和書 467258 (387)
そして、モスコーの夜はふけて
販売元: 流通経済大学出版会
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もしソ連が崩壊していなかったら、この本はなかったかもしれない。
田舎から都会に出て、見るもの聞くものに感動し、少しずつ夢を膨らませながら、学業で苦労しノイローゼになり、卒業して普通のサラリーマンになった著者が、その生活の中で体験したことを振り返りながら著述したのが本書である。
その著述の中心が、赴任したモスコー(モスクワ)での生活。盗聴装置がしかけられた「モスクワ・ホテル」の一室が、ソ連から与えられた航空会社の事務所。その赴任先で出会い、生活を共にした人々とのかかわりを中心に当時のモスコーの生活が手に取るように判る。著者の赴任当時モスクワを訪れた首相田中角栄氏や同伴していた田中真紀子さん、不便な環境の中で演奏旅行中のテナーサックス奏者の原信夫氏などの有名人が、上司や同僚の話と共に出てくる。
モスクワでの生活に欠くことのできない車を手に入れるため、ヘルシンキまで買い物に出かける。購入の手続きもさることながら、三車線(中央の一斜線は双方向に高速で飛ばす車の追い越し車線)の道を爆走する。思わず、手に汗を握ってしまう。
広島で偶然にバーで坂本九氏と飲み交わした翌日、日航機が御巣鷹山に墜落し、坂本氏も犠牲者のひとりとなった。
普通のサラリーマンの生活なのに、ドラマチックなドキュメンタリーだ。「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、実話だから面白く、文章の構成や文章そのものに素人を感じさせるところもあるが(よって、☆四つ)、それを差し置いて引き込まれていく。一気に読み切った。
著名な作家の小説からとは異なる感動がある。普通のサラリーマン、海外赴任の経験のある人、これから海外勤務につく人、読み終わると、なんともいえない暖かい感動を受けると思う。お勧めです。
そして、作家になった。 (作家デビュー物語 (2))
販売元: メディアパル
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そしてだれも笑わなくなった―バックウォルド傑作選2
販売元: 文藝春秋
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そしてみんな軽くなった―トム・ウルフの1970年代革命講座 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房
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そしてみんな軽くなった―トム・ウルフの1970年代革命講座
販売元: 大和書房
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そしてわが祖国―怒れ!!日本の若者たちよ (集英社文庫)
販売元: 集英社
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各テーマ別に、日本の現状の奥深い部分まで紹介され、それに対する著者のコメントやアドバイスがもりこまれる。
楽していきる、当たり障りなく生きる、搾取されるならうまく回り込んでいきてやれ、波風立たずにいきる、お金に現状にしばられる。誰しも苦労はしたくないし、しんどい思いもしたくない。現状維持、平穏無事、波風たたず、しかし脳みそと社会の現状をじっくり見つめそれを判断し、いかに生きるべきかの判断をしっかりと下さなければ、知らず知らずの内に搾取され、一搾取対象としてだけで生かされ殺される。
行動を起こすことは、なかなか難しい。しかし刺激を受けることはその前にできる。
1人の足で得られる情報は限られているが、こうした著書を通し、生きるための貴重な情報とアドバイスが得られる。答えを求めても、具体的な答えが返ってこない日本社会にあって、人生のバイブルともなる一冊。
一人一人が賢くなれば、もっともっと自分自身が評価され、今よりももっと楽しく夢のある生き方や生活が送れる。今に甘んじることは易し、新しい扉を開くは難し。一人でも多くの人が感受性を豊かにしてほしい。そんな刺激を得られるであろう本である。
そしてイルカは跳ぶ―人生の詩と真実
販売元: 河出書房新社
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そしてギターはamigoでした―渋谷発25時
販売元: 岩崎電子出版
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そしてママはスチュワーデスになった
販売元: 新風舎
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たまたま手元に届いた自費出版かな?という本でした。
読んでいくうちとまらなくなってその日のうちに読み終えました。
本当は著者ご本人にお手紙で伝えたいと思うくらい
今の自分にぴったりの心境の本で、泣いてしまいました。
わたしには子供はいないけれど、やはり結婚、年齢、
色んな事に制限が増えてゆく「専業主婦」から夢をあきらめないで挑戦する、
というテーマのこの本は、結婚してもママになっても
いくつになっても自分らしく生きたいと本気で願う女性を
勇気付けてくれる一冊だと思います。
自費出版とか共同出版なんて・・と正直思っていたけど
この本に出会えて良かったです。
そして世界は狂いはじめた
販売元: 新潮社
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古舘さんがトーキングブルースで話す時事ネタのような内容でした。
社会がよくわかり、それでいて、ピリッとした批評も心地いい。理屈っぽい。毒もある。何度も笑ってしまう程、面白い内容でした。