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和書 467252 (81)



エドガア・アラン・ポオ全集 第5巻 (5)
販売元: 春秋社

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エドガア・アラン・ポオ全集 第6巻 (6)
販売元: 春秋社

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衛藤瀋吉著作集〈別巻〉総索引・総目次 他
販売元: 東方書店

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衛藤瀋吉著作集〈第8巻〉無告の民と政治
販売元: 東方書店

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江藤淳コレクション〈1〉史論 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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悩んでしまう・・・ 勝海舟をリスペクトすべきか、それとも福沢諭吉をリスペクトすべきなのか。
どちらを評価するかで維新の歴史は随分変わって見えるからだ。
本書では、福沢諭吉が『痩我慢の説』(明治二十四年の冬)を書いて勝海舟と榎本武揚に呈示した経緯を紹介している。
《・・・勝氏は予め必敗を期し、其未だ実際に敗れざるに先んじて自から自家の大権を投棄し、・・・立国の要素たる痩我慢の士風を傷(そこの)うたるの責は免かる可からず。
 ・・・独り怪しむ可きは、氏が維新の朝に曩(さ)きの敵国(薩長)の士人と竝立(ならびたつ)て得々名利の地位に居るの一時なり。・・・》
佐幕派の身でありながら、討幕派の連中と寄り添うとは何事か! 恥を知れ! というのが、福翁の意見である。
一方、江藤淳氏は、本書で勝海舟を強く支持している。
「国唯自亡」、つまり「国と云うものは、決して人が取りはしない。内からつぶして、西洋人に遣るのだ」
「彼が引きうけた「役目」とは、いわば陰の役割、旧幕臣をとりまとめてその軽挙妄動をいましめ、国内分裂と内乱の可能性を未然につみとることであった。」
「福沢の諸説とは逆に、勝の後半生は「我慢」の連続であった。この「我慢」こそが彼の「誠」である」
平山洋著「福沢諭吉の真実」によれば、「いままで福沢の手によるとされた日清戦争前後からの「時事新報」の多くの無署名論説や漫言が、
『福沢諭吉伝』の著者である石河幹明のものであり、それを彼が全集のなかにしのびこませ、伝記を書き上げた。」とある。
日清戦争(1894年(明治27年)7月−1895年4月)前後・・・明治二十四年の冬は含まれるのだろうか?
それとも、『痩我慢の説』は福翁自身の手によるものであり、賊軍の不満分子を手なづけ、内戦の芽を防ぐことに挺身した勝海舟像が間違っているのだろうか?
それとも、本書の勝海舟像が正しいのだろうか?




江藤淳コレクション〈2〉エセー (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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江藤淳の堅い文芸評論を読まない人にも、江藤のエセーは一読をすすめたい。
江藤の日本語の美しさは、戦後日本最高のものであろうし、彼の繊細な平衡感覚と強い美学に支えらられた誠実さを強く意識することができるからである。

「保守派」と呼ばれた江藤であったが、他の保守派の論客と全く異なり、敵対するいわゆる左翼陣営からもその孤高の偉業に敬意を払われていた。
そのことはこのエセーを読めばおのずから理解できる。
主義主張の前に、自身の「喪失感」を静かに、しかし強く語り続けた昭和最高のエッセイストとも言えるだろうか。

「私は昔がよかったから昔にかえれといっているのではない。むしろ昔にかえれるはずがないという喪失感を語っているのである。」

「「平和」で「民主」的な「文化国家」に暮し、敗戦によってなにものも失わずにすべてを獲得したと信じ、その満足感がおびやかされることを「悪」の接近と考えている人たちに、戦時中ファナティシズムを嫌悪しながら一国民としての義務を果し、戦後物質的満足によっても道徳的賞賛によっても報われず、すべてを失いつづけながら被害者だといってわめき立てもせず、一種形而上的な加害者の責任をとりながら悲しみによって人間的な義務を放棄しようとは決してせず、黙って他人の迷惑にならぬように生きている人間もいるということを知っていてもよいだろうというのである」(「戦後と私」)




江藤淳コレクション〈3〉文学論(1) (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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江藤淳コレクション〈4〉文学論(2) (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 江藤淳の本を読むのは初めてだった。この本によって僕は江藤淳という人を知り、文学が、僕が生まれる以前から衰退と存亡の縁に立たされ続けていることを知った。もう三十年以上も文学はプロからも素人からもつまらないと思われているのだ。

 僕は賢くないので評論家としての江藤淳を学問的に評価することはできない。ただ、江藤淳の愛を感じることはできた。どこがどうと指摘できないのが残念だ。でも、江藤淳が文学に対して抱いているとても優しくて温かい愛は、僕の心も温めてくれた。
 この人が生きている間に読んでおけばよかった。そんなふうに思いました。




江藤文夫の仕事〈2〉1965‐1971
販売元: 影書房

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江藤文夫の仕事〈4〉1983‐2004
販売元: 影書房

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