和書 467258 (278)
「きょうの料理」のヒミツ
販売元: 平凡社
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後藤さんは、わたしを「トリップ」させてくれる人だ。「きょうの料理」ではおいしい料理を作って味わった気分に、「地球ラジオ」では異国の地で後藤さんの声に励まされる一人の在留邦人になった気分に。そしてほわっと温かい気持ちを残してくれる。
本書では、「きょうの料理」「地球ラジオ」の舞台裏や講師先生のエピソードはもちろん、HPやブログ制作者の協力によるダジャレ集、後藤さんの来歴、仕事観、話し方講座まで披露されている。ファン垂涎の一冊!だ。
後藤さんはとてもクレバーで繊細な人でもある。でも見た目はあくまで少し気が弱そうだけど能天気なダジャレおじさん。それがいい。クレバーな人がクレバーに見えてもつまらない。心にひっかかってこない。さらに、コミュニケーションについて日夜考察するプロフェッショナル。オフの時間でも印象に残った一枚のはがきに思いを巡らせ、人の心を推し量り、自分だったらどう応えるか、よりよいコミュニケーションとは、と考えるプロぶり。そんな人の話し方講座は端的ではっとさせられる。その傍ら、ダジャレ道にも精進しているのだからさすがである。
後藤さんの進んでいる道は、NHKのアナウンサーのメインストリートではないかもしれない。しかし、メインストリートを歩まない人がすてきに輝いているという事実もまた、こんな時代では特に、好ましいことなのではないか。
最後に、後藤さんは「結婚という究極的な選択肢の中には入らない」「小モテ」の人であると分析されているようですが、どうしてどうして、わたしは後藤さんが夫や父親だったらどんなにいいだろう・・・・・とずっと思っていました。
きょうもいい塩梅 (上) (大活字本シリーズ)
販売元: 埼玉福祉会
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きょうもいい塩梅 (下) (大活字本シリーズ)
販売元: 埼玉福祉会
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きょうもいい塩梅 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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これは名エッセイ。
内舘牧子といえば、そのやや特異な風貌(失礼)と、朝青龍問題に代表される横綱審議委員会での舌鋒鋭さが有名であるが、優秀な脚本家であるとともに、優れたエッセイストであることを再確認した。
「アイスキャンデー」や「パン」に代表されるような、いわゆる「有識者の社会常識」に真っ向から反論する威勢の良さは、横審委員そのままであるが、同時にそこには、男社会とそこに生きるものたちを完全には否定しない、繊細かつ穏やかな視線も併せ持つ。
「好きだと思った。こういう食べ方を、そしてこういう食べ方をする男たちを、私は本当に好きだと思った(カレーライス)」
こんな一文が、個人的にはたまらなく好き。
「茄子」や「ビール」「鰻」なんかも良いな。
藤原正彦の解説もまた、素晴らしい。
きょうもいい塩梅
販売元: 文藝春秋
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きょうも一日ありがとう
販売元: 中央出版社
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きょうも一日ありがとう―母とともに筋ジストロフィーの画家15年間の愛の記録
販売元: 主婦と生活社
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きょうも猫日和 猫のいる歳時記
販売元: 実業之日本社
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猫好きにはたまらない、かわいいイラストが全ページにあります。
理屈じゃなく、猫を飼っている人、飼っていた人、飼いたい人にはぜひ手に取ってほしいです。イラストをながめているだけでニコニコしてきちゃうし、身近にいる猫たちがさらにかわいく思えてきます。
366日毎日につけられた加藤由子さんのコメントも、すらすら楽しく読めます~。育てるときのヒントにもなるし、猫のキモチがちょっとだけ分かったような気にもなったり……。
世間は犬人気ですが、やっぱり猫でなきゃ!と思いました。
きょうも猫日和―猫のいる歳時記 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎
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きょうも猫日和―猫楽のすすめ (徳間文庫)
販売元: 徳間書店
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