も素晴らしい。
にあんちゃんは中学一年生の夏休み、いりこ製造のアルバイトをする。
そして、そのあと、仕事を求めて九州は佐賀県の西の果てから東京へ向かう。彼はいつも「死ぬぐらいはいっちょん、かんまん(ちっともかまわない)。」と言っていた。
まるで隆慶一郎の小説にでてくる素晴らしい生き方をする男や女たちと同じなのだ。
隆慶一郎(池田一朗)はこの本を元に、映画「にあんちゃんの」のシナリオを書いた。
にぃにのことを忘れないで―脳腫瘍と闘った8年間
販売元: 文芸社
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彼は、僕には想像できないほどの戦いをしていたからこそ、いつも笑顔で、空気をやわらかくする力を持っていたのだと感じます。
彼を思うとき、笑顔の彼しか、思い出せないのです。
一周忌で、テニス部の仲間が、川上の下に集まった。
そして、みなが各々の生活に、勢いを増して戻っていったように感じる、
また彼の下で合流すると約束して。
心配するな、俺らが忘れるわけないだろ。
にせニッポン人探訪記―帰ってきた南米日系人たち
販売元: 草思社
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本書は、1990年の入管法改正により、「日系人」であれば、入国・就労が可能となる措置が導入されたことに伴って、来日し主に単純労働に従事する日系人に対する、インタビューを行い、特に、日系人であることを装って来日していると思われる者に関する事柄を中心に取りまとめたものである。
「日系人」に関する調査などは、社会学者によって実に好んで行われてきたが、本書は、単に「にせニッポン人」に関するルポであるのみならず、送出側のさまざまな事情、そして制度が意図することと、それを活用する個人の意図とのズレ、さらにはさまざまな現場の現実が明らかにされている。この意味で、社会学者による問題意識や方法論が極めて陳腐な「調査」と比較して、その意義は十分に大きい。
さて、「にせニッポン人」というのは、明らかに、安易に日本で就労・送金・蓄財するために、全く日系人でないにも関わらず、書類を偽造して、入国・就労している者であり、著者はそうした人々を明らかにしようとするのだが、そもそも「日系である」ということが、本人自身から判明できることでも何でもなく、単に祖父や父が「日本人であった」ということしか基準でしかないため、その境界は極めて曖昧であるということだ。さらに、これは他の途上国でも全く同様であるが、官僚機構が腐敗していることから、平然と、虚偽であるが、本物の偽造文書が発行されるという事情が、こうした状況にさらに拍車をかけている。
また、実際に日本に来ている者には、母国でも十分に生活が可能な者が多く、高学歴な者も少なくない。しかし、極めて安易な「実質的単純労働者導入政策」によって、為替レートの格差を利用して、「一攫千金」を夢想して来日する者を多数生み出したことも明らかとなっており、人的資源の適切な活用という意味で、母国、そして日本に与えた影響は実は破壊的であったことも指摘できるだろう。