和書 467256 (295)
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明日は土曜日―渡辺善夫句集
販売元： 朝日新聞社
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明日は日曜―穴井太聞き書きノート
販売元： 邑書林
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「吉良常と名づけし鶏は孤独らし」という一句をなにで見たのだろう。炯眼な顔つきの鶏を「吉良常」と名付けざるを得なかったとき、作者の孤独はさらに深く、地上に影を落としたかにみえる。「鶏も」などと安易な類推ではなく、あくまで「鶏は」と踏みとどまったところに、若さに似ぬ苦さがにじむ。
穴井太についてはこの句と「番長も俺も毛深きゆきのした」以外には知るところがなかった。
この本は穴井太に師事した著者が、平成七年から電話取材をし、その聞き書きをまとめたもの。人と人とのつながりが話題の中心になっているので、俳句仲間ではない読者にとっては、このあたりにやや抵抗があるかもしれない。しかしこの本のハイライトは、俳人穴井太が生れるまでの前半にあり、この二句が象徴している肌触りとそっくりそのままの実人生を読むことができる。この部分だけでも読んだかいはある。
一句はときに一篇のレビューにも匹敵する。引用の二句は、穴井太の生涯のベスト・ファイブにかならず入るということをさらに実感。
句集 明日香
販売元： 角川書店
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飛鳥の断崖―五行歌の発見
販売元： 市井社
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アステカのうた
販売元： 青土社
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エイズ・エイジの混同夢狂走曲 (アスファルト・ブックス)
販売元： 河出書房新社
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アスファルトジャングル
販売元： 文芸社
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明日村圭詩集 筆走
販売元： 新風舎
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兄―井上寛治詩集 (梓叢書)
販売元： 梓書院
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吾妻橋―近藤酔舟句集
販売元： ふらんす堂
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