和書 467256 (278)
朝の詩―詩集 (1983年)
販売元: 花神社
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朝の蛍―自選歌集 (1946年)
販売元: 改造社
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朝日歌壇 2007
販売元: 朝日新聞社
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朝日歌壇の平成18年(2007年)年間入選歌全てが載せられている。冒頭には、年間秀歌として、その中から4人の撰者が10首ずつ選び出され、「評」の言葉がある。ここでは、佐々木幸綱の評言に注目してみたい。
この1年は時事詠・社会詠が減少したのが残念だという。そうした中で、新聞のニュース記事、テレビの映像とは異質の、その土地で現に生活しつつある夕張住民の歌を年間賞に選んでいる。財政破綻で再建団体となった夕張市民が、現在ただいまの夕張の空気を歌ったものである。単なる虚脱感・無力感ともちがう、もっと硬質な無言の世界が広がっている歌である。
崩れゆく砂山の砂とめどなく失語症なり町も人らも 美原凍子
時事詠・社会詠を積極的に採った歌人近藤芳美は半世紀を朝日歌壇撰者であったが、逝去され、その後永田和宏は撰者としてその考えを受け継ごうとしているようだ。その心得として「自分の目で見つけた事象だけを歌おうと心がけることが、社会詠成功の鍵である」と強調している。前掲と同一作者の歌を秀歌10首目に選んでいる。
主なき家のトタン屋根つらかろう凍てつくまんま雪つむまんま 美原凍子
もう一人の撰者高野公彦は「たとえ大きな事件を詠んでいても、物の見方が浅ければ、凡庸な歌になってしまう」と社会的な出来事を詠む場合に注文をつけている。そして、前掲作者の次のような日常歌を秀歌10首中に選んでいる。
げつかすいもくきんどにちあさひるばん一ぜんのはしあらっています 美原凍子
流れゆくものの俳諧―一茶から山頭火まで (1979年) (朝日カルチャーセンター講座)
販売元: 朝日ソノラマ
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朝日俳壇 2007
販売元: 朝日新聞社
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唐宋八家文 1 (1) (朝日文庫 ち 3-35 中国古典選 35)
販売元: 朝日新聞社出版局
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朝日俳壇〈’90〉
販売元: 朝日ソノラマ
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朝日歌壇〈2000〉
販売元: 朝日ソノラマ
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朝日歌壇〈2001〉
販売元: 朝日ソノラマ
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「朝日歌壇に寄せられるのは、みな普通の市民の、それぞれが日常に見つけた喜怒哀楽、心の動きを映した歌群です」(『朝日歌壇2001』あとがき、朝日新聞東京本社学芸部(「朝日歌壇」担当)河合眞帆)というのが宣伝文句。それにしては、掲載される作品に愚にもつかないサヨクのスローガンみたいなのが多すぎるのはどうしてなのですかね。「防衛費世界上位の国にして本気でしょうか介護保険制度」「豊かなる国の腐敗を知らざりし就学生ら社会主義を共に否定す」(いずれもこの本に収録されています)などという短歌のどこが「普通の市民の、それぞれが日常に見つけた喜怒哀楽、心の動きを映した」歌なんですかw? どう見ても「普通の市民」の発想とは思えませんw。
朝日歌壇〈2002〉
販売元: 朝日ソノラマ
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