和書 467254 (133)
一勝九敗 (新潮文庫)
販売元： 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
事業引継ぎからファストリテイリングの立ち上げ、フリースの成功、海外出展の失敗等の今までの生い立ちを『経営者の視点』から書かれている本でした。
執筆時（2003年）の柳井氏の現在のユニクロに対する懸念（主に内的要素）が多く述べられている部分もあり、単純な『自慢』の本ではないような流れです。
企業は変化するものである・失敗は即座にフィードバックできるような体制をつくり、それを次回に生かすことが重要というような持論を自らの経営の歴史から説明している部分が多かったです。
ユニクロ自体がトップダウン→ボトムアップというように企業の成長段階に応じて支持系統を変化させることで成功している点からして、なかなか説得力があり参考になる本でした。
でも、やっぱり最後の年表はいらないかなと感じました。
あと、このような本の特性ではあるとは思いますが、やはり万人向けする内容ではないと思います。
少なくとも、日本的経営給与体系が成果主義的給与体系より優れていると思っている人は読んでいい気分はしないと思います。
一勝九敗
販売元： 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
起業家十戒、経営者十戒だけでも価値があります。
ユニクロの柳井さんが書いた、つぶれない会社を造るための本です。企業の
寿命は３０年と言われています。
会社を新しく起業したかたは、３０年経てば丁度引退してもいい年になりますが、
２９年目に新入社員として入社してきた方はいい迷惑になります。
柳井さんの起業１０戒、経営者１０戒、経営理念を読むだけでも価値のある本です。
一勝九敗でもいいからつぶれない会社にする。
いい言葉ですね。
一生懸命って素敵なこと
販売元： 草思社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
内容は、他の方がレビューされているので、詳しくは、書きませんが、とてもいい本だと思います。
営業にあんまり、関心がない自分でも、大変面白く感じました。なので車の販売や営業職に就いてる人には、大変話が面白く感じられると思います。
車の販売の極意が書いてあります。こうすれば、いいと言うものが、書いてありますが、他の人が真似をするのは、困難かもしれません。
林さんの、バイタリティーや、雰囲気など、完全に他の人を圧倒しています。しかし、人生観など、大変学ぶ所が多く、それだけでも、読んでいいと思います。
結果を出し続ける、林さん、その努力や才能は、簡単には、真似できない物があります。
それと、書いておきたいのは、林さんは、もの凄いプラス思考の人です。
自分は、悲観的な考え方をしてしまうところがあるので、林さんの本は、とてもためになりました。
なんか、大げさかもしれませんが、久しぶりに、初夏の爽やかな風に吹かれたような、気持ちになりました。
他の人はどう思うか、分からないですけど、自分はそお言う、爽やかさを感じました。
最後に林さんの、笑顔がとても素敵で、この年になっても、凄いキラキラと輝いてる人だなと言う印象を受けました。
自分のレビューは、林さんの事をあまりよく知らない、人には分かりづらいと思います。林さんをある程度知っている人に向けて、レビューしました。
![]()
何も無くても夢は無限に広がる―体の切り傷を通して得たわがビジネス哲学
販売元： 致知出版社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
逸翁自叙伝―青春そして阪急を語る
販売元： 阪急電鉄総合開発事業本部コミュニケーション事業部
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
没後220年 蕪村
販売元： 思文閣出版
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
一冊で名作がわかる芥川龍之介 (ロング新書)
販売元： ロングセラーズ
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
一冊で名作がわかる太宰治 (ロング新書)
販売元： ロングセラーズ
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
一冊で名作がわかる夏目漱石 (ロング新書)
販売元： ロングセラーズ
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
一応、中産階級の人間だったら、或る程度のマナーを身につけているとか、ルールは守るとか、適切な外観は維持しておくとかだけではなくて、教養がなければならない。最低、シェークスピアの四大悲劇ぐらいは読んでおかなきゃいけない。というか、ダイジェストぐらいは読んで、感想ぐらいは言えないといけない。つまり、そういう会話ができるってことが、中産階級。夏目漱石ぐらいは知っておくのが日本人の中産階級。とはいっても、『坊ちゃん』ぐらいならば、たま〜にテレビドラマ化されるからいいけど、あとの作品となると・・・
この本は、字も大きくて読みやすくて、助かった。長すぎず、ややこしすぎず、難解な文もなく、すっと読めた。ありがとう。夏目漱石って、こんなに過激な文学者だったのか！明治時代なんかに生まれちゃって、さぞかし大変だったろうなあ・・・これではなあ・・・神経衰弱になって胃も弱るよなあ・・・あらすじ読んだだけでも、夏目漱石がいまどきの作家なんかより、うんと先行ったと感じます。
だけど、明治の中流上層階級の女性って、いまどきの日本女より、はるかにカッコいいみたいですね。いまどきに日本の女性の方が、うんと原始人みたいです。旧石器時代みたい。ほんと。
単なるあらすじ集（ほとんどの作品が網羅されてる！！）だけではなくて、学者さんの短いコメントもついているから、「そうか〜そういう文脈で読めるのか〜なるほどなあ」と、ちょっと驚いたりもできる。クロウトさんは、そう読むんか・・・と。お買い得でした！
カフカ (1冊でわかる)
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
難解で鳴らすカフカについては、分からない方向での議論よりは、まずは分かる方向での理解を積み重ねる方が重要だろう。カフカの名の冠されたテクストをとにかく手に取り、考えていくことが大切だろう。本書はカフカ探求のための、数々のテーマを提示している。読者はその中なら気にいった入り口から、臆せずこの類まれな巨大な迷宮をめぐる旅に出てほしいと訳者は言う。
変身譚…ありえない出来事が、どうにも避けられないという雰囲気の中で起こる。そして、なんの説明もない。グレーゴル・ザムザは、虫に変えられる。どのように、あるいはなぜそうなったかかが分からないままま。
カフカは言葉の芸術家であり、そして彼のテクストは注意深い読みを要請する。綿密に読めば分かってくるものの、彼の言葉遊びを意味解きに腐心したりするのは問題だろう。カフカは、必ずしもそれを理解する必要のない、個人的なほのめかしを楽しんでいる場合がある。
身体の暴力性は、カフカの場合いたるところで、セクシュアリティーと密接に結びついている。ジェンダー化した身体ということである。「流刑地にて」では、堕落した囚人が犬のように四つんばいになる。
カフカは、人生が自身の外部の何かとの関係に基礎を置かねばならない、と断言している。
その何かが人格的な神とみなされるべきかどうかについて、彼は懐疑的である。
カフカの小説の魅力は、読者の知性と感性と両方に働きかける「イメージによる思考」にある。