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和書 467252 (68)



岩野泡鳴全集〈第13巻〉
販売元: 臨川書店

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岩野泡鳴全集〈第14巻〉
販売元: 臨川書店

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岩野泡鳴全集〈第1巻〉
販売元: 臨川書店

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岩野泡鳴全集〈第3巻〉
販売元: 臨川書店

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岩野泡鳴全集〈第6巻〉
販売元: 臨川書店

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岩野泡鳴全集〈第8巻〉
販売元: 臨川書店

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淫蕩学校 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)
販売元: 平凡社

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『ソドム120日』で語られる放蕩の120日が始まる前の、いわば序章部分の翻訳。タイトルはその副題より。4人の非道哲学者は、語り部にさまざまな放蕩を語らせることによって、人間のあらゆる情欲を分析しようと試みる。その方法はもちろん、経験論に基づく実践、つまりサディスティックな饗宴ということになる。原稿を紛失した際、サドが「血の涙を流した」ことからも分かるように、この作品には彼のすべてがあるといっても過言ではない。「すべてを言」おうとする百科全書的精神、ひとを寄せつけない舞台装置としての城、延々と反復される哲学論議と饗宴の描写、語られる美と描かれる醜、数字への偏執的なこだわり、などなど。本書は抄訳だが、こういったサド的世界の雛型として十分に通用する部分が訳されているので、サド入門として恰好の一冊と言えるだろう。
澁澤節がよほど嫌いでない限りおすすめです。




インドで考えたこと・上海にて・キューバ紀行 他 (堀田善衛全集)
販売元: 筑摩書房

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ウイリアム・ブレイク ロバート・ブラウニング (G・K・チェスタトン著作集)
販売元: 春秋社

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世界のかなたの森 (ウィリアム・モリス・コレクション)
販売元: 晶文社

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中篇といって良い短さでコンパクトにまとめられた本書は、中世の騎士道物語の冒険の要素、妖精物語の神秘的な要素がとりこまれ、とりわけ美しいファンタジーに仕上がっています。

登場人物の設定や、物語の細部のエピソードは、けっこう生々しく、おりおり凄惨な場面さえ語られますが、実際に読んだ感じはとても爽やか。
木々の密集した森の中の、むっとするような緑の匂い。小川の水の冷たさと美味しさ。地面をおおうばかりに咲き乱れるちいさな草花の色。読後に思い出すのは、なぜかそういった感覚ばかり。

これは神話や伝説にならった、モリスの簡潔な文体によるものだと思います。
微にいり細をうがった生々しい描写などひとつもない文体は、出来事や事件の合間あいまに読者を立ち止まらせ、読者自身の自由な想像を促します。
わたしたちはそうして立ち止まるたびに、モリス独特の、みずみずしい自然にあふれた物語世界の空気を、存分に味わうことができるのです。
現代の小説も良いけれど、古いロマンスを読むことも、また素晴らしい読書体験です。


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