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和書 467266 (71)



近松への招待 (岩波セミナーブックス)
販売元: 岩波書店

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嘘つき男 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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買ってすぐに読破してしまいました。
本当に面白い作品です。翻訳が少し微妙なところもありますが、作品があまりにも面白すぎて気になりませんでした。
ぜひ、読んでいただきたいです。




海の波恋の波 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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「海の波 恋の波」 グリルパルツァー 作

私は失礼します。
  何処へ行くのだ。
     塔の中へ。
       何をしに。
          少し寝みたいのです。

               (番匠谷英 訳  岩波文庫版より引用)

 ヘーローとレアンダーの悲恋戯曲「海の波 恋の波」から

ヘーローと祭司のやりとりを、取り上げてみました。このグ
リルパルツァーの「海の波 恋の波」は悲恋戯曲として有名
で、「トリスタンとイゾルテ」と並び称されています。激流
の海峡を夜毎泳ぎ切って愛するヘーローのもとへ急ぐレアン
ダー。ヘレスポント海峡を挟んだ愛はやがて、レアンダーの
溺死で終焉を迎えます。
 上記で引用したのは戯曲の本筋からは遠く離れた序幕のひ
とコマに過ぎません。しかし今の私の「疲れ」も同じように、
ヘーローの待つ塔を必要しているからなのです。




エミーリア・ガロッティ ミス・サラ・サンプソン (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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訳があまりうまくないですね。
収録作品の『ミス・サラ・サンプソン』について、白水社から出ていた『レッシング名作集』の訳と比べてみればよく分かります。白水社のほうは日本語に合致した短めの文章で、意味がよく分かるようにくっきり訳していますが、この岩波文庫版は訳文が長めで読みにくい上に、意味が不鮮明な箇所が少なくありません。訳者は日本語に訳すという作業の基本――日本人が読んで分からなければ邦訳する意味がない――をよく分かっていないのではないでしょうか。重要な作家ながら訳の少ないレッシングを、入手しやすい文庫本でというコンセプトは悪くないのに、残念なことです。




役の行者 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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大寺学校・ゆく年 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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恐ろしき媒 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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若き作家エルネストとその庇護者ドン・フリアン夫妻の不幸と破滅を通して、「世論」や「噂」の人間に及ぼす圧力と恐ろしさを描いた戯曲。
フリアンの妻テオドーラとエルネストの不倫が噂される事で、フリアンの心に疑いが生じ、潔白だった二人の中も中傷への同情心から接近していく。
非常に社会批判性のある作品であり、こんなにインパクトの強いものは他に無い。文句無く傑作だと思う。




夫が多すぎて (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 小説家に本格的に転進する前のモームの作品。『サミング・アップ』に詳しいが、彼は第一次大戦前には劇作家として名を成していた。話し言葉の上手さには定評があり、そしてその常に「オチ」をつけようとする態度が観客に受けたため、彼の劇の大半は当たったらしい。
 そんなわけでこの作品は喜劇である。夫が戦死したと伝えられていた妻に夫の友人が求婚する。妻がそれを受けようとしていたときに、まさかの夫の帰還。
 バルザック『シャベール大佐』などのように概ねこのような展開は悲劇を生むのだが、そこはモーム。終始明るいノリで、物語には悲劇性の欠片もない。ずるがしこい妻の描き方もいい。
 結末も笑える上にどこかほのぼのとしていて、モームの「まあ、そう気を張らずに生きてけよ」というメッセージが伝わってくる。
 ひどい展開の悲劇も文学。これもまた文学。




オルレアンの少女 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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海神別荘―他二篇 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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鏡花の文体は、一度読み慣れてしまえば、病みつきになるほどに魅惑的で独特のものなのですが、それゆえ、初めて鏡花に触れようとする者を拒んでしまっているとも云えます。もしかすると、小説より、戯曲の方が鏡花世界への扉は開きやすいかもしれません。

この本の表題作である『海神別荘』は、『夜叉ヶ池』『天守物語』と共に鏡花の三大戯曲として数えられています。他の二作に比べると、スペクタルでもないし、それほど大舞台的でもありませんが、それだけに、物語は非常に明確で読みやすく、また、鏡花の思いのたけがより鮮明にストレートに描かれているようにも感じます。

鏡花独特の絢爛豪華な台詞回し、俗世間への啖呵の切り方の小気味良さ。ぜひ一度、味わっていただければと思います。


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