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和書 467252 (227)



浮世草子集 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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狂言集 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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 大蔵流茂山千五郎家の現行詞章です。

 大蔵流の狂言台本といえば、1642年の虎明本(大蔵虎明『狂言之本』)が底本となっております。そもそも、狂言台本は、それぞれの流派で句章あるいは演出が少しづつ(あるいは大幅に)違いますが、同じ大蔵流でも、山本家詞章と茂山家詞章では違いが見られます。
 本書の特徴は、狂言台本他書に類を見ない読みやすさにあります。虎明本からの伝統なのか、台詞カギ括弧を改行なしで続けるもの(例:主人「ヤイヤイ太郎冠者おるかやい」太郎冠者「ハァー」主人「いたか」太郎冠者「お前におりまする」主人「念のう早かった」)が散見され、この組み方だと非常に読みにくいところ、当書は一人ひとりの発言がきちんと改行され、しかも二色刷りで印刷されており、また活字組みも余裕をもたせたもので、たいへん読みやすいところとなっております。
 また、註釈も充実しており、聞き慣れない古語にたいしても、説明が短く済むものであれば重複を厭わずに註がつけられています。また、分からない語句の説明だけではなく、曲に内在する思想が説明されていたり(『武悪』など)、当代の登場人物例えば法華僧についての記述があったり(『宗論』など)、演技する際の心構えが、名人たち――茂山千五郎、千作、先代の方々だけではなく、大蔵流山本東次郎さんや和泉流野村万作さんなど――の著書から引用されていたり(多数あり)、実に丁寧に作られているのがわかります。註釈内も二色刷で、本来の註釈は黒、思想説明や引用は臙脂で記述されています。

 いっぽう悪いところ……というほどでもないのですが、若干不満な点もあります。
 それは、収録曲が三十八番と少ないところで、残念ながら『止動方角』『蝸牛』『鎌腹』『くさびら』などが入っていません。当書は全集の中の一冊ではあれ、難しいところでありましょうけれども、この小学館版『狂言集』の丁寧なていで、岩波書店から刊行されている『狂言集』(日本古典文学大系42、43)くらいの量がある曲集を出していただければ、狂言好きの素人としては本当にありがたい。随喜の涙です。
 五十てんでに芋茎の功徳、まった有難ければ随喜のnandaとも、涙とも。




狭衣物語〈2〉 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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落窪物語・堤中納言物語 (新編日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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通勤のお供に読み始めたが、ストーリーの面白さにぐいぐいと 引き込まれ、降りる駅を忘れてしまうほどだった。古典というのは 堅苦しいものと思っている人もいるが、これは辞書なしでどんどん 読める。登場する人物も、いまいる人とそう変わらない。 人に対する接し方や、相手の心を量る方法などいまでも役立つことは 多い。この時代の女性の生き生きした様子が伝わってくる。昔から 女たちはいばっていたのだ。それに付き合わされる男たちも可愛い。




近世俳句俳文集 (新編日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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近世和歌集 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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近世説美少年録〈3〉 (新編日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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近世随想集 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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近松門左衛門集〈3〉 (新編 日本古典文学全集)
販売元: 小学館

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