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和書 3327261 (109)



88の祈り―四国歩き遍路1400キロの旅
販売元: 東京書籍

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2001年11月11日、「歩き遍路をしながら現地の映像をインターネットを通じて中継」をうたい文句に1番霊山寺を出発し、12月末に予定通り結願した秋元海十さんの遍路記です。ザックは60リットル、野宿や自炊の道具のほか、デジタルビデオ、太陽電池などインターネット中継のための機材も担ぎ、重装備での出発の模様は、軽量遍路の僕としては読むだけで足元がふらつくような気がします。

最新技術の活用を目論んだ旅でしたが、実際には通信状態の問題や、歩くことに精一杯の状況のため中継そのものはあまり実現しなかったようです。当時、うまく中継を見ることができないのは、僕が夜しか同氏のホームページを開く時間がないためかと思っていましたが、本書によって、ようやくその実情をうかがい知りました。

著者が歩いた時期は、米国でのいわゆる9.11テロ事件の直後であり、「アメリカで生まれ育ちその後神戸、そしてパキスタンで幼い頃をすごした彼が、四国を歩きながら何を感じるのか」とか、ネット中継、テレビの取材など、あらかじめ様々な意味づけや話題性が予定された旅だったようです。そのため、重い荷を背負い、歩き通す中で、「ただ歩く」ということにのみ肉体と意識が集約されていくにも関わらず、取材の約束を果たすための日程に縛られて必死に先を急ぐ著者の姿は壮絶とも言えます。

巻末には、著者が豊富な体験を踏まえて勧める各種のアウトドア用品が具体的に紹介されています。




8つの手相が明かす!あなたの運命―見なさい、知りなさい、考えなさい!
販売元: 祥伝社

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8つの真実―究極の成功に至る回路を開く
販売元: BABジャパン

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8つの色で「本当の自分」がわかる
販売元: PHP研究所

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8色の中から選んだ色で、「自分の性格」「心身の状態」「人生の目標」がわかるなんて本当〜?と疑いながら、この本を手に取りました。

占いではありませんが、意外と当たるんですよ、これが。
なるほどねーと何度もうなずいてしまいました。

これまで何気なく色を選んでいましたが、この本を読んだ後は、何を選ぶにしても、色が与える影響や、自分に補うべき色は何かを意識して、色を選ぶようになりました。

色の解釈ってこういうことなのかーと、勉強になりました。
ただ、確かに勉強にはなりましたが、この先何度もこの本を読み返すほど感銘を受けたかと聞かれればそうではなかったので、星3つにしました。




8分間で幸せになる法
販売元: PHP研究所

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90%当たる!
販売元: 新風舎

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90分でわかるカント
販売元: 青山出版社

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 著名な哲学者の生涯と思想を一般読者に向けて簡潔に紹介するシリーズの5冊目。

 本書は、当然のことながら哲学者カントを紹介する本なのだが、彼の哲学思想そのものを解説する本とは多少趣が異なっている。このシリーズの特色は、取り上げる哲学者を現代的な視点、ある意味、突き放すような視点から見ている点にあるように思う。まず、その哲学者が生まれ育った時代のヨーロッパの情勢について考え、その時代背景、その地域性の中で生きてきた哲学者の生涯を振り返りながら、彼が彼自身の哲学を築き上げることでいったい何をしようとしたのかを考える、という趣旨で筆がとられている。

 実は、このシリーズの個々の1冊1冊はそれほど良い本だとは思わないのだが、時代の流れの中に様々な哲学者の思想を位置づけてみると、それぞれの思想の哲学史的な意味というものがよくわかるし、これまで感じたことのなかったヨーロッパ文化史の流れというものが非常にリアルに感じられるようになってくる。1冊1冊は軽いものなのに、通して読むと全体の流れが見えてくる。そういう意味で、これは「90分でわかる哲学者」というコンセプトの勝利と言えると思う。





90分でわかるキルケゴール
販売元: 青山出版社

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90分というのは、売るためのキャッチフレーズなのかな?
もしも90分でキルケゴールの思想が分かるなら研究者は要らないって(苦笑)
高校時代、これを読んで彼の思想に触れた気がしたけれど、
大人になっても読み返すと新しい発見がある。
子供の時では分からなかった決断の重み、
彼の教会への偽善を暴くための挑戦は本当にすごいものです。
保守的組織の中で、このようなことは、普通出来ませんからね。
後半に収録されている日記はなかなか、今も新しい発見をくれますね。
しかし、彼は33歳で他界しからこそ美しくなった。
もしもキルケゴールが長寿だったらどうなっただろう?
つくづくそれを思いますねえ。
それは、我々21世紀に残された宿題となったのでしょう。




90分でわかるサルトル
販売元: 青山出版社

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確かに90分で分かると題しているだけあって、分かりやすい文章、分かりやすい要約、分かりやすい流れであった。サルトルの個人史だけでなく、思想の流れや移り変わりなどほとんどの部分を網羅しているように思える。
この本では初めに「サルトルは多くの人に読まれているがそれは彼の能力とは関係がない」という書き出しで始まっており、「えっ?それはどういうこと?」という自分の素朴な疑問を喚起させられた。そして読み進めて行く内に一つ一つ納得していくようになり、たった90分でサルトルのすべてを理解したような錯覚にまで陥った。もちろんサルトル自身膨大な著作を残しているようであり、そのすべてを参考にし、紹介しているわけではなさそうなので、やはり「すべてを理解した」というのは幻想であろう。しかし、今までサルトルといえば名前を聞いたことはある程度だけだったが、今ではちょっとしたことなら答えれそうなぐらいにまでなっているようだ(それも幻想?)。




90分でわかるデカルト
販売元: 青山出版社

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 著名な哲学者の生涯と思想を、一般読者に向けて簡潔に紹介するこのシリーズ、イギリスでベストセラーになったものだそうだ。哲学を学ぶ、というつもりではなく、軽い伝記でも読むつもりで楽しむと良いと思う。逆に言うと、本書を読んでも哲学のお勉強にはあまりならない(笑)。

 本書では、デカルトを大天才としてではなく、どちらかと言うとダメ人間として描いていて面白かった。人並み外れてダメな部分があり、それが彼をして人並み外れた哲学(デカルト的懐疑)へと向かわせた、というか…。



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