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和書 3485971 (94)



New Sounds In Ensemble 上を向いて歩こう(木管6重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 乾杯(クラリネット6重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 二人でお茶を(金管8重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 二人でお茶を(金管8重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 子象の行進(パーカッション6重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 白雪姫メドレー(木管8重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 虹の彼方に(ユーフォニウム・チューバ4重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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New Sounds In Ensemble 黒いオルフェ(クラリネット4重奏)
販売元: ヤマハミュージックメディア

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NHKスーパーピアノレッスン/ショパン (NHKシリーズ)
販売元: 日本放送出版協会

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NHK スーパーピアノレッスン モーツァルト (2005年4月~7月) (NHKシリーズ)
販売元: 日本放送出版協会

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フィリップ・アントルモンという、ちょっとお年を取ったピアニストの感性が反映された楽譜です。解説などは一見すると充実していますが、装飾音などは理由もなく「こういう風に弾きなさい」と書いてあります。その内容が正しければまだ良いのですが、自筆譜など原典研究が進んだ現在のモーツァルト観からは若干ずれたものになっており、少々問題があります。演奏指示の裏にあるアントルモン流のリリシズムを読み取れば「なるほど」と思えるのですが、この解説を鵜呑みにしてしまうレスナーも多いと思いますので、注意が必要です。一例を上げると、このテキストではトリルを主音から始める指示が非常に多いのです。しかし通常は補助音から始めるのが基本とされています。
モーツァルトの時代において装飾音は、演奏者自身の好みや弾きやすさによって、あるいはより自然なフレージングになるように、さまざまな考慮をしながら適宜変更して良いとされていました。そして何より、そういう変更ができるように「自分で考える」ことが重要だと思うのです。しかしこの楽譜のように最初から第三者の指示がなされていると勉強になりませんし、自由な発想を阻害してしまいます。また単純な問題として、主音から始めると5連符・7連符になってしまう場合でも、補助音から始めれば6連符や32分音符など割り切れる音符になって、拍子に乗せやすいのです。
このテキストに載っているソナタは結構難しくて、中~上級者でないと弾きこなせないと思います。そして中~上級者であれば、それ相応の楽譜を用意していただきたいので、このテキストを用いて学習するのはあまりおすすめできません。あくまでも番組解説用であり、フィリップ・アントルモンというピアニストの感性を反映した楽譜ということを意識した方が良いと思います。


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