戻る

前ページ   次ページ

和書 467262 (206)



ある大学人の回想録―ヴィクトリア朝オクスフォードの内側 (SUPモダン・クラシックス叢書)
販売元: 上智大学

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ある女 (Hayakawa Novels)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者から見た母親を客観的に描写しています。教育を受け、自分とは違う生活の中で洗練されてゆく自分の娘に夢と期待を寄せながら、古風で頑なで不器用な愛情表現の”ある女”。母親として彼女を見る目線と1人の女性として母親を見る目線に共感する部分がある方もいるのではないでしょうか。




ある娼婦の秘密の生涯
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本の内容自体が読者の猟奇的な嗜好を満足してくれると思う。
ただ、文学性のまったくない作品であることを覚悟する必要がある。原作のせいでもあるかもしれないが、とにかく訳文の日本語は小学生レベル!
この本に引かれる方には、条件がよければ、本屋での立ち読みがお勧め。蔵書をするほどの価値はない(個人的な観点としては)。




ある学問の死 惑星的思考と新しい比較文学
販売元: みすず書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この本は一言で言うと「カルチュラル・スタディーの教祖」による自己批判の書だと思う。

 要するに彼女はこの本の中でこう語っているのだ。われわれはこれまで「サバルタンの立場で語ることは可能か」とかいろいろ言ってきたけど、結局は英米の大都市のサロン的な雰囲気のもとでの高尚な文学談義の域を一歩も出ていなくて、第三世界の言語を習得してそのテクストを発掘しようとしたり、そのフィールドに足を踏み入れて人々の「語り」にじかに耳を傾けたり、といったことをほとんどしてきてこなかった。だから結局のところこれまで自分たちの仲間うち以外では通じないような小難しい議論を展開することしかできなかったんじゃないか。そういう意味では、アメリカの覇権主義と資本主義の尖兵でしかなかったかもしれないけど、しっかり現地言語を学んでフィールドに足を運び、せっせと「厳密な」学問的成果を発表してきた地域研究の「勤勉さ」を見習うべきなんじゃないか、と。いわば頭でっかちで汗をかくのが嫌いだったカルスタの人が、頭悪そうだけど勤勉で実直な地域研究者の仕事振りをみて、自分達は結局キリギリスにしかすぎないんじゃないか、冬が来たら飢え死にしちゃうんじゃないか、ということにようやく気が付いた、という構図である。

 スピヴァク自身はそれほどたいした思想家でもないと思うけど、自分たちの立ち位置が危機的状況にあるということを正確に認識しているだけ、ノー天気な彼女の取り巻き連中よりは数倍マシだと思う。




ある家族の会話 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
販売元: 白水社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

第二次世界大戦前後を背景にしてユダヤ系イタリア人一家の歴史をたどった作品。
会話と行動描写のみで淡々と描かれているにもかかわらず、行間から湧き出ている怒りや悲しみに心を動かされる。
最後の章の、すべてを乗り越えてきた家族が以前と変わらぬ会話をかわす場面は一筋の光を読者に印象づける。
大げさな感情の表現なしでここまで深く大きな作品を作り出した著者に尊敬を覚えます。




ある家族の会話
販売元: 白水社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ある家族の伝記―マリアン・ソーントン伝
販売元: みすず書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

一女性の時代期を周囲の人々の係わり合いも含めて多数の手紙の引用などとともに表した作品。日常の機微から現れ出るそれぞれの感情の動きなどが時には退屈な箇所もあるが、挿まれるフォースターの情愛細やかなそして理知的な語り口に魅了されます。ある一時期を生きた人々の熟れあいが次の世代にも引き継がれていくことの素晴しさを感じます。




ある少年の物語 (Hayakawa Novels)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ある巡礼者の物語 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私はキリスト教の教義については一般的な日本人と同様にほとんど知らない。第一、聖書についても通り一遍しか読んだことが無いし、それらの内容の理解についても基本的なことが大部分欠けているだろう。

にもかかわらず、ロヨラのこの自叙伝について私は異教徒であるにもかかわらず、尊敬と畏怖の心を持たずには読めない。

その私の心はどこからくるのであろうか。一つにはロヨラが全く神の意思を例えば旧約聖書にでてくる預言者たちのように逃げることなく全てその身に引き受ける行動力によるものである。そしてもう一つ、私が驚いたことは、ロヨラが自分の考えでなく、神の御意思に導かれ、その意思を疑うことなく行動することである。その思考形式は日本の他力思想、特に真宗の教義を思い起こさせ、その類似点には驚かざるを得ない。又、ロヨラが折々に見た数々の奇跡の記述は、私に法然上人が臨終の際に「みなには言わなかったが昔からわが前に常に阿弥陀如来のお姿が見えている」と吐露した言葉を思い起こさせる。

一人の巡礼者がキリスト教のみならず、異教徒の心まで動かすとは、人間の心と言うのは全てどこか共通しているものがあるのか。




ある弁護士のユーモア
販売元: 東方出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

お値段が少々いいので、簡単に「オススメ」とは
いかないのですが、とても面白い本でした。

手にとってはみたものの、
「7年の投獄」
「弁護士資格を2度剥奪」
などの記述を見て、重苦しいものなのでは?と
勝手に判断していました。

しかし、手に取り、読み始めると
その人柄が見え隠れするような文章にとても惹かれました。
いろいろな、私たちの想像を絶するような苦労をされてきたにも
関わらず、文章はとても軽く、しかし、
仰っていることは時に重く(人権に関することなど)
大変興味深く読むことが出来ました。

ただ、韓国のことを全く知らない人が読むには
少し難しいかな、とも思われました。
韓国に住んだことがある、韓国の市民運動などを知っている、
そういう方が読んだら、より面白く読むことが出来るのでは?と
思いました。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ