ただ、あまりに真理なので、読んで実践に活用する時に、引っかかるものがなさ過ぎて具体的に心のコントロールのやり方が解らずなかなかできない。頭のプレイなので、あるいは精神のコントロールなので、百回でも読まないと脳幹にしみこまないと言う感じ。
言葉自体は美しく、心に刺さる。
読んでるときは心も喜ぶ。読み続けないと跡形も残らない。
繰り返し繰り返し読みたい気持ちに素直に任せて、同じ本でも同じ著者の本でも読まないといけない。その事をある意味教えてくれる。
テクニックではなく精神や心、そして頭脳の美しい使い方、それこそが幸せへの、成功への近道。またそれしか最終的にはない。それがベストであり真理であると叫ぶことなく静かに語り続ける本であり、著者である。
・最後に印象深い言葉を1つ。
「自分の考えを正すことがなければ、状況をよりよく変えていくことはできません。弱さやあきらめ、自分自自身の傲慢さなど、利己的な心が生む苦悩の中で、悲惨な状況を続けていくだけです。」
但し、いきなりこの本を読んでも??? と言う感じか、若しくは変な宗教絡みの内容としか受け取れないのではないでしょうか。
それでもこのレビューをご覧になる方は、既に関連する書籍を読んでいらっしゃると思うので心配も無いのですが。
この手の本を まだ一度も読んでいらっしゃらないのであれば、先ず一冊マーフィー関連の本をお読みになる事をお勧めします。
その上でお読みになれば理解出来るでしょう。
潜在意識を意識できる簡単な例を挙げれば
“悪い予感はよく当たる”という言葉が有る事や、時折TVに登場する、‘成金’の方々は『お金を心から愛している』・『心底成金生活を望んでいる』という共通の特徴を持っていらっしゃる事。
成金の例は、品の良くない譬えですが、この手の本の内容を理解するには一番解り易いと思います。