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和書 467264 (68)



「学校の怪談」はささやく
販売元: 青弓社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この本は、僕自身たまたま本屋で発見して衝動買いしてしまった。
 1990年辺りから1997年位まで、日本全国の小中学生の間でブームとなった「学校の怪談」について、社会的に、また子供の発想性、口承文学などから考察している本だ。そして僕自身、学校の怪談の流行期に現役小学生だった事もあり、クラスメートや親戚の子供たちに怪談を語り怖がらせ快感に浸ってた事を懐かしく思い出す。
 その一方で学校の怪談が最もブームとなった94〜95年と言うと、「いじめ」や教師の体罰問題など学校を取り巻く問題(闇)は増えていった時代でもある。その中で、学校生活に圧迫されそうな子供達が、日常生活である「学校」の中に怪談という、非現実的な「想像」を作り上げ、逃げ場(ポスピタル)を作り上げてたのではないか?という事を感じた。
 この本は、口承文学研究者のみならず、当時子供であった学校の怪談リスナーも一読の価値がある本だ。

 




「日本昔ばなし」再発見! (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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「童謡」の摩訶不思議―おもしろおかしく「謎」を解く
販売元: PHP研究所

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「赤ずきん」の秘密―民俗学的アプローチ
販売元: 紀伊國屋書店

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「超」怖い話Б(ヴェー) (竹書房文庫)
販売元: 竹書房

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第一弾で至極の恐怖を味わったにも関わらず懲りずに第二段であるこちらの本も読破。個人的にはこちらの方が更に奥深い深淵の恐ろしさを携えている様に思えた。正直言うと、小学生じゃあるまいしイイ年してこの本を読んだ日の夜、眠れず朝迄起きてしまいました。暗闇の中で目を閉じる事が怖くて出来ない。第三弾も購入しましたが、暫くの間は時間を空けていたい気分。これからの暑い季節に涼しくなりたい方、必読です。




「超」怖い話∞(エンドレス) (竹書房文庫)
販売元: 竹書房

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シリーズ中では、やや古典的な安藤公平氏の怖さ、平山夢明氏の凄味のある震え上がる様な怖さなどとは一線を画す、まさに正当派の怖さだ。それぞれの物語が妙にリアルで、これらを実話だと言われれば成る程そうかと思う。例えばカセットテープに妙な声が録音されていて、その主は部屋に放置された2体の人形の会話だったりする。到底フィクションとは思えない様な不思議で怖い話ばかりだ。

しかし、おどろおどろしい場面やグロテスクで嫌な場面はほとんど無く、リアルな話で正当派的な恐怖の世界に誘われる。
樋口氏の世界へは安心して入って行けるが、戻ってくる時には真っ直ぐには歩けない。


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