戻る

前ページ   次ページ

和書 467252 (33)



紫式部のメッセージ (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

源氏物語の真の主人公は光源氏ではなく、光源氏をとりまく女性達だった。あなたも男性に人生を翻弄される女性の心の叫びに耳を傾けてみませんか?




メディアは戦争にどうかかわってきたか 日露戦争から対テロ戦争まで (朝日選書(778))
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 メディアの有り様をまとめているものが何かないかと探して発見した
のがこの本。レビューを読むと、特に最近投稿されたものに関しては、
「小器用さだけ」など、かなり辛らつな言葉でけなされている。
しかし、「教科書になった」と満点の評価をしている人もいる。
評価の良し悪しが激しい。
 そこで、どんなものかと思って実際手にとってみることにした。
 最初は「メディアと戦争」という題材的に、重たく、読みにくいかと
も心配だったのだが、実際に読み始めてみると、まったくそんなことは
なかった。とても丁寧に書かれており、丹念に調べ上げられた色々な
記録からの引用も多い。記憶に新しい同時多発テロやイラク戦争なども
盛り込まれており、昔も今も、いかにメディアが色々なことを左右する
大きな力を持つか、改めて考えさせられる。
 メディア利用に関する様々なかけひきも生々しく書かれている。新聞
に連載されて後に単行本化した「カラシニコフ」を対比に挙げているレ
ビューもあったが、「カラシニコフ」のように、エッセイに近いルポタ
ージュとは異なる立場で、具体的な記録を裏付け資料として客観的に書
かれているメディア論であるため、非常に説得力がありわかりやすい。
次々と興味深く読み進められる。
 メディアによって変化する情勢。メディアがもたらす情報によって、
人々がコントロールされてしまう事実は脅威である。本著はそのことに
対し、マスメディア関係者に対して、より公正な報道をと、警鐘を鳴ら
しているようにも思える。
 メディア史としてはもちろんのこと、近代の戦争史としても、様々な
見地から読むことができるので、勉強になる。私には確かに「教科書」
「教養書」として最適だった。関係者の間では「専門書」という扱いに
なるだろうが、メディア関係以外の人や学生にも、「教養書」としてお
すすめできる1冊であると思う。





謡曲を読む (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

謡曲を、能の台本である、という事実から切離して、一個の物語として、読みこんでいく本です。熊野、景清、蝉丸を読みます。

予備知識は特に要りません。能を見たことがなくても、楽しく読めると思います。ただ、古典は初めてという方は、簡単な百人一首の入門書くらいは読まれた方が良いかも知れません。とはいえ、この本も十分古典の入門になると思います。易しい本です。

以下では熊野を挙げます。
「熊野、松風は米の飯」などと言われる様に、平宗盛が愛妾熊野を連れて清水へ花見に行く「熊野」は昔から人気の曲ですが、さっと読んでしまうと、平板で、ただあでやかな錦絵の様に見えます。しかし、どうも宗盛と熊野の関係は一筋縄では行かない、という三島由紀夫の指摘から始まって(著者も、読者の私もそのことに納得している訳ですが)、丁寧に引用や、時代背景を解説しながら、ゆっくり、丁寧に読み進みます。

たとえば、こういった事が書かれています:
熊野が病気の母の身を案じて悲嘆する中で、宗盛が花見に行くのを今日と強引に決めた直後、
「名も清き水のまにまにとめ来れば山は音羽の花盛り」
という台詞があります。この歌自体、本歌取りで花の盛りのイメージを強く喚起しますが、現在の台本ではこれは悲しんでいるはずの熊野の言葉(か地謡)になっています。著者は解釈でこれを宗盛に帰し、この歌によって登場人物達の心の内に華やいだ気持が引きよせらる事を示します。

私の筆力とスペースの限りから、上の例では良く分からないと思われて仕方ありません。
とにかく、漢詩、和歌の引用の背景や、前後とのつながりも書かれていますので、全体を読まれると起伏に富んだ内的ドラマや、眼前の桜の盛りとイメージの中の桜の対比等が、はっきりと像を結んで見えると思います。

変な話ですが私はまた少し、桜が好きになりました。




魯迅と日本人―アジアの近代と「個」の思想
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






忘れ得ぬ俳句 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






対談 笑いの世界 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

関西の誇る、いや日本の誇る二大天才の対談である。
とはいっても、落語家とSF作家の爺さん二人ではあるが。
テーマは漫才、落語、歌舞伎、SF、映画、文学、「笑い」etc.と多岐にわたり、お二人の弁舌はとどまるところを知らず。
チャプリン、マルクス兄弟、エンタツ&アチャコ、エノケン・・・。古今東西の喜劇人、落語家、歌舞伎役者など実名が続々と語られ、その人となり、エピソードが生き生きと語られる。
落語のネタも出てくれば、SF論、文学論、パロディ論だって出てくる。
その語り口は、米朝&筒井両氏の、天衣無縫、遠慮会釈なしのもの(それでもヤバイところは編集されてるんだろうけど)。
このテの世界がお好きな方には、オススメの一冊です。





ヴェトナム歴史の旅 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






史記〈上〉春秋戦国篇 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






史記〈下〉漢武篇 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






史記〈中〉楚漢篇 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ