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和書 467254 (280)



兄弟がいて―私の履歴書 (私の履歴書)
販売元: 日経

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啄木・賢治北の旅 (京都書院アーツコレクション―旅行 (60))
販売元: 京都書院

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正岡子規―人と作品 (郷土俳人シリーズ (1))
販売元: 愛媛新聞社

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教養として知っておきたい「昭和」の名経営者―ビジネスの糧になる知恵、才覚、器量 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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今日は昨日の明日―ジョージ・オーウェルをめぐって (1984年)
販売元: 筑摩書房

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巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 本書執筆の基本コンセプトは、文中に繰り返し明確に示されている。まずプロローグに「正力の八十四年の人生は、日本の大衆社会の趨勢とみごとなほど重なる」「その全体劇は、同時に、大衆の原像が遊弋する昭和という時代を映し出す格好のジオラマ像ともなっている」(上p16)。あるいは「正力の野望の炉心には、大衆の欲望がとりこまれつづけた」「刹那的な欲望と消費文明に狂奔した昭和という時代(中略)の基層に流れる大衆の情念と非合理的な精神をすくいとったという意味あいにおいて、正力はまさに稀代の興行師であり、昭和の化身的存在だった」(下p408)。
 巻末近くに「日本近現代史と個人史とを大衆に媒介してシンクロさせたその生き方こそ、数々の事業を生み出し、棺を蓋うてもなお磁力を失わない、正力の力の真の源泉だった」(下p427)。そしてあとがきで「この本は、“庶民”というものが、いかにして“大衆”というものに変貌したのか、ということが、大きなモチーフとなっている」(下p435)。
 ならば本書タイトルの「巨怪」とは、日本近代に現れた「大衆」でもあるだろう。米価沸騰に憤激して荒れ狂い(米騒動)、関東大震災では流言蜚語に踊らされて「異分子」を虐殺する。戦争報道に熱狂し、しかし戦後はマッカーサーを崇拝し、ミッチー・ブームに熱狂し、ウラン鉱に一攫千金の夢を追い、天覧試合サヨナラホームランによって長嶋を永遠のヒーローに祀り上げる。
(文庫本下巻レビューに続く)





巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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(文庫本上巻レビューより続く)
 正力がこの大衆というモンスターを乗りこなし得た秘密を、著者はその「没理想」「没理念」に見る(上p239、p319)。もちろん、これは大衆の定義でもある。正力は大衆そのものではないにしろ、「刹那的な欲望の水路に大衆を導き込む運河の設計者」(上p191)として、大衆と一体だった。
 正力は周囲に多くの有能な「影武者」たちを従え、彼らの夢や理想を喰らって輝いた。そこには「夢をもった者はその夢を実現できず、夢をもたなかった者だけが、他人の夢を横どりできる、という苦い構図」(上p409)がある。ただし「その実現されたその夢は、いつも形骸化された夢、夢の抜け殻ともいうべきものだった」(上p345)。
 著者は本作の発表後、渡邉恒雄伝の執筆を勧められて腹を立てたという噂を耳にした。それはそうだろう。この著者の関心は、まっすぐに「日本近代の肖像を描くこと」に向かっている。対して、著者が渡邉の矮小さを軽蔑していることは、本書中の記述からも明らかではないか。著者が次のテーマに選んだのは、大衆化する日本社会の中で「真の庶民の姿」を捜し求めることに生涯をかけ、時には捏造に手を貸しさえした宮本常一だった。そこに著者の求める「解」があったかどうか、それは疑わしいと私は考えるけれども…




極限の夢に憑かれたものの究極―ドストエフスキイと埴谷雄高の夢と小説について
販売元: 深夜叢書社

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極説 三島由紀夫―切腹とフラメンコ
販売元: 夏目書房

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 皆さんは、三島由紀夫が、フラメンコにいかに熱い情熱を抱いて居たかを知って居るだろうか?三島由紀夫の人物像を書き変えた驚くべき本である。三島由紀夫と言ふ人物とその文学について、或いは、彼の政治思想と自決について考えようとする人は、必ず、この本を読んで欲しい。

(西岡昌紀・内科医/三島由紀夫の37回目の命日に)




虚構を織る イギリス女性文学―ラドクリフ、オースティン、C・ブロンテ
販売元: 英宝社

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