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和書 467252 (372)



プルースト全集 4 (4)
販売元: 筑摩書房

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プルースト全集 5 (5)
販売元: 筑摩書房

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『ファウスト』と嬰児殺し (新潮選書)
販売元: 新潮社

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「ファウスト」のグレートヘンの悲劇は,1771年にフランクフルトで実際
に起きた嬰児殺しの事件が題材になっている.事件の発端から娘が斬首刑
にされるまでの期間の事柄を,当時の裁判記録をもとに,筆者の私見を交
えつつ,解説している.若きゲーテが,この事件に強い衝撃を受け,
「初稿ファウスト」を書き起こすに至ったのかがわかる.

さらに興味深いことに,多くのゲーテに身近な人々がこの裁判に関係して
おり,ゲーテがこの裁判についての多くの情報を知り得た立場にあった
こともわかる.この本を読むと,「ファウスト」をより一層面白く
感じられるでしょう.




完訳 ファーブル昆虫記 第2巻 下
販売元: 集英社

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この巻は、ほとんどハチが主人公。タランチュラと呼ばれる大きいクモを狩るベッコウバチ。キイチゴの茎に並んで作られるミツバツツハナバチの巣は、茎の随の屑で固められ一列に並んで茎中に作られ、その小部屋には密と花粉が蓄えられ卵が産み付けられ、やがて蛹になる。スジハナバチにはスジハナバチヤドリゲンセイが寄生する。ゲンセイやツチハンミョウはハチの体にとりつき「過変態」とファーブルが名付けた変態様式をする。等々々。

その他、この巻を読んでいて気がついたことは、ハチをはじめじつに多くの昆虫が土をねぐらにしている、ということ。ヌリハナバチは泥で巣を作り、「泥の家」という属名まで持っている。タランチュラも地中に巣を作る。スジハナバチは崖に無数の巣穴を掘る。第2巻上のジガバチ、トックリバチ、ナヤノヌリハナバチ、第1巻のアナバチなど、皆それぞれ独特の土の住み処を持つ。土と昆虫の関係?面白いかもしれない。

この巻に繰り広げられるファーブルの生態観察は実に徹底しており、時に何年にもわたり、何度も何度も繰り返され、忍耐強く長時間続けられ、生活が博物学そのものといって良いほど。勿論、今までの巻でもそのような姿がうかがえた。昆虫記のすごさの依ってくるところの一端であろう。




完訳 ファーブル昆虫記 第3巻 上
販売元: 集英社

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この巻の前半は、ツチバチが主人公。雌は、土にもぐってカブトムシやハナムグリなどコガネムシの幼虫を探しだしその場で麻酔を掛け卵を産み付ける。ファーブルは、その様子を30年間にわたる観察結果に基づき書き付けている。第4巻でも続きが展開されるという。まさに、観察する人ファーブルである。後半は、主にヌリハナバチに寄生するハチやアブの話が中心で、寄生者が、ヌリハナバチの強固な城砦のような巣をどのように侵すのかを追跡してくれる。それらを通して、まさに実証的に進化論の自然選択説を批判的に論ずることにも力を注ぐ。

この巻に限らないのだが、詳しい注が、現代の読者の理解を助けてくれてありがたい。脚注では、同じ用語が繰り返し説明されることも結構あり、素人が繰り返し学習により知識を定着させることを助けてくれる。例えば、「寄生」という言葉に本巻だけで3回の注をつけて(p.135、171、368)いる。訳注でも、ファーブルの時代から現代への知見の進歩を跡づけてくれることも多く、これはとても役立つし面白くもある。例えば、寄生バチは意外に種類が多く、一説では、すべての昆虫には一種以上の寄生バチがいるといわれ、また、その寄生バチが、動物の数を調節する上で特別に重要な役割をしているらしい、ということなども紹介されている、等々である。




人に仕える動物 (ファーブル博物記)
販売元: 岩波書店

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ファーブルの昆虫の世界には、児童向け訳ですら私の興味はついてゆくことができませんでした。この事実に向けて、「児童向け訳だからこそつまらないのだ。ファーブルの文学者的側面を味わえる訳の方が面白い」、という意見が多いのを知り、今度は昆虫にこだわらず、自分の好きな動物たちを語るファーブル作品でその文学的側面を味わいたいと思い、本書を手にしました。
本書は児童向けに訳が直されてはいません。それでいながら原著の構成がポールおじさんと子供との対話形式をとっている=子供を相手に語っている、ので非常に読み易いです。

先ずは自分の知りたいと思う動物のページから開始してよいと思います。その方が楽しいですから。(私はブタから開始しました)
読んでいくうちに、人間に飼育され、仕える存在となってゆく動物たちの歴史=動物たちを飼育し、利用して、自分の都合に合わせて改良し、生活を進化させてきた人間の歴史についての考察に引き込まれてゆきます。その語り口は、描写は、なるほど文学者ファーブルです。
そして話は結構自由奔放にいろいろ語られるのですが、そのどれもがとても面白いんです。
ファーブルの生きた時代と現代は様変わりしている点もありますが、本書の<良さ>とはまるで関係ないことだと思います。かえって、ファーブルの時代を彷彿させてくれて面白いです。




小さな強者たち (ファーブル博物記)
販売元: 岩波書店

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荒らし屋たち (ファーブル博物記)
販売元: 岩波書店

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身のまわりの科学 (ファーブル博物記)
販売元: 岩波書店

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フォークナー全集 26(26)短篇集 3
販売元: 冨山房

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