症例は大学病院のカンファレンスのように、患者さんの性、年齢や自覚症状などの情報もあり、さらに画像は一枚だけではなく、造影CT所見や、単純X線写真が提示される症例もあります。まず病変がどこなのか、他の写真ではどのようにみえるのか、そして診断は何か、その後症例の解説というステップで説明が進められていきます。大学病院のカンファレンスと違って、自分が分からないまま先に進んでいくということはなく、マウスの操作で前に戻ったり、何回も同じところを復習することができます。
正常解剖、症例のいずれも頭部、頭頸部、胸部、腹部、男女生殖器、骨軟部と全てを網羅しているので、画像診断に興味のあるほとんどの臨床医に役に立つと思います。症例に関しては、臨床症状その他のインフォメーションを聞いただけで即座に正答できる簡単なものから、与えられた情報だけではなかなか正解に至らない難しいものまでバラエティに富んでいます。
特筆すべきことは、前著「MRI免許皆伝」よりも操作上のインターフェイスは改善されており、さらに解説も前著よりも親切になっているところです。そのため全体的な仕上がり(操作のし易さ・解説の分かりやすさ)は前著「MRI免許皆伝」よりもかなり良いです。
この本はMRIの原理に関しては最小限の記述に留め、実際にMRIを読影して診断をすることを主な目的として執筆されています。この本の最大の特徴は、付属のCD-ROMに本の内容が全て入っているので、本を読まなくても良いことです。そのためサクサクと自分の知りたい部位を勉強することができるのでとても簡単に始められます。正常解剖から順番にやるのもいいですし、症例からやるのも自由自在です。
症例は大学病院のカンファレンスのように、患者さんの性、年齢や自覚症状などの情報もあり、さらに画像は一枚だけではなく、T1やT2、プロトン強調画像、さらにCT所見や、単純X線写真、病理組織像まで提示される症例もあります。まず病変がどこなのか、他の写真ではどのようにみえるのか、そして診断は何か、その後症例の解説というステップで説明が進められていきます。
大学病院のカンファレンスと違って、自分が分からないまま先に進んでいくということはなく、マウスの操作で前に戻ったり、何回も同じところを復習することができます。正常解剖、症例のいずれも頭部、頭頸部、胸部、腹部、男女生殖器、骨軟部と全てを網羅しているので、画像診断に興味のあるほとんどの臨床医に役に立つと思います。症例に関しては、臨床症状その他のインフォメーションを聞いただけで即座に正答できる簡単なものから、与えられた情報だけではなかなか正解に至らない難しいものまでバラエティに富んでいます。
ただ、もう少し操作上のインターフェイスに工夫が必要だと感じたのと、解説がいかにも放射線科流のいいまわしで、慣れるのにちょっと時間がかかるという点に改良の余地があると感じました。
しかしながら「CD-ROMを利用した画像診断学」というのはとても画期的で、しかも低レベルなものになっていないところがこの本の素晴らしいところだと思います。そのため、久しぶりに楽しく勉強をすることができました。私はこの本をお勧めします。
この著書には米国の扱う微生物種に対する構造設備の基準が
示されています。
もっと具体的な構造設備、運用基準について他書に譲るケース
も記載されています。
(また本邦の建築基準法も根拠となるものも・・・)
で、我が『臨床検査室』はどうか?
レベル3の微生物は扱わないんだから、
換気は、ちゃんとしましょうよオ-!