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和書 3327241 (360)



ひめゆりの少女―十六歳の戦場
販売元: 高文研

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日記をつけていたことにより記憶が蘇り、書き上げた本。
日記が発見されるまで、いかにその記憶を身体機能により抑圧したのか、
またそうでければ生きてゆくことができなかったか、どれほどに
悲惨な状況にあったのか、目の当たりにする本である。

あちこちから上がる学生さんと言う声、そんな中他の重傷者に治療を
優先しなければならず、振り切って走ってゆく彼女達。ひめゆりの塔
を訪れれば再現されているが、左右に上下二段のベッドがあり、それが
壕のずっと奥まで続いている。

麻酔無しの手術の立会い。
まっくらに近い中、聞こえてくる蛆虫の蠢き、狭い通路をとおり、
米軍艦載機の攻撃の合間を縫って用を足し、また飯上げ(食料を取りに
いってくること)をする危険。

死んでいった日本兵には彼女達の姿は母親として写ったのに違いない。
ひめゆりの塔を是非訪問し、死んだ学徒の手記のすべて、生き残りの
元学徒たちが次々に映像に出てきて思い出をはなすビデオの全てを
見てきて欲しい。それをするには丸一日開けておかないと全部見ることは
できない。

余談だが、小林よしのりの沖縄論は取りえない立場の者が書いた著作だが、
よく調べ上げて書いており、一読を勧める。特に本土の者に対して。

我々は沖縄を人身御供として差し出し、米軍に駐留させて、自らは安全な
所にいる。原発も含、またオウム(アレフ)も東京におくべきだ。
オウムに住まわせないのは彼らの人権を侵害する違憲な行為だ。
私は隣に住んでも全く構わない。彼らを生み出したのは我々の社会である。
殺されそうになるのが予めわかった場合は単身でも乗り込んでゆくが、
知らないうちに殺されるようなことがあっても仕方がないと思っている。
この時勢、何時殺されるのかわからないところまで既に来ている。
ただし私の近親者が殺された場合は、全員をこの手で皆殺しにする。

話がそれたが、
米軍基地に反対である。米軍基地を全て返還させ、必要とあれば自衛隊と言う
民主主義と相容れない軍隊ではなく、国民が平等に負う徴兵制をしき、
自衛隊員のうち希望するものは職業軍人とし、残りは災害救助専門の部隊として
編成する。基地がなくなると働き場所がなくなる沖縄県民にはしっかり補償と
雇用の創設を行う。核兵器は使えない兵器なので非核三原則は維持、海外
派兵は国連憲章に基づく国連軍が成立する場合、および人道的に明らかに酷い
虐殺を行っている国への派兵をするべき、と考えている。




ひめゆりの怨念火(いにんび)
販売元: インパクト出版会

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ひめゆり忠臣蔵
販売元: 太田出版

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本書を読む上での注意
1.文体がかなり恥ずかしい。戦略的に選ばれたものとはいえ偽悪趣味で付き合いきれない。「い~かげん」とか「そーゆー」とか「(笑)」の多用など言葉遣いも赤面もの。
2.想像力が暴走して妄想にいたる箇所が多い。天皇即位十年の記念式典における安室奈美恵や天皇の心中を勘繰ってみたり…思いつきを書き散らしている。
3.著者は胆力・行動力の人であり、猥雑な面白さは確かにある。しかし反面として原理的思考が大変弱く、肝心の論考が台無しになっている。

著者は沖縄の歴史を、状況次第でふらふら御主人を乗り換えてきた「悲しき弱小国」としてまとめる。事大主義の歴史ゆえに、露骨に差別されながらも日本人以上に日本人らしくなろうとした。「ひめゆり」も歴史的には報国勤皇精神の婦人部門最右翼だった。それがなぜ「平和のシンボル」となったか。ここらへんの論証はかなり説得的で面白い。
ところが著者は、本当に書きたかったのは「ひめゆり」の大うそを暴きたてることなんかじゃなく「沖縄よ独立せよ」のメッセージだったという。これはずいぶん唐突で脈絡がない。経済的に自立できない「日本一の借金県」の現状を強調し、独立には先がないと同じ本の中で書き連ねているんだけど。米軍基地問題にしても「沖縄は"日本一の借金県"では決してない。"日本一の基地保有県"だ。その基地保有の悲惨さを、パワー力に変えよ」とアジるばかりで、まるで説得力がない。そもそも著者の思考からすれば、基地をおくこと自体がアメリカの手先になることではないのか? アジアの国々に申し訳ないことにならないのだろうか?

良くも悪くもノンフィクション作家性全開の本。




ひめゆり忠臣蔵
販売元: 太田出版

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ひめゆり教師の手紙
販売元: ニライ社

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ひょうえの東京
販売元: 日本図書刊行会

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ひょうごの美術家たち―戦後半世紀の出逢い (のじきく文庫)
販売元: 神戸新聞総合出版センター

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ひよこの合唱―ピヨピヨ妊娠&ピーピー育児
販売元: 日本図書刊行会

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ひよっこ特攻―ハイテク艦隊vs複葉機特攻 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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貴重な記録です。沖縄戦ではありとあらゆる機体をかき集めて陸海軍は特攻攻撃を行いましたが、フロート付の複葉機すなわち、旧式な水上偵察機でも特攻攻撃は行われました。中でも米軍の記録によると主翼が羽布張りなので命中しても海上に上手に着水し、その後、駆逐艦に体当たりをしたという貴重な記録も載っています。お勧めの本です。




ひらけごま (ドキュメント・わが母)
販売元: 旺文社

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