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和書 3327271 (95)



20世紀博物館
販売元: 平凡社

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20世紀少年白書―山田五郎同世代対談集
販売元: 世界文化社

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 長嶋茂雄が巨人に入団し、チキンラーメンが発売され、東京タワーが完成した1958(昭和33)年(まさに『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代)!
 その時代に生まれた著者・山田五郎氏が、みうらじゅん氏、やくみつる氏、唐沢俊一氏といった同世代の文化人をゲストに迎え、日本中が同じ趣味と価値観を共有できた最後の時代ともいえる高度成長期の少年時代から、マスメディアが普及して情報の地域格差がなくなった最初の時代を過ごした青少年期、そしてバブル期のイケイケぶりと平成不況下の閉塞感の両面を味わった壮年期の時代、本書はそうした時代を乗り越えてきた同世代の著者たちが、同じ時代の空気を過ごしてきた“戦友”として語りつくされた一冊である(注:ちなみに本書は浦沢直樹・著『20世紀少年』との関連性はない)。

・ 万博を見たことから自分の居場所をみつけ、現在のマイブームのきっかけとなった漫画家・みうらじゅん
・ 自分基準のカッコよさだけを追求しながらジェットコースター人生を満喫しているオタク評論家・岡田斗司夫
・ 流行に魂を売らず、常に『ボーダー』な生き方をする民俗学者・大月隆寛
・ 自分の価値観で怪獣やアニメにハマったオタク第一世代のカルト評論家・唐沢俊一
・ 怪獣、昆虫、切手と子どもの頃から現在まであらゆる物を収集するコレクター漫画家・やくみつる、などなど

 読後感としてゲストたちの周囲に振り回されず、自分の価値観を信じて進んでいく生き方がよく感じられました。最後にあとがきで述べられた一文がその事を象徴しているように思えました。


 いつまでも大人になれないという悩みを抱えることにもなるのですが、そもそも「大人」という概念自体が、ある特定の時代が生んだ幻想にすぎなかったかもしれません。私たちは私たちのやり方で、従来の「大人」とは違った大人になれば、それでいいのではないでしょうか。







20世紀後半のヨーロッパ文学 (中央大学人文科学研究所研究叢書)
販売元: 中央大学出版部

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20世紀文化の臨界
販売元: 青土社

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20世紀文学の黎明期―「種蒔く人」前後
販売元: 新日本出版社

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20世紀文学映画館 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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20世紀文学紀行―カメラでたどる現代文学の旅
販売元: 読売新聞社

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20世紀日本怪異文学誌―ドッペルゲンガー文学考
販売元: 有楽出版社

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20世紀日記抄
販売元: 博文館新社

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20世紀最後の戯曲集
販売元: 新潮社

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演劇ファンには、今さら、レビューなど必要のない戯曲でしょう。私も舞台見ましたが、この戯曲集を読んで、舞台とはまた違った印象を受けました。

野田さんの舞台は、遊び心に満ちていて、「パンドラの鐘」のような重いテーマでも、それを難しいと感じさせるに見せてしまう力があります。けれども、時々、そういう遊びの部分が、作品の本質を見せにくくしているのではないかとも思うのです。

特に「カノン」などは、舞台で見たときより、ずっと優れて、緻密に書かれたドラマなのだということが、読むことによって、改めて分かりました。そもそも「パンドラの鐘」が大好きで、手元において置きたくて買った本ですが、ほかのいわゆる「社会的」と言われる人の作品が、数年後に再演をみると言葉が風化しているのに対して、何度読んでも、それに耐えうる作品になっている。そして、演劇を知らない人が手にとっても、十分楽しめ、メッセージが伝わるようになっている。

寺山修司亡き後、演劇のポエジーを言葉にできる、稀代の書き手だと思います。


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