コンテンツの紹介がないようなので、書いておくと、All the things you are, You'd be so nice to come home to, Days of wine and roses, Alone together, There is greater love, Fly me to the moon, Nardis, Waltz for debby, Cherokee, The girl from Ipanema, Autmun leabes, So what(Miles), On green dolphin street, Night and day, Love is here to stay.
この本はマルチに使える。まず、ギター1本で完全な形になるので、自室でのんびり弾くこともできる。ジャズの場合テーマとソロとがあるが、この本ではソロも一応考えてくれてあるので、それに乗って弾けば、1曲弾き通すことができる。ギターは、ガットギターでもテレキャスターでも、近くに転がっているギターなら何でもいけると思われる。
また、キーがB♭等、ホーンに合わせてある。ノーマルチューンのギターでは幾分弾きにくいが、セッションをするなら、こちらのほうが便利だろう。そういう意味で、応用が利く。
アレンジは、編者のオリジナルのようである。タブ譜あり。
弦とび和音などが多用されるので、フラットピックで弾くのは難しい。
クラシックギターをやっていた人なら何の問題もなし、ロック小僧も、天国への階段のアルペジオを2フィンガーで何とか弾けるなら、という感じ。もっとも、楽譜の通りに弾く義理はサラサラないわけで、好きなように料理してしまえばいい。そういう自己流の味付けもしやすいように編集されていると思う。
このシリーズでバラード編もあり、そっちもいい感じ。寝しなにスコッチをのみながらちょこっと弾く。大人の余裕ですな。