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和書 467262 (167)



あしたになれば虹は―フーミン恋愛レシピ (コミックパス)
販売元: 河出書房新社

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「あしたのジョー」心理学概論―“矢吹丈”その心の病 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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「リングの隅で微笑んで眠ったジョー。彼のその後は語られていない。しかし、親密性の課題は完全には達成されていない。『あした』のジョーは、異性との親密な関係を形成し、配偶者選びに専念する、と予測される。」(p251)
 ほとんど共感できた本だが、この最後の1文だけは納得できない。ジョーが異性との親密な関係を形成できるとは、どうしても考えられないからである。性の変容が可能ならば、それは素晴らしいことだと思う。しかし、それが不可能だからこそ、この世に倒錯者が多数存在するのである。語られていないジョーのその後を、あなたはどのように予測しますか?




あしたのジョーの大秘密―矢吹丈とその時代
販売元: 松文館

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あしたのジョーと梶原一騎、ちばてつやをこよなく愛しているひとにはとてもよい本です。
当時の時代背景・作品に影響を与えたと思われる人物や事件を詳細に知ることが出来ます。

「○○家の秘密」「ドラ○○○の秘密」のような娯楽的読み物を期待して読まない事をおすすめします。
作者の思い入れが熱く伝わる、まじめな研究発表レポートです。





あしたのジョーの方程式
販売元: 太田出版

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 今まで『あしたのジョー』に関する研究本は数多く出ているが、今回の一冊は最も熱い内容の書物(著者が『逆境ナイン』『燃えよペン』の島本和彦氏であるから当然といえば当然なのだが)になっている。
 確かに『あしたのジョー』という作品は誰もが認める漫画史上、類をみない異色の名作である。本来、スポーツ漫画、例えば、野球漫画であれば優勝を目指し、ボクシング漫画を例にとっても本来ならばチャンピオンを目指すため、主人公がそれに向かって努力するのであるが主人公・矢吹丈の場合、金や名声が欲しくてボクシングを始めたわけでもなくただ生まれて始めて自分に土をつけた力石徹を倒したいがために(しかも後に力石が元プロボクサーであることを知り、その力石から丹下段平に教わった左ジャブだけがプロなみの本格と認められたことも大きく影響し)ボクシングを始めた事がきっかけである。
 もし、力石がボクサーではなく、空手家やムエタイの選手であれば、ジョーも当然、力石を倒すため同じ世界に身を投じていたであろうと思う。
力石の死後、生きる術を失ったジョーにとってはカーロス戦で復活したように思ってもやはり、どこか自分の死に場所を探すために生地をさまよっていたような気がしてならないし、最後の世界タイトルマッチでチャンピオン・ホセメンドーサーに判定で敗れてもこの死闘で真っ白に燃え尽きることのできたジョーにとってはまさに自分の死に場所を見つけることができ、だからあの最も有名なラストの微笑みながら真っ白になって座っているシーンでのジョーの微笑みも読んでて腑に落ちるいいラストだと思います。

 私自身は『劇場版あしたのジョー2』から入ったので出崎統氏の類稀なる演出とラストのシーンでジョー山中さんの唄うエンディングに感動して『あしたのジョー』を読み始めた世代なので著者・島本氏とは少し異なる考えかなと思いました。





あしたのジョー論
販売元: 風塵社

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題名に誘われて買ってはみたが、期待外れでした。社会批評・社会分析的な内容を期待していたので。

ジョーは死んだのか?なぜジョーは死ななければならなかったのか?なぜジョーはバンタムにこだわったのか?etc.を、まじめに検討するというものですが、かつてのウルトラマン研究序説や磯野家の秘密のような緻密さ?があるわけでもなく、筆者の思いを淡々と語るといったスタイルです。正直、全般的にはあまり説得力あるとは思えませんでした。




あしたのヒロイン (シルエットロマンス)
販売元: ハーレクイン

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あしたのヒロイン (ハーレクイン文庫―シルエット・ロマンス)
販売元: ハーレクイン

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あしたもカンけり (風の文学館)
販売元: 新日本出版社

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あしたラウガレンへ行きましょう―子供の体験した戦争
販売元: 日本図書刊行会

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あした月夜の庭で (“緑の風”読み物シリーズ)
販売元: 国土社

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ずいぶん間があいて、再びまなこちゃんの物語が書かれています。まなこちゃんは1学年上がっただけで、小学5年生として登場します。勝手に私が、その1,その2と呼んでいるだけで、どちらか1冊だけ読んでも充分に楽しめます。

まなこは、相変わらずあんまり学校が好きではない。でも、一応、行くようにはなったのですが、またまた、不思議なご老人たちと知り合いになってしまい、しかもおばあさん、おじいさんたちのアパートは、学校のすぐそばということもあって、しょっちゅう足が向く状態。目の敵のナオミの、大事なものを拾ってしまったことから、絡まってしまった糸が解きほぐされるように、いろんなことが、判明してくるところは、ちょっとぞくぞくするほどおもしろかったです。

やはり、この作品も戦争が残した爪痕が、人の心をどれほど痛めつけ続けているのか、しっかりと見つめられています。中沢さんが、子供達に伝えようとしていることは、不思議な物語でもなんでもなく、本当は、こちらの方に重きがあるのかもしれないと、私は読むたびに感じています。

素敵な人たちとの出会いが、確かにまなこを変えたようです。仲良しではなく、同志あるいはライバルのような存在ですが、ナオミと心を通わせることができるようになったんだもの。優しいまどかさん、元新聞記者の大江さん、高太郎さん、ララさん、三雲さん、イチノセ氏などの、人生を垣間見たまなこは、よくそれを受け止めたね、逃げずにいられたね、と褒めてあげたいくらい。
ささめやゆきさんの挿絵が、やっぱりとてもいいです。中沢さん、このころのように、もう一度、子供の本をたくさん書いて下さい。


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