和書 467252 (99)

尾関忠雄文学全集〈第2巻〉

尾関忠雄文学全集〈第3巻〉

尾関忠雄文学全集〈第5巻〉

尾関忠雄文学全集〈第6巻〉

尾関忠雄文学全集〈第7巻〉

織田作之助作品集〈1〉

織田作之助作品集〈2〉

織田作之助作品集〈3〉

本書では「土曜婦人」に大方のページが当てられているということに注意した方がいい。実際に買ってみると、値段の割には「土曜婦人」以外のタイトルは、ほとんど十分か二十分くらいで読み終わるものなので、物足りないとしか思われなかった。（新潮文庫の夫婦善哉を持っているので競馬は除外してだが）

しかし、織田作之助の格好よさに、今更ながら惚れ直した。文章中で扱われる文型作品を、残さず読んでみようという気持ちにもなった。

特に小説を書こうという気がある人に読んでもらいたい。一流の作家（本人は二流と言っているが）の鋭さが分かると思う。

小田実評論撰〈1〉60年代―「難死」の思想 など

小田実評論撰〈2〉70年代―世直しの倫理と論理など