戻る

前ページ   次ページ

和書 467242 (270)



舞姫(テレプシコーラ) 5 (5) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

レッスンをしている人には、そうそう・・とうなずき、考えさせられるし、目指している方のバイブル?となる?かも




舞姫(テレプシコーラ) 6 (6)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

作品が高品質なのは他の皆さんの保証済み。ぼくが本巻で気づいたのは、「これは現代のバレエの状況を鋭く批評した作品なのかも」という点。

本巻で妹・ユキはバレエから少し離れ、中学のダンス部で振り付けをやらされることになる。ユキは一種の天才で「音楽から踊りが見える」天分を持っている。これはテクニシャンの姉・チカにも母にもない。姉は妹の才能にちょっと気づいているがその真価をどれほど知っているか。バレエ業界のアカデミズムに従順な母は気づかないかもしれない。一方で、日本人コレオグラファーの世界レベルでの不利に悩む貝塚バレエ団の首脳陣。振り付けという、映画でいえば何になるのかな、監督と脚本合わせた立場なのかな?とても大事な、技術と創作の才を併せ持たねばならない仕事の難しさが述べられ、天真爛漫にダンスと格闘するユキの姿が同時並行に語られる。ユキのバレエ人生が本当に動き始める…その先には、踊り手よりももっと大きな試練があるはず。中学のダンス部ですでにその試練は始まっている。
思えば30年前に「アラベスク」で既存の少女漫画の文脈内ですら師弟関係・技術・芸術家の厳しさまでを描ききった鬼才・山岸凉子の、次の大きな飛躍が感じられる。

「鬼子母神」などで十代の少女の多感な感性を活写した山岸ならではの、ユキの学園生活。素人には煩雑に思えたバレエ業界の描写が、ここにきて大きな意味を持ち始めた。
21世紀の歴史に残る名作が進行中。毎月ダ・ヴィンチを買いましょう。単行本も買おう。リアルタイムで読める喜びを噛みしめて。




舞姫(テレプシコーラ) 7 (7) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

すごく面白い作品で、次の巻を心待ちにしてます。
人間描写がとてもうまいので、千花ちゃんも六花ちゃんもなんだか
自分の娘のように思えてきてしまう・・・。
二人のお母さんやお父さん、先生方など他の登場人物も愛せる人が
多いのでつい作品に入り込んでしまいます。




舞姫(テレプシコーラ) 9 (9) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

山岸先生はわかっている…と思った箇所です。

千花ちゃんが、バレエをやっていて優等生で、クラスの女子から妬まれいじめられ、やっといじめ首謀者とクラスが変わった時、
「今度はできるだけ目立たないようにしよう」と思う。

目立ちたくて自己顕示したがる人が多い中、何もしなくても目立つ者はやっかみや妬みの対象にされて、
目立たないようにしよう、と思う。

この箇所で泣きたくなりました。中々普段表に出せない、わかってもらえない事を、山岸先生はわかっていた。
わかっている人がいたと思ったのです。

また、千花ちゃんは、しっかりし過ぎる程しっかりした子で、この年でこんなできた子なんていないでしょ?と敬遠されるタイプだと思います。
自分も、ここまでできた子は全部は共感できないと思いました。

でも、バレエが、たとえお稽古でもすごくきつくて、ましてプロを目指す子達の間でトップにいるのは、
並大抵の努力ではない事はわかります。才能はもちろん必要ですが、それだけでいられる程甘くはない。
他の遊びや色々な物をを犠牲にして、ひとみちゃんを見てもわかるように、食事の管理も並大抵でなく、
そうした色々な努力をしなかったら千花ちゃんの様には絶対なれないのに。

そうして努力して頑張っているのがわかるから、何も知らずに、気に入らないと言うだけでいじめで引きずり落とそうとする子達が本当に憤ろしかった。
もっと糾弾して、いじめた子がどんな汚いまねをしていたのか表に出して欲しかった。

千花ちゃんの様な立場だとどうなのか、この作品には描かれていて、山岸先生はわかってくれていると、思いました。




ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初は、書き込みが少なくて白い画面に手抜き感を感じましたが、
途中から物語にぐいぐい引き込まれていきました。
展開していく主人公の生き様と壮絶な出来事の流れに、
ただただ、圧倒される。
白い精緻な画面の空白自体に物語が入り込んでいくような、
不思議な感覚でした。

テレプシコーラのときも思いましたが、伏線の描き方が
とても上手いです。
追い詰められた人間の心理や、よりどころを失った人の絶望の表現は
神がかり的としか言いようがありません。

物語終盤のミルタのシーンでは、思わず鳥肌が立ちました。
バレエの世界に渦巻く「怨」の部分を垣間見たような気がします。
恋愛やバレエといったものを描いているのに、その根底に流れる
もっと深い「情」や「業」、「命」を表現しているのは見事。

ある意味完成された1冊だと思います。
テレプシコーラ2部も楽しみです。




牧神の午後 (MFコミックス) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私はバレエを見に行ったこともないし、ニジンスキー・バランシンの名前は知っていたけど、程度の前知識です。
「牧神の午後」では、ニジンスキーを通して「天才」とはなにかを、やはり後世に名を残す振付家ミハイル・フォーキンを語り部としてつづっています。
若い頃の努力といったところはあまり描かれません。衝撃的なデビューを果たしてから神経衰弱を発病するまでがこの作品の時間です。
頂点に立つにはもちろん努力・運・もって生まれた体などいろいろな要素が必要でそれら全部を含めて「天才」といえるでしょう
しかし一点集中式な天才が日常生活に際してみせる奇矯さ、それを羽を持つものは腕がない、と表現した作者の鋭い視点。
ほとんどが私にとっては初めてのエピソードでした。表紙絵に作者のニジンスキーへの愛が読み取れます。
「黒鳥」では、天才肌の芸術家でバレエ命な男バランシンと3度目の妻となった女性マリア・トールチーフが主人公。もちろんプリマとして有名だった人でしょうが、ここでは、妻というより自らの芸術を具現化する夢として女性を愛する男との葛藤が描かれます。マリアとしてもプリマであり、その世界にいるからこそわかる、自分の資質と彼の志向の違い。
新しい女性が現れ、自分の立場が脅かされたときにたどる心の試練。
その時に無くなった祖父の言葉として「不幸は願いさえすれば、すぐやってくるもの」という言葉には胸をつかれます。願わくは、困難や試練があって誰かを恨みたいときでも、悪いほうに考えず、マリアのように苦手と決め付けられていた黒鳥に挑戦して見事に踊りきるような、プラスへの転換ができればという、バレエダンサーたちの人生を借りての作者のすばらしい表現でした。




ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 2巻
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

第二巻。一巻も面白かったが二巻はもっと面白い。一巻がよかったら間違いなく
二巻も買い。かなりの急展開だがうまくまとまっている。
何よりも超スリリング。読んでて打ち切りっぽくてどきどきするから。
「あれ? これってひょっとしてこれで完結? まずくね?」と思う事請け合い。
でもまだ続く。よかったよかった。
結論からすると、オススメ。買い。




ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド5 (MFコミックス)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アキラのバトルや、友情にも燃えるし!
姫さまの可愛さ、かっこよさにもヤラれます!
この作者の描く、質感がいいんですよね。
男女ともに、そして子供もお年寄りも。
肉感というか、質感がそれぞれ「らしくて」。
誰にでも惹かれます。誰も嫌いになれないw
ネームも説明過多にならず、それでいて不足でもなく。
練り込まれているな、と感じます。
毎回、この先が楽しみだと思わせてくれます。
今巻も続き気になります!
男女ともに面白く読める一品ですよ☆
巻末の4コマも毎回楽しみです(笑)




ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 1巻
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日本の財政赤字を肩代わりする代わりに、東京湾埋立地を丸ごと一つ
『ヴァンパイアだけの特別自治区』として租借した、ヴァンパイアの女王ミナ・ツェペッシュ。
過去の誓約を果たし彼女の従者となった高校生、鏑木アキラは
『人間による襲撃』や『吸血鬼内部での権力闘争』を目の当たりにする。
彼は自らの力を尽くしてミナを守ろうとし続けるが……。
と言うお話です。

絵柄は若干秋田書店系ですが、違和感無く読める…といいましょうか。
ヴァンパイア作品ならこういう絵柄の方が合っていますね。
古典的なヴァンパイア物というよりは、ニトロプラスやTYPE-MOONの作品を髣髴とさせる空気感。
彼らの洗礼を受けた人には是非ともオススメしたい一冊です。




ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 4 (MFコミックス)
販売元: メディアファクトリー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ