戻る

前ページ   次ページ

和書 467266 (298)



眠れる森
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 残念ながらテレビドラマでは見たことがないのだが、シナリオを読んだだけで、良く組み立てられているサスペンス、ミステリであることが分かる。
 森の静謐さと禍々しい過去のコントラスト。途中から加速されていく物語の展開、錯綜する人間関係、どんでん返し・・・と、どれも魅力的で厭きさせることがない。さらに人気タレントが演じることで、本放送時の評判が高かったと聞くが、十分納得できる。
 ストーリーもさることながら、巻末のプロデューサーや脚本家のドラマの制作手記も非常に興味深かった。そこでは1クール(3ヶ月)の作品を生みだす情熱と具体的な手法が述べられているからだ。「ドラマって、こう作られるのか」と感心した次第。(このあたりをさらに詳しく知りたい方は「野沢尚のミステリードラマは眠らない」野沢尚著、NHK出版で、詳述されています)

 作者は脚本のみならず小説まで手を広げ、連続して佳作を送り出していた。本作品では「人生は童話じゃないんだ。自分が背負ってしまったものを、一生抱えて生きていくしかない」というセリフを書いた作者であるが、過去の実績の重みを抱えきれなかったのか、自ら命を絶ってしまったのは残念なことだ。




眠れる森の死体
販売元: 而立書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集 (’82)
販売元: ダヴィッド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集 (’83)
販売元: ダヴィッド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集 (’84)
販売元: ダヴィッド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集〈1985年版〉
販売元: ダヴッド社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集〈’00〉
販売元: 映人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集〈’01〉
販売元: 映人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集〈’02〉
販売元: シナリオ作家協会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






年鑑代表シナリオ集〈’03〉
販売元: シナリオ作家協会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

2003年度に劇場公開された10本の邦画作品の脚本・シナリオを
シナリオ作家協会が編纂したオムニバスです。
どの脚本も傑作ばかりですが、特にオススメなのは西川美和監督作品
『蛇イチゴ』でしょうか。オダギリ・ジョー主演で2006年度の映画賞
や脚本賞を総ナメした『ゆれる』の西川美和監督のデビュー作が『蛇イチゴ』
です。主演は雨上がり決死隊の宮迫さん。このデビュー作でも西川監督は
映画賞の新人賞を多く獲得し、映画界を驚異の新人として騒がせました。
ブラックな笑いの中に「人間」「家族」「兄弟」のリアルを描き、その言葉
の選びや、シーンの展開の仕方、その全てが素晴らしく、上手いの一言で舌
を巻きます。

ちなみにこの『年鑑代表シナリオ集〈’03〉』に収録されているシナリオは
以下の通りです。

『blue』監督:安藤尋 脚本:本調有香 原作:魚喃キリコ 主演:市川実日子・小西真奈美
『ばかのハコ船』監督:山下敦弘 脚本:山下敦弘・向井康介 主演:山本浩司 
『チルソクの夏』監督・脚本:佐々部清 主演:水谷妃里
『バトル・ロワイアルU 鎮魂歌』監督:深作欣二・深作健太 脚本:深作健太 主演:藤原竜也
『さよなら、クロ』監督:松岡錠司 脚本:松岡錠司・平松恵美子・石川勝己 原作:藤岡改造 主演:妻夫木聡
『月の砂漠』監督・脚本:青山真治 主演:三上博史
『蛇イチゴ』監督・脚本:西川美和 主演:宮迫博之(雨上がり決死隊)
『ジョゼと虎と魚たち』監督:犬童一心 脚本:渡辺あや 主演:妻夫木聡・池脇千鶴
『ヴァイブレータ』監督:廣木隆一 脚本:荒井晴彦 原作:赤坂真理 主演:寺島しのぶ
『美しい夏キリシマ』監督:黒木和雄 脚本:黒木和雄・松田正隆 主演:柄本佑



前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ