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和書 467258 (253)



お言葉ですが…〈4〉猿も休暇の巻
販売元: 文藝春秋

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適度な辛口で、嫌みにならずおもしろいです。なかでも、「これは賤しきものなるぞ」が良かったですが、太宰治「津軽」の注釈は本当に文中に出てくる大学教授が書いたのでしょうか?そのかたのHPを拝見したところ、立派なもので、太宰治に詳しく、実際に津軽も訪問されているようで、あの注釈のお粗末さとはかけ離れた印象なのですが・・・。どなたか真相教えて!




お言葉ですが…〈5〉キライなことば勢揃い (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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面白くて為になるという使い古された言葉を言い換えただけですが・・・。




お言葉ですが…〈5〉キライなことば勢揃い
販売元: 文藝春秋

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お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して
販売元: 文藝春秋

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おかしな言葉を軽いノリと重厚な知識で裁く週刊文春の名物コラムも6冊め。
どうも初期のころのような痛快さが感じられないのがさびしい所である。
著者が老齢なので体力が落ちてきたのであろうか?




お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい
販売元: 文藝春秋

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 高島俊男先生の言葉に関する苦言いちゃもん集の最新刊です。今回も一気に読ませていただきました。本当は数日かけてゆっくり読もうと思ったのですが、あまりの面白さに結局2日に分けることしか出来ませんでした。次々と繰り出される話題の豊富さに、先が読みたくなって辛抱がきかなくなったのです。出かける予定を急遽変更してこの本を読み終えてしまいました。

 今回特に興味深く読んだのは次の項目でした。
■「紙芝居とアイスキャンデー」と「誰が小学校へ行ったのか」
 紙芝居屋のおじさんからお菓子を買うことが出来なかったのは貧困層の子どもではなく、そこそこの家庭の子女が多かったことや、明治初期の農村部の子どもらが小学校へ「通わなかった」のは、貧しくて「通えなかった」わけで!はないことなど、読者の思い込みを正してくれる章はなんだか良質な謎解きミステリーを読んでいるようで軽い興奮を覚えました。謎に対して最後に差し出される回答は胃の腑にすとんと落ちるものがあり、思わず「なぁるほどぉ」と独り言を言ってしまったほどです。

■「慶喜(けいき)と慶喜(よしのぶ)」「ヒロシとは俺のことかと菊地寛」
 平民宰相とよばれた原敬を「はらたかし」と読むのか「はらけい」と読むのかについてずっと疑問に思っていましたが、この章を読むことでようやく疑問が氷解しました。通称と実名(じつみょう)というふたつの名前があったという明治のはじめまでの習慣がそのカギです。

■「勉強しまっせ」
 「値下げする」を意味する「勉強」の元来の意味を、この「勉」のみならず「免」という字の意味にまで言及して簡明に説明しています。小学校で「勉」という漢字を習ったときに担任の先生はこんなふうには教えてくれなかった。

 このペースですと「お言葉ですが…」の第八巻が出るのは早くて2004年の春でしょう。う~ん、待ち遠しい。




お言葉ですが…〈8〉百年のことば
販売元: 文藝春秋

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 週刊文春連載中の高島先生の好エッセイ「お言葉ですが…」をまとめた単行本の最新刊です。いつもながらまたまたしっかりと勉強させていただきました。

 殊に漢字に関する先生の薀蓄は、(戦後の国語政策にどっぷりと浸かってしまった私にはさすがに今から実践することは出来ませんが、それでも)中国が生んだ偉大な表意文字文化の奥深さ・味わい深さを余すところなく見せてくれます。

 また、日本人の誰しもが歌ったことのある「故郷」という歌は「童謡」ではなく「唱歌」であることを解説した「からたちの花が咲いたよ」と「赤い靴はいてた女の子」の二編も勧めです。「童謡」と「唱歌」の簡単な見分け方ばかりでなく、「唱歌」を超克せんとして「童謡」の創作活動が始まったこと、そして子供というものを時の社会がどうみなそうとしていたのかといった点についてまで詳述していて、日本の近代社会史を知る上でも大変ためになりました。

 また松山で暮らした経験があってあの街にとても愛着のある私にとっては、漱石が創作した「赤シャツ」と「野だいこ」のモデルは松山中学の教師ではなくて、一高の同僚教師であったとする高島先生のお説には、ほっとする思いを味わいました。ちなみにこの一高の教師ふたりは、「我輩は猫である」の中でも忌むべき登場人物として扱われているそうです。(「ピン助とキシャゴ」参照。)

 次回作が待ち遠しいという思いにさせてくれる一冊です。




お言葉ですが…〈9〉芭蕉のガールフレンド
販売元: 文藝春秋

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 週刊文春連載のエッセイをまとめた単行本シリーズ9作目。今回も楽しませていただきました。

 特に面白く読んだのは「騎馬民族説と天皇」。考古学者の故・江上波夫氏と言語学者の田中克彦氏とがモンゴルの草原で用便をしながら交わした会話というのが主題ですが、これがすこぶるつきで面白いのです。
 昭和天皇が存命中に淋しいと感じては江上氏を呼びつけて騎馬民族説を話してくれるようせがんだという秘話なのです。それが本書の著者・高島氏ならではのちょっとふざけ気味なほど滑稽な味付けをして綴られています。

 もうひとつお薦めなのが「ファミレス敬語はマニュアル敬語」。
 「こちらケチャップに“なります”」、「1000円“から”お預かりします」といった特異な接客用語普及の犯人がわかったというお話です。その元凶はリクルート社が約20年前に制作した接客ビデオだというのです。随分と罪作りな会社です。これが正しい接客用語だ、とばかりに多くの日本人に耳障りな日本語をすり込んでしまったのですから。

 週刊文春の連載1年分をまとめて一冊にするということですから、第10巻が出るのは2006年の1月以降ということになるのでしょう。次回がとても楽しみです。
 




お言葉ですが…〈第11巻〉
販売元: 連合出版

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本当にこれほど面白い深い考察に満ちた痛快なエッセイをなぜ終えねばならなかったんでしょう。残念で仕方ありません。

唐突に終了を告げられたという記述からすると、「お言葉ですが」に載った高島さんの批判が何らかの形でトラブルを起こし、編集部に中止への圧力がかけられたのでしょうか?
そういえば、預言者の解釈をめぐる中で、週刊誌上では掲載されていた北原保雄氏(国語辞典『明鏡』の編集者)への批判・嘲笑が、本書では削除されてまったく別の文面に書き換えられているのですが、もしかしてこれが関係あるのでしょうか?




お話、聞きます
販売元: 徳間書店

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大阪府枚方市民の私にとっては、著者の枚方バンダム氏はそれだけで親近感がわく。吉本芸人の夢を挫折し、自ら話すことをやめ、話を聞くことを試みる。ナイナイの岡村さん以上に小さい彼だが、だからこそ性を感じさせることなく、老若男女が心をぶつけることができるのかもしれない。彼の、否定も肯定もせず、無料で人の話を聞くことのできる懐の深さは本当にすごい。なかなかできることじゃない(私には絶対に無理)。これからの彼に期待したいし、できる限り続けて欲しい。特に心理学やカウンセラー、医療に携わる人に特に読んで欲しい一冊です。


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