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和書 467252 (1)



13のショック (異色作家短篇集)
販売元: 早川書房

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中身については特に言うことはありません。
他の方々のレビューにあるとおり、読んで損のない本です。

ただ、装丁について一言。
今回の「異色作家短編集」の最大のポイントは
各巻の解説と装丁の素晴らしさにあると思います。

まったく違う意見のレビューが上がっていましたので、
感覚の違いだと承知の上で、一言いわせてもらいました。




山田風太郎コレクション (3) 十三の階段
販売元: 出版芸術社

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13歳の沈黙 (カニグズバーグ作品集)
販売元: 岩波書店

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黙ってしまった友人を助けるために奔走する男の子の話です。自分の100%をかけて助けたい友人が、13歳の時にちゃんといるということがどれだけ健全で、力の源になることか。
 カニグスバーグは、子どもの感情を否定的な感情も含めて驚くほど豊かに表現していますが、「13歳の沈黙」と「ティーパーティーの謎」は特によいと思います。子どもの時に出会えていたらよかったな.





1945:もうひとつのフランス (4) (1945:もうひとつのフランス 4)
販売元: 国書刊行会

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1960 沢木耕太郎ノンフィクション7 (沢木耕太郎ノンフィクション)
販売元: 文藝春秋

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 本書は1960年の日本を見つめた二つのノンフィクション「危機の宰相」と「テロルの決算」を収録した一冊。「テロルの決算」は社会党委員長と彼を暗殺した少年とが時代の中で鋭く交錯していく様を描いた傑作で、私も文庫で一気呵成に読んだ記憶があります。

 今回私が「1960」を手にした目的は、これまで単行本では読めなかった「危機の宰相」に目を通すことにありました。「危機の宰相」は池田隼人首相が推進した所得倍増政策の誕生から終焉までを追っています。

 物語の中心は、池田隼人と彼のブレーンであった下村治と田村敏雄の3人です。池田・下村・田村は全員が大蔵官僚の出身。しかし決して順風満帆な出世コースを歩んだわけではない「敗者」の3人が、高度成長路線を理論構築していきます。自民党内部にも世論にも彼らの考えを夢想・空論として嘲笑うかのような雰囲気が一時漂いますが、彼らの目標がどう実現していったかは歴史が示す通りです。

 それぞれの人物評伝としてはなかなか魅力的な一冊といえます。彼らとそれぞれの妻とのちょっとしたエピソードなどは生身の人間である彼らの一面を見せており、大変興味深く読みました。

 しかし本書は、そもそも私が本書を手にした際の欲求には応えてくれませんでした。

 私はまさに高度経済成長の落とし子です。生まれた時からテレビも洗濯機も冷蔵庫も身の周りにありました。私を形作ったといっても言い過ぎではないあの経済成長のからくりはどこにあったのか、改めて知りたいという欲求があったのです。

 つまり私が知りたかったのは、高度成長の背景である人物伝や論理構築ではなく、池田政権の個別具体的な金融財政政策です。3人を中心とする高度経済成長論者たちが日々お題目を唱えるだけで日本経済があれだけの飛躍を遂げたわけではありません。本書はそうした政策史が描かれているわけでは残念ながらありませんでした。




(3) トランスクリティーク -カントとマルクス- (定本 柄谷行人集)
販売元: 岩波書店

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古本屋A (Japan)のコメントに「批判的な評価については言えば、1)カント解釈の無理、2)資本主義の対抗原理としてNAMを主張してしまう発想の貧弱、だと思う。マルクスに関する論考は、異論もあるとは思うが、これは独自の視点での優れた「改釈」という前向きの評価で良いと思う。」とあるが、柄谷の本に「改釈」以外を求めていること自体がすでに柄谷への「読みの能力」の限界を自ら示しているにすぎない。
本書だけでなく、柄谷の著書は、或は中上健次にも言えるが、論理的整合性などどうでも良く、むしろ論理的整合性という呪縛をすり抜けつつ「文」を記すかにしか「存在」は無い。





5 姦の忍法帖 山田風太郎忍法帖短篇全集(全12巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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忍法帖短篇はナンセンスかつシュールなものが多いのですが、
この作品集はその集大成といえましょう。
「のぬふ! のぬふ!」がなんとも笑える「姦の忍法帖」は
結局何がしたかったのかに悩みつつも、リングアナウンサーの
如き由井正雪と、それに頷く将軍家光に爆笑させられます。
さらに「〆の忍法帖」では「忍法 馬吸無(バキューム)」

が登場。腹の皮がよじれるシュールさです。




60年代の過ぎた朝 (アメリカ・コラムニスト全集―ジョーン・ディディオン集)
販売元: 東京書籍

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9巻 忍法聖千姫 山田風太郎忍法帖短編全集 (全12巻) (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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『Y十M』でもファンの目を喜ばせている山風屈指のヒロイン・千姫。
『くノ一忍法帖』のその後にあたる本書では、妖しい美貌を誇る魔女として再登場します。その丁寧に描きこまれた美貌と「お千の知ったことではない、勝手に死ね」と言い放つ高慢さ。そしてその妖艶さの虜となる男たちの倒錯ぶりが見物です。

はじめは理解に苦しむ男たちの行動も、ページをめくるたび違和感がなくなっていき、最後のほうでは自分も姫に悩殺されたいと思わせる山田風太郎の筆致。これこそこの作品最大の「妖しさ」かもしれません。




C.S.ルイス著作集〈1〉
販売元: すぐ書房

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