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和書 467266 (226)



シャングリラ
販売元: 角川書店

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上海異人娼館―ダンス・エレマン版
販売元: アートン

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寺山修司の作品はいつだって夢と現実の狭間に漂っている。
宇野 亜喜良が彩りをくわえて、
夢は現実へと流れ出すのです。




シャンハイムーン
販売元: 集英社

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上海についての戯曲と問われれば、まず名前の挙がるのはオンシアター自由劇場の看板演目、斎藤憐の「上海バンスキング」だろう。しかし地味ながらこの作品も忘れてはならない。本作は第27回(1991年、平成3年)谷崎潤一郎賞も受賞している作品だ。

『シャンハイ・ムーン』には賑やかなジャズシーンがあるわけではない。可憐なヒロインも登場しない。主人公は身体中病魔に蝕まれた初老の作家であり、躍動感溢れるシーンも無い。あるのはただひたすら地味な、作家魯迅の地下潜伏生活の場面だけである。

しかしそこは稀有な戯曲作家、井上ひさし氏の面目躍如というところである。作家魯迅に自らを吐露させるあるテクニックを用いながら、喜劇性を持って物語は進行していく。作者自ら認めているように!、現実の魯迅の潜伏生活とはやや時間的なズレはあるものの、巧妙に仕組まれた劇作に笑わされ、最後静かな感動を覚える名作だ。




シャーリー・ヴァレンタイン
販売元: 劇書房

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頭痛肩こり樋口一葉 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ハムレット (集英社文庫)
販売元: 集英社

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父親である前デンマーク王は元応である叔父によって毒殺された。予後とさまよう父王の亡霊に復讐の誓いを立てた若きハムレット王子は策を練り劇中劇で復讐のプロットを組み立てる。そこへ気の狂ったかつての思い人オフィーリアの死が彼女の兄レイアティーズの復讐心を駆り、血で血を洗う復讐劇はかつてないほど残酷な最後を迎えるのです。




吾輩は漱石である (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
販売元: 集英社

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鴎外の名訳があるというので、高校生時代にファウストに初挑戦したが、なにが面白いのかわからなかった。先生に話すと、受験とは関係ないなと言われた。大学生時代だったかに相良訳のファウストが岩波文庫で出たというので読んだ。内容を掘り下げるのに苦労した。自分でも読み方が不十分と思ったし、ゲーテに対する一般的評価とは違いすぎるなと思った。その後、中央公論から手塚訳(手塚富雄訳のことで、池内訳2巻の末尾に出ている手塚治虫の漫画とは別物)が出た。これは面白かった。たしかにファウストは(そういわれるからかもしれないが)、特に第2部が奥が深いなと思った。そして、別の契機から「新訳」というのに興味がわいて、池内訳を読んだ。今までのものとの違いに驚いた。わかりやすさは格段上だ。ただし、この訳を最初に読んだとすると、ゲーテの深みが出ない感じもする。一語一語を理解するのに考えながら読んだ過去のファウストに比較すると、池内訳は「斜め読み」さえ可能である。これは、過去とは違って、時間にゆとりも出来て、ゲーテの「イタリア紀行」を携えながらナポリからパレルモへ船で渡ったり、ヴェネチアを楽しんだり、ギリシャ神話の母国やトロイ遺跡へ行ったりした後で読んだから、よけいにわかりやすかったのかもしれない。ちなみに、シチリア島のパレルモを歩くと、ゲーテの時代を感じることが出来るから面白いものだ。この池内訳は、活字離れの進む今の若者にはいいだろう。ファウストの粗筋を知って、手塚訳か相良訳に挑戦してもらうとよけいにいいと思う。特に、全てを「金銭」で判断したり、片づけようとしている今の日本の社会を見ると、多くの人(若者も高級官僚も政治家も)にファウストを読んで、考えて欲しい(特に第2部)。なお、池内訳では解説が素晴らしい。挿絵は断然、文庫ではない手塚訳のものだ。★4の理由は、新しさ(読みやすさ)と豊富な内容の解説への高い評価に、これだけではゲーテを理解するには不十分であることと挿絵のまずさのマイナス点を加えたものである。




ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
販売元: 集英社

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 ファウストとメフィストの賭けは続く。といっても、舞台も時代も転々と移り、果ては神話の世界にまで至るから、筋を追うだけでは辛い上に勿体無い。
 かつてゲーテが宮廷の要職を放り出してイタリア旅行に出てしまったように、筋は投げ出して、しばし古代のエーゲ海で、豪華キャストによるきらびやかな舞台を楽しまれたい。
 中盤を楽しむほど、終盤の「灰色の女」と契約の「時」は際立つ。

 さて、虚構を常識で裁くのは野暮だが、第一部で直接1人、間接的に2人を殺し、第二部でも・・・。となれば、最終的な志の如何にかかわらず、地獄行きだろう。賭けは当然、メフィストの勝ち、か?

 池内訳の結末は、死を間近にした一老人ゲーテの願望の投影かもしれない、と読者に思わせる。ファウストは人格者というより普通の人だ。訳語、訳文と最小限に絞られた注、という目立たない方法で、新たに大胆な解釈を加えたように私には見えた。
 迷路だらけの宝島が、多くの研究者を惹きつけ、研究書で図書館が建つ。そういう豊かな作品である。




田中澄江の心中天の網島 (集英社文庫―わたしの古典)
販売元: 集英社

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