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和書 467270 (10)



風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

陽子の治める慶に話が戻ってきました。
戴冠したものの、いまだに異世界の仕組みになじめていない陽子は腐敗した官僚制度の中で孤立し泥沼にはまっていた。
それを自覚して打開するために市井の生活に降りてしまう。
一方芳では父王を討たれ農村に追われた公主が周りを恨みながら生きていた。
そして百年以上前に流されてきた海客の少女もまた、主となった女仙のもとで卑屈な生活を送っていた。
その三人が他人の道と交差しながら自分の道を切り開いていく様子が微笑ましく描かれている。
当初は引っ込み思案だった女子高生の陽子があまりにも少年っぽく変貌してしまったのが不思議だけど、まあ年齢的にそんな時期でもあるしね。
三人の道が交わり、お互いに成長しつつまた新しい歴史が刻まれていくのでしょう。




風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 星が10個あったら10個つけたいくらい好きです。
 初めて読んだのは6年ほど前で、久しぶりに再読したのですが、ストーリーやキャラクターのことをよく分かっていても十二分に楽しめました。何度も読んでも面白い本なんてなかなかないから、私にとって本当に貴重な作品です。

 三人の少女がそれぞれの問題を抱えていて、それがいつの間にか一本につながる過程の描き方は見事の一言に尽きる。戦のシーンは臨場感があって手に汗握る展開です。

 でもやっぱり、最後、陽子が官吏たちの前で宣言するシーンが一番好きです。陽子の成長も見れるし、王としての力強い宣言がこちらまで勇気づけてくれる。

 考えさせられるせりふがいくつもあります。
 王とか国とかそういうとんでもなく大きなものを扱っている小説ですが、根本にあるのは人間の生き方です。誰でも一度は悩むことに悩んでいる登場人物たちに共感する人は多いでしょう。

 ここ数年、いっこうに新刊が出ていないのをさびしく思います。。。。

 まだまだ読みたいのに!!

 読んでも読んでも、飽きるということがない。
 この作品に出会えたことに感謝しています。

 まだ読んでない人がうらやましいです。
 これから十二国の世界を楽しめるなんて!






十二国記アニメ脚本集 1 講談社X文庫―ホワイトハート
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 十二国紀をアニメ化するにあたっての、脚本家や原作者とのやりとりから裏話、用語解説もあり。原作を読んでない人には、アニメだけではわけがわからない登場人物や妖魔の名前など参考になること請け合い。
 なんで原作と登場人物があんなに違うんだ!と思っていた人(私ですが)にも謎が解けます。




黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1作目同様、いらいらする・・・
あぁ、まただ。
わけがわかんない。
泰麒を、謀ったのは誰?
泰王はどこでどうしているの?
花影はいつもどうしてそんなに
不安だ不安だといっているのか・・・

早く先が知りたいのにページを進めても
何もわからない。
だからといって、飛ばすこともできない

上巻もあと、30ページ余りというところで
物事が見えてくる
それと同時に暴走を始める泰麒の指令

ちょっとすっきりしたけど、
なんかこわい

『・・・・泰麒はどうなってしまうのだろう?』

と、上巻は結ばれる

そんなの、あたしが聞きたいよぅ・・・

そう思いつつ、休むことなく下巻を開いた






黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
販売元: 講談社

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 これは一応、出版されている中では締めくくりの1冊なのだが、やはりこの続きが気になる。ものすごく気になる。気になり続けてもう何年になるだろう(笑)。あんな子だったら持ってもいいなーという可愛さだ、泰麒が嫌いという方はファンの中にはまずおられないだろう。仙でもなく、麒麟としての力もないまま国へ帰った彼。「とら」は借り物で延麒に返さなくちゃだし、どうなったのかわからないと、死んでも死に切れない。




図南の翼―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

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先王が亡くなって27年、恭国は荒れていた。
誰もが新王を望むがなかなか、現れない。
じゃあ、あたししかいない!?

って言うわけで蓬山をめざした珠晶12歳。

なんか、威勢がいいし強気でこういうキャラ好きだなーって、思ったのもつかの間、
なんて小賢しい。口が減らない。あぁ、生意気。
この子嫌い。
でも、読むのはやめられない・・・
歩きながら読んでたしね、実際。

少しずつ、少しずついろんなことがわかっていく珠晶。
それでもやっぱり、まだまだ子ども。
きっと、本当の苦労はこのあとなんだろうなぁって、思う。
まだまだ幼い考えの珠晶がこのあと、どう成長するのか
その続きに期待して、星5つにしたいところをあえて、4つに。
だって、ここで、星5つにしちゃったらこの先それ以上つけれなくなるものね。

このシリーズを1作読み終えるたび、小野不由美さんてすごいなぁって、感心します

それと、最後のほうで、懐かしいひとが登場します。
元気そうでうれしかったな。




黄昏の岸 暁の天―十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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この物語の続きは!!
一番気になるところです。謎が多いし・・・。
現在、十二国期は何年も執筆していない、
(今後も出ない)みたいですが、この続きだけでも
書いてほしい!!

この麒麟が幸せになってほしい。




月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。

 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。
シリーズ第一巻は、蓬莱(現代日本)で高校生をしていた陽子が、突然自分を主と崇める無愛想に麒麟に出会い、異世界に吹っ飛ばされるところから始まります。上巻は新しい世界でなんのサポートも受けられず、裏切りにあったり、襲われたりと散々な旅となっています。こんなに苦労しているファンタジーも珍しい、です。たいていは新しい出会いなんかがあって仲間が増えていくのが横道なので(笑)。上巻は苦しい描写をひたすら追っていくことになります。







月の影 影の海〈下〉十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。

 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。

 下巻になって、陽子はやっとふかふかしたかわいい鼠の姿の半獣、楽俊と出会うのですが、散々な目にあっていたので簡単には信じることができない陽子…。月の影影の海はファンタジーの中でも人間くさく弱い部分を容赦なく扱っている作品で、読み応えがあります。「王」にならずに馴染んだ蓬莱(日本)帰りたいと泣く陽子。どちらかというとおどおどしたおとなしい高校生だった彼女が、いきなり途方もなく大きな役割を与えられ戸惑う気持ちが丁寧に描かれています。後半に登場する頼もしい協力者である、陽子の国「景」の隣国「雁」の王様とその麒麟もなかなか魅力的です。蓬莱(日本)で育ったふたりは500歳…この物語だとほんと長寿のひとが多いので、自然とも大きくなります。「雁」の王様は元戦国武将なんですよ。現代を生きてきた陽子と戦国武将が協力し合っていくのがなんだか不思議と面白くて。下巻はよく読み返します。




図南の翼 十二国記 講談社文庫
販売元: 講談社

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跳ねっ返りの女のコと一方、屈強だが生きるのが不器用な男が、いっしょに旅をする。旅をしながら、女のコは人生を学び、男は人の情のありがたさを知る。
こういう設定は、よくあるかもしれないけど、読む方にしたらハマッちゃうんだよね〜。

珠晶は12歳で国王になるため、妖魔が住む黄海へ旅立つことを決意。旅の途中で用心棒&道案内として雇われることになる頑丘。本書はこのふたりの物語である。
果たして珠晶は国王になれるのか。なぞの人物、利広とは? 妖魔に襲われ、ひとりまたひとり旅の仲間が命を落とす。壮大な物語の結末やいかに。

展開も早くとてもおもしろい内容でした。
この本だけでも十分に楽しめますが、物語の背景にある麒麟や玉座について知りたい人は、「東の海神 西の滄海」を先に読むことをおすすめします(関連する人も出てくるし)。


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