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和書 467254 (192)



折口信夫と近世文学
販売元: 清文堂出版

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折口信夫論 増補 (ちくま学芸文庫 マ 15-2)
販売元: 筑摩書房

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現在、折口研究では欠かせない一書が待望の文庫化。否応もなくひき込まれる折口の言葉の魅力と危険をともに見定めようという、「表象」にこだわりつつ反発する松浦さんにしかできない芸当です。

あからさまに引用されるデリダだけでなく、なにげなくドゥルーズにも目配せしているのを探すのも面白いかも。

エクリチュール論、天皇論、日本語論、ホモソーシャル論という壮大な構想をつらぬいているのは「不可能性」と「憑依」。折口は「もの自体」への不可能な接近をいかに試みたか。折口の言語活動のもとにある「憑依」がいかに日本的な権力構造なのか。すばらしい!

そして「あとがき」で赤裸々に吐露される松浦さんの心情。。。あー、この人は本当に「文学者」なのだと再度確認できます。




折口信夫―人と文学 (日本の作家100人)
販売元: 勉誠出版

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折口信夫伝―その思想と学問
販売元: 中央公論新社

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 この敬虔なる国学者の愛弟子による師の伝記、どこを取り出しても真率なる学究者の端然たる風姿躍如たるものがある。
 本書は478ページにわたる大著。読者が絶対に読み落としてはならない部分が二箇所あると思われるので、それを紹介するにとどめたい。
 折口にとって、短歌は近・現代の文学の一様式であるだけでなはなく、遠い遠い古代にこの世ならぬ祖先の地からもたらされた、魂のよみがえりの力のこもるしらべであり、声であった。それは古代に一度、招来されただけではなく、人間が情熱をふりしぼって希求すれば、時あって彼の世界からよみがえりのひびきをとどかせてくれるはずの、命の言葉のしらべであった。〈中略〉「歌は日本人にとりついたゴースト」であり、「海彼岸からの声」であり、「歌こそは一期の病い」なのであった。(76ページ)
 折口の死後、晩年に使っていた手帳に未発表の歌が数十首、折につけて書きとめられていた。その最後の方に、次の一首があった。

 人間を深く愛する神ありて もしものいはば われの如けむ

 作者がなお生きていたら、世に発表したかどうかわからない。だが、命終の近づいた頃に深く心に根ざした思いであるに違いない。神はわれの如くであろうと言うのだから、一見不遜の歌に見えるかもしれない。だが、「ひと」を深く愛するのは日本の神の本性である。〈中略〉戦後の八年間を、新しくあるべき日本の神を求めて考えに考え、苦しみに苦しんだのちの思いである(467ページ)。(雅)




折口信夫とその古代学
販売元: 中央公論新社

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折口信夫 独身漂流
販売元: 人文書院

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折口信夫の記
販売元: 中央公論社

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折口信夫の詩の成立―詩形/短歌/学
販売元: 中央公論新社

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折口学と古代学
販売元: 桜楓社

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折口信夫―折口学の水脈 (近代の作家 (1))
販売元: 日本図書センター

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